法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)教育法Ⅱ教育法Ⅱ
村元 宏行Hiroyuki MURAMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A0101 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The purpose of this lecture is to understand the basic principle that supports the education law and student rights.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教育法は、「裁判と法コース」「企業・経営と法コース(労働法中心)」「行政・公共政策と法コース」「国際社会と法コース」および「文化・社会と法コース」に位置付けられています。教育法は、憲法26条に規定された「教育人権」を保障するための法体系のあり方について考究することを目的とする現代法学の一領域です。よって、行政による積極的施策が求められる一方で、行政による教育内容統制が教育人権侵害をもたらす危険性も指摘されています。
伝統的に教育法では、国家による教育内容統制から、いかに国民の教育の自由を守るのかといった問題が重点的に研究されてきました。近年ではこのような伝統的な教育法学説に加え、いじめ、体罰やその他の学校災害対策の究明なども求められています。
そのような状況を踏まえて、教育法Ⅱでは、子どもの人権保障の動向と、学校教育における子どもの人権、そして近年の教育政策の動向について取りあげることとします。
到達目標Goal
子どもの人権保障の国際的動向や国内の課題について理解を深める。学校内部での子どもの人権保障について、人権侵害事件を具体的に学んで理解を深める。
近年の教育政策の動向と課題について理解を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業はレジュメに沿って講義形式で行います。ただし一方通行にならないためにも、毎回小レポート(リアクションペーパー)を提出してもらい、授業の初めにいくつかを取り上げ、全体に対してフィードバックを行うなど、授業に取りいれていきます。
この授業はZOOMを用いたリアルタイムでのオンライン授業を原則とします。URL等は授業支援システムで告知するので、毎回の授業前日に確認してください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:子どもの人権保障の国際的動向
子どもの権利条約に至るまでの国際的動向について
第2回:子どもの権利条約の理念
子どもの権利条約の基本原理について
第3回:国内における子どもの権利保障の動向
子どもの権利条約を踏まえた国内での子どもの権利保障について
第4回:学校における子どもの人権:校則(沿革、学説)
校則をめぐる法的論点について、沿革、学説などを通じて考察する
第5回:学校における子どもの人権:校則(判例)
校則をめぐる法的論点について、判例・裁判例などを通じて考察する
第6回:学校における子どもの人権:体罰(沿革、学説)
体罰をめぐる法的論点について、沿革、学説などを通じて考察する
第7回:学校における子どもの人権:体罰(判例)
体罰をめぐる法的論点について、判例・裁判例などを通じて考察する
第8回:学校における子どもの人権:いじめ(沿革、学説)
いじめをめぐる法的論点について、沿革、学説などを通じて考察する
第9回:学校における子どもの人権:いじめ(判例)
いじめをめぐる法的論点について、判例・裁判例などを通じて考察する
第10回:学校における子どもの人権:その他学校災害
その他の学校事故、学校災害の救済法制について
第11回:最近の教育政策の動向
(教育政策の形成過程)
教育政策の形成過程と問題点について
第12回:最近の教育政策の動向
(最近の教育政策)
最近の教育政策の特色と課題について
第13回:教育改革と学校参加
(現状)
子ども・親・住民の学校参加についての現状
第14回:教育改革と学校参加
(今後の課題)、まとめと試験
子ども・親・住民の学校参加についての今後の課題
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストや関連文献による予習と復習のほか、授業で取り上げる事柄について新聞や専門誌で最新動向をつかんでおくことが求められます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『解説教育六法 2021年版』(三省堂)
参考書References
予習・復習用として推奨するテキスト:姉崎洋一ほか編『ガイドブック教育法 新訂版』(三省堂、2015年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(60%)
授業内小レポート(リアクションペーパー)(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
わかりやすい板書と資料の映示を心がけます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ZOOMが視聴できる環境
その他の重要事項Others
その他履修にあたっての注意事項は開講時に説明するので、初回の授業には出席してください。出席できない場合は、友人などに内容を確認できるようにしておいてください。