理工学部Faculty of Science and Engineering
SSS300XF（社会・安全システム科学 / Social/Safety system science 300）保全性工学Maintenance Engineering
田村 信幸Nobuyuki TAMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H6812 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this course, students learn several ideas and procedures for evaluation and design of maintainability, and mathematical methods for maintenance planning.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
保全に関連した話題は非常に多岐に渡る．本講義では特に保全活動を行う場面で必要な保全性設計と評価のための考え方と手順，及び保全計画構築のための数理的手法について学ぶ．
到達目標Goal
保全方式を分類し，与えられた状況の下で適切な方式を選択できる．保全性の設計や評価を行うための基本的な考え方や手順を理解している．さらに，保全計画構築のための数理的手法の基礎理論を理解し，簡単な問題へ適用することができる．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で行う．また，学生を指名してこちらで提示した質問に回答して貰う等，講義時間内に発言（発表）する機会を設ける．課題の提出とそれに対するフィードバックは学習支援システムを使用して行う．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：保全性設計の基礎
保全の重要性，LCCの定義，保全方式の分類を紹介する．
第2回：保全性設計支援手法
RCMの考え方とLCCの計算について学ぶ．
第3回：保全性評価手法
信頼性ブロック図，FMEAとFTA，デザインレビューの基礎を学ぶ．FTAは確率に関する簡単な演習を行う．
第4回：確率統計の復習1
確率分布を用いた確率と期待値の導出について復習する．
第5回：確率統計の復習2
最尤法と仮説検定について復習する．
第6回：寿命分布の推定
保全を伴うアイテムの寿命分布の推定法を学ぶ．
第7回：信頼性試験
仮説検定の考え方に基づいて1回抜取検査と逐次抜取検査を学ぶ．
第8回：確率過程の基礎1
ポアソン過程と非斉次ポアソン過程の基礎理論と重要な性質を学ぶ．
第9回：確率過程の基礎2
再生過程の原理を紹介し，再生関数の意味と再生方程式の基本的な解法を学ぶ．
第10回：時間計画保全1
年齢取り替えとブロック取り替え，及び再生過程に基づいた定式化を学ぶ．
第11回：時間計画保全2
小修理の考え方を紹介し，小修理を考慮したブロック取り替え方式と再生過程に基づいた定式化を学ぶ．
第12回：時間計画保全3
定期点検と非定期点検について学ぶ．
第13回：異常検知のための数理的手法
マハラノビス距離とサポートベクターマシンの基礎，及びこれらの異常検知への応用について学ぶ．
第14回：まとめ
これまでの内容のまとめを行う．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】必要に応じて1年次の確率統計と2年次の数理統計学の内容を勉強し直す．また，内容が多岐に渡るので，特に中盤以降は毎回1時間程度は復習した方が良い．
テキスト（教科書）Textbooks
特に使用しない．学習支援システムを利用して資料を配布する．
参考書References
必要に応じて講義時間中に指示する．
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験(50%)，レポート(30%)，講義への積極的な参加(20%)で評価する．
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし．
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与ノートパソコン
その他の重要事項Others
取り上げる内容や順番は多少変更することがある．
受講者数が少ない場合は定期試験を実施せず，レポートと講義時間内の演習のみで成績を評価する．
併せて信頼性工学を受講することが望ましい．