理工学部Faculty of Science and Engineering
COS300XF（計算科学 / Computational science 300）信頼性工学Reliability Engineering
木村 光宏Mitsuhiro KIMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H6811 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Reliability engineering is one of the required methodologies to produce high-quality products (including software products) and services. This lecture introduces its basic concepts, mathematical formulations, and some applications to the students. Before joining this class, the students are required fundamental knowledge upon statistics and probability theory.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
当たり前品質としての信頼性の概念，ハザードレートの特徴づけ，確率・統計論に基づいた各種信頼性評価尺度の導出などについて理解を深める（木村担当ゼミへの配属を希望する学生はこの単位を修得すること(D,E以外の評価を得ること)）．
到達目標Goal
信頼性の定量的評価の方法を理解し，データ解析ができるようになること．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式による．非修理系のシステムの信頼性について述べたあと，修理系のシステム，特にソフトウェアの信頼性についても講義する．演習問題のレポートも随時出題される．講評も行う
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回目：信頼性とは
受講に対する動機付け
2回目：確率論再び
確率変数,分布関数,いくつかの特性値の復習
3回目：寿命分布（１）
ハザードレート，バスタブ曲線について学ぶ
4回目：寿命分布（２）
実務において採取される寿命データの種類と，それを用いた寿命分布の推定の方法を学ぶ
5回目：非修理系システムの信頼性（1）
信頼度関数，MTTFなどの評価尺度の導出
6回目：非修理系システムの信頼性（2）
信頼度関数，MTTFなどの評価尺度の導出
7回目：多素子からなる非修理系システムの信頼性（1）
直・並列システムの信頼度,冗長化による信頼度の向上について
8回目：多素子からなる非修理系システムの信頼性（2）
構造関数によるシステムの記述の方法
9回目：多素子からなる非修理系システムの信頼性（3）
より複雑なシステムの信頼度の導出について
10回目：確率過程（1）
確率過程とはなにかについて理解し，基本的なものとしてポアソン過程を学ぶ
11回目：確率過程（2）
非定常ポアソン過程について
12回目：修理系システムの信頼性（1）
故障しても修理して使い続けるようなシステムの場合の信頼性評価尺度であるMTBF，アベイラビリティについて学ぶ
13回目：修理系システムの信頼性（2）
ソフトウェアの信頼性評価の重要性．いかにしてソフトウェアは作られるか．
14回目：修理系システムの信頼性（3）
ソフトウェアの信頼性の評価法について．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】・各種メディアを用いて，日常的なシステムの故障や不具合の記事を探し，読むように心がけること
・確率統計，数理統計学を復習しておくこと
・関数電卓を使えるようになっておくこと
テキスト（教科書）Textbooks
なし．
参考書References
田口玄一（編）：確率・統計，日本規格協会，１９９８．（ISBN 4542801047）
木村光宏，藤原隆次：ソフトウェアの信頼性，日科技連出版社，２０１１．（ISBN 9784817194138）
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験（50%），平素の提出物（50%），ただし日常的に観測する授業態度が最低基準に達しない場合は試験を受ける権利を失う．出席回数は授業態度に強く影響する．コロナ禍の影響等で期末試験をレポートやオンライン制限時間付きテストに代える場合があるが、事前に周知するので注意しておくこと。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
板書の速度について特に配慮する．
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
関数電卓，貸与PCを利用することがある．
その他の重要事項Others
コロナ禍対応等でスケジュール・内容等に変更が生じる可能性があるため、hoppii内の学習支援システムの当科目に関する掲示板等を注意しておくこと。