法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)法律学特講(大陸法思想史)法律学特講(大陸法思想史)
西村 清貴Kiyotaka NISHIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0441 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture aims to understand Europe (especially Germany) law thoughts through discussion by lawyers and philosophers.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「文化・社会と法コース」に属する授業である。
ヨーロッパ大陸法(特にドイツ法)を理解するにあたり重要な法律家、哲学者に関する講義を通じて、大陸法思想を理解することを目的とする。
到達目標Goal
1. 大陸法がいかなる共通の基盤を有しているか理解できること
2.ドイツ法思想史において「法」と「法律(制定法)」がどのように区別されて論じられていたかを理解できること
3.日本法が大陸法から何を学び、何を学ばなかったかを理解するための視座を得ること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で行う。
コロナ感染状況や大学の方針等にもよるが、オンデマンド方式による講義に複数回の対面授業を組み合わせる方式を考えている。
なお、対面授業への出席をやむを得ない理由により避けたい受講者のために、
対面授業の内容を録音した音声データを後日配信する予定である。
具体的なスケジュールはHoppiを通じて連絡するため、よく確認すること。
質疑応答については、講義中にそのための時間を設けるほか、講義前後に受け付ける。また、Hoppiを通じた質問も受け付ける。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第一回:はじめに
授業・評価の方法と全体の概要
第二回:古代ギリシアの法思想
古代ギリシアにおける法思想についてみる
第三回:キリスト教の法思想
キリスト教における法思想についてみる
第四回:カントの法思想
ドイツ観念論の哲学者であるイマニエル・カントについてみる
第五回:ヘーゲルの法思想(1)
ドイツ観念論の哲学者であるG・W・F・ヘーゲルの市民社会論についてみる
第六回:ヘーゲルの法思想(2)
ヘーゲルの国家論についてみる
第七回:ここまでのまとめと質疑応答
ここまでのまとめと質疑応答
第八回:歴史法学の法思想(1)
歴史法学を代表するF・C・v・サヴィニーの民族精神論についてみる
第九回:歴史法学の法思想(2)
サヴィニーの法源論についてみる
第十回:歴史法学後の法思想
サヴィニー以後の議論をみる
第十一回:ハンス・ケルゼンの法思想
ワイマール期の法哲学者であるハンス・ケルゼンについてみる
第十二回:カール・シュミットの法思想
ワイマール期の憲法学者であるカール・シュミットについてみる
第十三回:ここまでのまとめ
ここまでのまとめと質疑応答の機会を設ける
第十四回:学期末試験と解説
学期末試験を行った後、模範解答等の説明を行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
配布するレジュメや教科書、下記に挙げる参考書、講義時に記載したノートに基づいて予習復習をすること。教科書については、事前に該当箇所を示す。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
西村清貴『法思想史入門』(成文堂、2020年)、2200円
参考書References
勝田有恒/山内進編著『近世・近代ヨーロッパの法学者たち』(2008年、ミネルヴァ書房)
勝田有恒/森征一/山内進編著『概説 西洋法制史』(2004年、ミネルヴァ書房)
西村清貴『近代ドイツの法と国制』(2017年、成文堂)
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義に対する理解度を学期末試験で確認する(100%)。
大学の方針等により、レポート提出で代替する可能性がある。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
板書について工夫したい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配付等のためにHoppiを利用する。