教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
図書館演習Seminar on Library Science
丹 一信Kazunobu TAN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6811 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間 |
曜日・時限Day/Period | 火1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
The outline of the lesson is as follows.
1. We will aim for improvement of information literacy
2. We aim to improve the skill of information retrieval.
3. We will make a comprehensive learning opportunity for libraries.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
当科目は、図書館司書課程における基礎的内容を理解した上で履修することを想定しており、履修登録に際しては,【その他の重要事項】を必ず確認してください。前年度までに修得しておくことが望ましい望ましい科目もあります。(四年生、大学院生、通信教育部、科目等履修生は除く)
なお、教室の関係で受講者の選抜を行います。詳細は最下欄の項目を参照のこと。初回の授業参加は必須です。
図書館司書課程の応用かつ実践的授業と位置付けています。授業の概要は以下の通り。
1.情報検索のスキルの向上を目指します。
2.情報リテラシーの向上を目指します。
3.図書館に関する総合的な学びの機会とします。
到達目標Goal
春学期の到達目標は、情報検索のスキルを検索技術者検定3級合格レベルとすることです。各種のデータベース、ツール等を用いて、情報検索を効率的に行うスキルを身につけます。
秋学期は、実用に耐えうるパスファインダーの製作し発表することが第一目標です。また図書館の実地見学を行うことにより、図書館の実際についての理解を深め、その調査結果のプレゼンテーションを行います。さらに専門図書館・大学図書館・データベース提供事業者などの図書館関連の事業についても深く学び、情報専門職とは何か、理解に至ることが到達点です。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
春学期は、検索技術者検定3級合格を目指して、情報検索について総合的に学習します。各種データベースの演習を徹底して行います。演習中心の進め方となります。
秋学期は、また図書館サービスの一環としてのパス・ファインダーを作成します。
演習形態が中心となりますが、社会情勢が許せば、図書館見学も行う予定です。
毎回リアクションペーパーを配布し、皆さんからの自由な質問等に解答します。
履修登録はこのガイダンスの内容を理解した上で行ってください。
また学習支援システムの説明も熟読してください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:授業ガイダンス
春学期授業の進行説明及び授業用グループウェア(HULiC)の利用方法
第2回:レポート論文の書き方
レポート論文の書き方について学習します。
第3回:情報検索概論
情報検索の基本理論と仕組みについて、学習します。
第4回:情報資源と情報サービス機関
データと情報;一次情報と二次情報およびそれらの情報資源の種類などについて
第5回:ネットワーク情報資源の検索と種類
ネットワーク情報資源の検索:ネットワーク情報資源の種類
第6回:ネットワーク情報資源の検索と種類
ネットワーク情報資源の検索:ネットワーク情報資源の種類
第7回:ネットワーク情報資源の検索と種類①
ネットワーク情報資源の検索演習:図書、雑誌について
第8回:ネットワーク情報資源の検索と種類②
ネットワーク情報資源の検索演習:雑誌記事、新聞記事
第9回:ネットワーク情報資源の検索と種類③
ネットワーク情報資源の検索演習:Webアーカイブ、デジタルアーカイブ
第10回:知的財産権①
知的財産権の概要について
第11回:知的財産権②
著作権について
第12回:ネットワーク社会と情報セキュリティについて①
・ネットワーク社会の諸問題
・コンピュータの基礎知識
第13回:ネットワーク社会と情報セキュリティについて②
・インターネットの基礎知識
・セキュリティに関する知識
第14回:ライブラリアン、サーチャー、インフォプロ、デジタルアーキビストについて
ライブラリアンの種類、インフォプロ
デジタルアーキビスト
などの情報専門職について学びます。
第15回:秋学期ガイダンス
夏季課題の発表(webにて)
秋学期授業ガイダンス
第16回:専門図書館①
専門図書館の概要
第17回:専門図書館②
専門図書館の具体例から学習します。
第18回:事例研究①
専門図書館の一つである企業内図書館について学びます。
第19回:事例研究②
COVID-19いわゆる新型コロナウイルスが図書館に与えた影響について、グループごとに討議し考察します。
第20回:パスファインダーの制作①
パスファインダーの概要
第21回:パスファインダーの制作②
テーマの設定について
第22回:パスファインダーの製作③
図書、雑誌の記述
第23回:パスファインダーの製作④
新聞および新聞記事について
第24回:パスファインダーの製作⑤
雑誌記事について
第25回:パスファインダーの製作⑥
Web上の情報資源、その他の情報資源について
第26回:検索技術者検定3級①
検索技術者検定3級試験解説
第27回:検索技術者検定3級②
検索技術者検定3級過去問解説2017~2019
第28回:総まとめ
制作課題の発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
図書館への見学や調査が必須となります。
夏季休業期間に、国立国会図書館や武蔵野プレイス、大原社会問題研究所への見学を行います。
また第22回図書館総合展、2021年11月9日~11日の3日間 開催(パシフィコ横浜)への見学課題などが必須となります。
(上記はあくまで4月下旬時点での予定です。社会情勢の変化によりオンライン開催に変更もあります)
また当科目は検索技術者検定3級受験及び合格を目標としています。<= こちらは授業内容と強く関わります。https://www.infosta.or.jp/kensaku-kentei/
平素からの専門図書館、大学図書館や情報センターへの関心が重要です。本授業の準備学習・復習時間は概ね各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
(1) 原田 智子, 吉井 隆明, 森 美由紀. 検索スキルをみがく第2版 : 検索技術者検定3級公式テキスト. , 樹村房, 2020, ix, 147p.
ISBN 9784883673407
参考書References
(1) 日本図書館協会図書館年鑑編集委員会. 図書館年鑑. , 日本図書館協会, 2018, 冊p.
(2) 専門図書館協議会 https://jsla.or.jp/
成績評価の方法と基準Grading criteria
提出物(60%)および平常点(40%) 単に出席しているだけではなく、授業への積極的な参加が望ましいです。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
少人数です。その利点を生かした授業を行います。夏季期間中に図書館への見学なども行っています。出来るだけ多くの知見が得られる様な見学を行っています。図書館見学は毎年好評ですので、今年度も行う予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PC
Hulic
https://lc.i.hosei.ac.jp/
その他の重要事項Others
「図書館情報学概論Ⅰ及び情報サービス論」あるいは「図書館情報学概論Ⅰ、Ⅱ」が履修済みであることが極めて望ましい科目です(四年生、大学院生、通信教育部、科目等履修生は除く)。
初回授業には必ず出席してください。必須です。
新型コロナウイルスの影響により、変更が生じた場合は、別途お知らせします。
「実務経験のある教員による授業」に該当:サーチャー1級(データベース検索技術者)としての実務経験をもとに情報検索演習を徹底し、情報リテラシーの向上に向けた授業を行います。