理工学部Faculty of Science and Engineering
MEC200XB(機械工学 / Mechanical engineering 200)制御工学ⅡControl EngineeringⅡ
石井 千春Chiharu ISHII
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H5154 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
This course introduces modern control theory which has been applied in fields of automobile, robot and aerospace, together with foundation of digital control. In addition, actuator and sensor which are the fundamental components of mechatronics system are also introduced.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、自動車やロボット、および航空宇宙分野で利用されている現代制御理論を中心に、ディジタル制御の基礎、およびメカトロニクス機械の基本構成要素であるアクチュエータ、センサについても学ぶ。
到達目標Goal
1.システム制御に必要な数学が理解できる
2.状態方程式によるシステムのモデル化方法が理解できる
3.可制御性,可観測性,安定判別等の制御系の解析方法が理解できる
4.状態フィードバック、状態オブザーバ等の制御系の設計方法が理解できる
5.現代制御理論に基づいた安定化制御シミュレーションを行うことができる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は、制御理論、センサ技術、演習から構成し、講義中あるいは終了後に関連した演習問題を行う。
本年度は、対面授業とオンライン授業を併用した開講となる。詳細については、授業開始日までに学習支援システム(Hoppii)に提示する。
適時、質疑によって受講生の疑問にフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:現代制御概要
現代制御を学ぶために必要な知識、メカトロニクス機械の紹介など
古典制御と現代制御の関係
第2回:システム制御に必要な数学1
・行列式と逆行列
第3回:システム制御に必要な数学2
・行列のランク
・固有値と固有ベクトル
第4回:状態方程式の導出
状態方程式の導出
第5回:状態方程式の解
状態方程式の解
第6回:線形システムの安定性
線形システムの安定性
第7回:システムの可制御性と可観測性
システムの可制御性と可観測性
第8回:状態フィードバック制御の基礎
状態フィードバック制御の基礎
第9回:任意極配置による設計法
任意極配置による設計法
第10回:状態オブザーバの概念
状態オブザーバの概念
第11回:同次元状態オブザーバの設計法
同次元状態オブザーバの設計法
第12回:MATLAB/Simulinkによる演習
MATLAB/Simulinkによる演習
第13回:コンピュータ計測、信号変換・処理・分析
・AD変換
・フーリエ変換
第14回:モータとセンサの基礎知識
モータの種類と特徴、動作原理
長さ、角度、角速度の測定、力の測定、生体計測
センサの種類と使用方法、活用例など
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業で行う演習の際に、MATLAB/SIMULINKを使用するので、いつでも利用できるようにしておくこと。
テキスト(教科書)Textbooks
「Scilabで学ぶシステム制御の基礎」橋本洋志,石井千春 他著(オーム社)
参考書References
「計測システム工学の基礎」西原 主計,山藤 和男 著(森北出版)
「Scilab/Scicosで学ぶシミュレーションの基礎」橋本洋志,石井千春 著(オーム社)
成績評価の方法と基準Grading criteria
数回の授業において演習を行い,シミュレーションを行うレポートも提出してもらう.授業時の演習およびレポート40点満点,期末試験60点満点とし,総合得点60点以上を合格とする.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で行うMATLAB/SIMULINKの演習の際は、学生の進行状況をよく確認して演習を進める.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
基本的には板書により講義を進め,講義の理解を深めるため授業の中で制御系ソフトウェアMATLAB/Simulinkによる演習を行う.
その他の重要事項Others
実務経験なし.