理工学部Faculty of Science and Engineering
MEC300XB（機械工学 / Mechanical engineering 300）機械設計製図Machine Design and Drawing
御法川 学Minorikawa GAKU
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | H5079 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3,火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
This course is aimed to acquire the following abilities,
1. To determine the specifications of simple mechanical devices and to create drawings that can produce and operate mechanical devices.
2. To reflect the information on technology related to machine design, work, quality, safety, cost etc together in design.
3. To perform modeling work using 3D CAD.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
１．簡単な機械装置の仕様を決定し、機械装置の製作や操業が可能な図面を作成できる能力を養う。
２．機械設計に関する技術、作業、品質、安全、コスト等の情報をまとめて設計に反映できる能力を養う。
３．3次元CADを用いて上記を満たすモデリング作業ができる能力を養う。
到達目標Goal
上記の課題を通じて、授業等で習得した機械設計の応用的技術を体得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
簡単な機械装置に関する設計製図において、各自が異なる仕様の下での設計計算、作図を行う。計算、作図においてはExcelやSolidWorksを用い、PCベースの設計製図ツールを積極的に利用する。
提出された課題に対して適宜フィードバックを行うとともに、その後の授業内容に対してそれを反映する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
授業の進め方について説明し、対象とする機械装置について概説する。各自が設計する仕様（要目表）および関連資料を配布する。
第2回：簡単な機械装置の構想と計画
動力を持たない簡単な機械装置（豆ジャッキなど）について、ポンチ絵、構想図により設計構想を立て、仕様を決定する。
第3回：簡単な機械装置の設計計算
機械装置の仕様を満たす主要寸法を計算し、構想図に反映する。
これらの結果を計算書としてまとめる。
第4回：簡単な機械装置の設計製図（3Dモデリング）
構想図をもとに、詳細な寸法を決め、3DCADによるモデリング（パーツ、アセンブリ）を行う。
第5回：簡単な機械装置の設計製図（2D図面作成）
3DCADモデルから、JIS機械製図に則った2D図面を作成し、部品図、組立図を完成させる。
第6回：やや複雑な機械装置の構想
動力を持つやや複雑な機械装置（渦巻ポンプなど）について、ポンチ絵、構想図により設計構想を立て、仕様を決定する。
第7回：やや複雑な機械装置の設計計算（軸系の強度計算）
機械装置の仕様を満たす動力伝達部分（軸系）の主要寸法を計算し、構想図に反映する。
これらの結果を計算書としてまとめる。
第8回：やや複雑な機械装置の設計計算（性能を満たす要素形状、寸法の決定）
機械装置の仕様を満たす機能要素部分（羽根車、渦巻ケーシングなど）の主要寸法を計算し、構想図に反映する。
これらの結果を計算書としてまとめる。
第9回：やや複雑な機械装置の設計製図（軸系の3Dモデリングと2D作図）
構想図および計算書をもとに軸系の3Dモデリングを行い、JIS機械製図に則った2D図面を作成する。
第10回：やや複雑な機械装置の設計製図（要素形状の3Dモデリング1/2）
構想図および計算書をもとに機能要素部品（羽根車など）の3Dモデリングを行う。
第11回：やや複雑な機械装置の設計製図（要素形状の3Dモデリング2/2）
構想図および計算書をもとに機能要素部品（ケーシングなど）の3Dモデリングを行う。
第12回：やや複雑な機械装置の設計製図（要素形状の2D作図）
3Dモデルをもとに、JIS機械製図に則った2D図面を作成する。
第13回：やや複雑な機械装置の設計製図（アセンブリと周辺部品構成）
軸系要素、機能要素の3Dモデルをアセンブリして組立図を完成させる。同時に詳細寸法の決定、関係部品の選定と作図を行う。
第14回：最終報告
組立図のチェック、計画、計算書、部品図の提出、プレゼンテーションを行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】貸与PC上で、Excel、SolidWorksが動作することを確認のこと。
テキスト（教科書）Textbooks
授業で配布します。
参考書References
平野重雄・関口相三, モノ創り＆ものづくり アイデアから具現化まで, コロナ社
JISハンドブック 機械要素
など
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価方法：毎回の進捗確認（提出物）、中間報告、最終報告の内容によって総合的に評価する。
評価基準：上記の評価で60%以上達成している学生を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
配布資料の修正・改善
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与ノートPC、関数電卓など
その他の重要事項Others
国内外での企業実務経験、海外大学での研究経験を持つ教員が、その経験を活かし、研究や実務面での応用を踏まえた上で講義を行う。