理工学部Faculty of Science and Engineering
MEC400XB(機械工学 / Mechanical engineering 400)インダストリアルデザインIndustrial Design
下村 芳樹Yoshiki SHIMOMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H5089 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, we will learn the fundamentals on artifacts and their life cycle design method.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人工物とそのライフサイクルの設計方法について基本的な考え方を講述します.
到達目標Goal
人工物とそのライフサイクルを設計するにあたっての基本的な考え方,手法を教育すること目的とします.具体的には,設計の特徴と基本的な設計の流れ,機械のモデリング,概念設計と実体設計,体系的設計方法論,ライフサイクルデザインなどを学び,体系的に人工物設計を行う能力の獲得を目指します.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義のコンテンツは以下の内容を基本としますが、現在の広域感染症影響下の状況を踏まえ、講義の進捗状況に応じて適宜変更します。
第1回:設計過程、設計の基本的な考え方
第2回:体系的設計方法論:概念設計(1)
第3回:体系的設計方法論:概念設計(2)
第4回:体系的設計方法論:実体設計
第5回:公理的設計方法論(1)
第6回:公理的設計方法論(2)
第7回:その他の設計方法論(1)
第8回:その他の設計方法論(2)
第9回:設計に必要な知識(1)
第10回:設計に必要な知識(2)
第11回:TRIZ概論(1)
第12回:TRIZ概論(2)
第13回:一般設計学
第14回:サービス工学,これからの設計と本講義のまとめ
適時、提出された課題、質疑を介して受講生の疑問にフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:設計過程、設計の基本的な考え方
本講義の背景,目的,取り上げる内容,シラバス,成績評価方法,受講上のヒント.関連する文献について詳しく説明をします.また本講義で扱う設計とは何かについて講述します.
2:体系的設計方法論: 概念設計 (1)
基本的な設計プロセスについて説明します.さらにそこにおける概念設計の果たす役割とそこで行われる概念操作の意味について講述します.
3:体系的設計方法論: 概念設計 (2)
設計はその進め方により幾つかの類型に分類することが可能です.この類型に基づきながら,概念設計が果たす役割についてさらに掘り下げることを行います.また機能・挙動・属性といった設計の基本概念について講述します.
4:体系的設計方法論: 概念設計 (3)
体系的設計方法論について概説します.仕様の策定から代替概念の評価までの一連の手順を順を追って説明します.また概念設計以降の実体設計,詳細設計のフェイズについて説明をします.
5:公理的設計方法論 (1)
公理的設計方法論とそこにおける2つの公理について講述します.
6:公理的設計方法論 (2)
公理的設計方法論の派生概念について紹介するとともに,その実際の設計における適用例を紹介します.
7:設計に必要な知識 (1)
製図に用いられる種々の規約を通じて設計に必要な知識を紹介します.
8:設計に必要な知識 (2)
前回に引き続いて,製図に用いられる種々の規約を通じて設計に必要な知識を紹介します.
9:TRIZ概論 (1)
発明的問題解決論TRIZの概要について紹介します.
10:TRIZ概論 (2)
前回に引き続いて,発明的問題解決論TRIZの概要について紹介します.
11:ライフサイクル設計 (1)
人工物のライフサイクルそのものを設計対象とするライフサイクル設計の考え方について講述します.
12:ライフサイクル設計 (2)
ライフサイクル設計に関連する種々の要素技術について紹介します.
13:ライフサイクル設計 (3)
ライフサイクル設計に関する内容を総括します.
14:サービス工学,これからの設計と本講義のまとめ
近年急速にその重要性が指摘され始めているサービスの設計方法論とそれを支えるサービス工学と呼ばれる新しい学際領域について紹介します.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】各回講義終了後に,講義時に紹介したトピック,概念,用語についての確認を兼ねた,追加調査をすることを勧めます.
テキスト(教科書)Textbooks
本講義では教科書を特に使用しません.必要に応じ,文献,資料を配布します.
参考書References
本講義では参考書を特に使用しません.必要に応じ,文献,資料を配布します.
成績評価の方法と基準Grading criteria
本講義の成績評価は,小テスト,レポート課題評価結果から総合的に判断します.その成績判定の目安は,平常点(60%),小テストおよびレポート課題(40%)です.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
マルチメディア教材を駆使することにより,直感的に理解しやすい説明に留意します.また,重要な概念については,それ関連する社会における実例を併せて紹介することにより,より具体的で確実な理解を促すための工夫を行います.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
本講義ではパワーポイントを使用します.また内容に応じてDVD等のマルチメディア教材を併用します.