経済学部Faculty of Economics
LANe100CA(英語 / English language education 100)Reading and Interaction BReading and Interaction B
野村 誠二Seiji NOMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K1740 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | class 2 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 外国語科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This course is designed primarily for business-major students to focus on improving their skills in reading English as well as enhancing their skills in writing English business letters. The course shall be performed by lectures based on the textbooks, reading current topics relating to international economy and business by using articles of business magazines in English and writing business letters in English relating to international trade practices. The class is a mixture of a lecture and participation by students.
授業で使用する言語Default language used in class
英語 / English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
英語の4技能である「読む」「聞く」「書く」「話す」のうち、読む力(リーディング)の向上を中心に、書く力(ライティング)の養成も目指します。リーディングでは、テキストと補助教材として使用する『Nikkei Asia』や『Bloomberg Businessweek』等の英語経済誌の記事を読み進めることで、ビジネス(およびその背景を含む)と英語に対する理解を深めていきます。また、ビジネスライティングのスキルの醸成のために、テキストの構成に合わせた講義のほかに貿易取引を中心とした英文ビジネスレター作成の演習も行います。
到達目標Goal
この科目は企業の現場でのビジネスの為に必要とされる英語能力の向上とコミュニケーション・スキルの習得を目的とします。具体的には、テキスト並びに補助教材として使用する英語経済誌の記事を読み進めること、および英文ビジネスレター作成の演習を通じて、アジアを中心とするグローバルビジネスと英語に対する理解度を向上させると共に、積極的な議論を通してグローバル⼈材に求められるコミュニケーション能⼒を⾼めることがこの授業の到達目標です。高度な経済記事のリーディングと商業文のライティングの演習を通じて、実務の現場での英語によるビジネスコミュニケーションができる能力を身につけることができるようにします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
英語 / English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回リーディングとライティングの課題が交互に与えられます。各回の授業の最後に次回の授業で取り上げる経済記事または英文ビジネスレター作成の演習課題を伝えますので、履修学生は次週までにそれらの課題を事前に学習し、授業に参加してもらいます。各授業(第1回目を除く)では、記事に対する説明や英文ビジネスレターの作成を通じて、ビジネスに関する知識を学ぶと同時に、各⼈の積極的な発⾔によりディスカッションを進めていきます。秋学期では、特に企業のケーススタディを通じたグローバル・リダーシップに関するテーマを取り上げていきます。リーディングとライティングの課題は、担当者を割り当て、発表またはプレゼンをしてもらいます。そのための予習、準備時間が要求されます。発表(プレゼン)の内容を基に、クラス全体またはグループで課題に対するディスカッションを行います。英文ビジネスレター作成の演習は、春・秋学期を通して、一連の商業文の英作文能力を身につけます。
秋学期では、インタラクションの時間をもっと増やすようにします。
毎回の授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行うほか、最終授業では、13回までの講義内容のまとめや復習のほか、授業内で行った試験や課題等に対する講評や解説も行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
Case 1: Initiating World's Biggest Joint Marketing Project
授業の概要と進め方の説明
春学期の振り返り
テキストのCase1
2:Case 2: Creating Value and Making a Difference
テキストのCase2
日本企業に関する英語経済誌記事についての発表(プレゼン)とディスカッション
3:Case 3: Enhancing Luxury Brand Identity
テキストのCase3
中国企業に関する英語経済誌記事についての発表(プレゼン)とディスカッション
4:Case 4: Changing a Big Company with Management of Technology
テキストのCase4
三大船積書類に関する英文ビジネスレター作成の演習
5:Case 5: Reviving a Leading Brand
テキストのCase5
アジア(中国除く)企業に関する英語経済誌記事についての発表(プレゼン)とディスカッション
6:Case 6: Negotiating with Headquarters
テキストのCase6
注文に関する英文ビジネスレター作成の演習
7:Case 7: Making a Challenging Business Profitable
テキストのCase7
北米企業に関する英語経済誌記事についての発表(プレゼン)とディスカッション
8:Case 8: Becoming a Representative Corporate Citizen in China
テキストのCase8
信用状に関する英文ビジネスレター作成の演習
9:Case 9: Developing New Business in Emerging Markets
テキストのCase9
欧州企業に関する英語経済誌記事についての発表(プレゼン)とディスカッション
10:Case 10: De-centralizing Marketing Strategies
テキストのCase10
荷為替手形に関する英文ビジネスレター作成の演習
11:Case 11: Competing with Big Companies by Establishing a Regional Brand
テキストのCase11
オセアニア企業に関する英語経済誌記事についての発表(プレゼン)とディスカッション
12:Case 12: Sustaining Brand Identity and Global Business Strategies
テキストのCase12
船積みと決済に関する英文ビジネスレター作成の演習
13:Case 13: Enhancing Global Brand Communication
テキストのCase13
中南米・アフリカ企業に関する英語経済誌記事についての発表(プレゼン)とディスカッション
14:試験・まとめと解説
期末テストと授業のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
課題は学期中に1−2回提出を求めます。本授業の準備学習・復習時間は、合わせて2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
『Global Leadership: Case Studies of Business Leaders in Japan(ビジネスケースで学ぶグローバル人材の条件)』中谷安男、Ryan Smithers 共著、金星堂、2015年、1900円(税別)。
参考書References
『日商ビジネス英語検定 3級公式テキスト(改訂版)』日本商工会議所編、日本能率協会マネジメントセンター、2012年、1600円(税別)。
その他のリファレンスや参考文献は、開講時に指示する。
経済記事に関わる補助教材資料、ビジネスレターの課題などは毎回の授業で配布する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業での平常点(発表(プレゼン)の内容とディスカッションへの参加度・貢献度)30%、課題提出30%、期末テスト40%での総合評価とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
参加型の授業をすすめるため、課題、テーマや取り上げる英語経済誌の記事選びなどについて、学生の意見を取り入れて行きます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
英和辞典または英英辞典(いずれも中辞典クラスのもので、電子辞書も可)を毎回持参すること。また、英語経済誌記事に関する発表(プレゼン)および英語ビジネスレターの作成にはPC(パワーポイントまたはワード)を用いること。
その他の重要事項Others
担当教員は、外資系証券・投資運用会社の経営(マネジメント)、内部管理部門(コンプライアンス、人事、総務、オペレーション)での22年以上の実務経験を有します(うち、6年2か月間は日本法人の代表取締役を務めています)。この実務経験を、海外拠点や海外の顧客との間の豊富な英語によるビジネス・コミュニケーションの経験として、本授業に活かします。
なお、このシラバスは講義の進行状況に応じて変更されることがあります。