理工学部Faculty of Science and Engineering
SSS100XF（社会・安全システム科学 / Social/Safety system science 100）生産システム概論Introduction to Production Systems
作村 建紀Takenori SAKUMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H6791 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
A production system is a series of mechanisms to produce value in products and services from raw materials and materials. In this lecture, we learn the basic knowledge of production systems' objectives and the theories and technologies necessary to achieve them. Particular emphasis will be placed on demand forecasting, inventory management, and scheduling. The students will acquire basic skills necessary for future university activities and management of production activities involved in society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
生産システムとは，原料や素材などから製品やサービスの形で価値を生み出す一連の仕組みである．本講義では，生産システムの目的とその達成に必要な理論と技術について，その基礎的知識を学ぶ．特に，需要予測，在庫管理，スケジューリングを重点的に学ぶ．本講義を受講する学生は，今後の大学活動や社会にて関わるであろう生産活動のマネジメントに必要となる基本的なスキルを身につけることを目指す．
到達目標Goal
生産システムの意義とその内容についての基本事項を理解することで，MRPなどのツールや手法を知るだけではなく，生産の仕組み全体をマネジメントする高等技術を身につける．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で行う．演習問題も随時出題される．演習等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定である．また，授業内で挙がった良いコメントは紹介し，さらなる議論に活かす．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：ガイダンス
授業の進め方や資料の使い方などのガイダンスを行う．生産システムを学ぶにあたり，「生産」と「マネジメント」の概念について，それぞれ説明する．生産システムの歴史的背景を例に，その目指すものを学ぶ．
2：需要予測I
生産計画や在庫管理などを適切に行うために必要な需要量の予測について，特に，基本的な定常系列の予測法を学ぶ．
3：需要予測II
トレンドや季節性を考慮した需要量の予測法について学ぶ．
4：在庫管理I
製品需要を既知と仮定した場合の個別品目在庫の管理方法を学ぶ．特に，在庫の種類や関連コストと，基本的なEOQモデルについて学ぶ．
5：在庫管理II
有限な生産能力を考慮したEOQモデルや，数量割引モデルなど，EOQモデルを拡張したモデルについて学ぶ．
6：MRPとBOM
& 生産計画におけるプッシュとプルの考え方を理解し、工場内の商品の流れをスケジューリングするためのMRPを学ぶ．
7：試験・まとめI
前半のまとめとして中間試験を実施する．
8：日程計画I
生産スケジューリングの基礎的な内容を学ぶ．特に，ガントチャートや作業表について学ぶ．
9：日程計画II
ネットワーク・スケジューリング技法の基本として，アローダイアグラムの表現法について学ぶ．
10：日程計画III
ネットワーク・スケジューリングにおける特徴量の導出として，PERTについて学ぶ．
11：日程計画IV
ガントチャートの拡張であるリソースの負荷グラフについて学び，作業人員などの制約を考慮したスケジューリングを習得する．
12：日程計画V
作業時間の推定方法として，簡便な方法である3点見積もり法について学ぶ．
13：日程計画VI
2工程の作業において，ジョブの順序を決めるスケジューリングについて学ぶ．また3工程への拡張法についても学ぶ．
14：試験・まとめII
後半のまとめとして期末試験を実施する．
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業内で扱う演習課題を復習する
テキスト（教科書）Textbooks
特になし
参考書References
・Steven Nahmias and Tava Lennon Olsen (2015) ``Production and Operations Analysis: Strategy -- Quality -- Analytics - Application, Seventh Edition'', Waveland Press.
・Wallace J. Hopp and Mark L. Spearman (2008) ``Factory Physics: Foundations of Manufacturing Management, Third edition'', Waveland Press.
・松井, 根本, 宇野 (2008) 入門オペレーションズ・リサーチ, 東海大学出版部.
・高桑宗右衛門 (2015) オペレーションズマネジメント, 中央経済社.
・田村隆善, 他 (2012) 新版生産管理システム, 朝倉書店.
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義中に出題する演習課題(20%)，中間試験(40%)，期末試験(40%)で評価する．また，講義への積極的な参加も評価する．
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
可能な範囲で演習課題の解説を行う
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし