教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
情報サービス論Information Service
丹 一信Kazunobu TAN
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6805 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 水2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
With the spread of the Internet, anyone can easily access information. However, the information on the Internet has begun to overflow. In addition, malicious information such as fake news is also mixed. Under these circumstances, librarians are increasingly required to obtain reliable information from appropriate sources.
The purpose of this class is to learn the outline of various information services and to acquire the necessary basic knowledge in information service exercises.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
インターネットの普及により、誰しもが容易に情報にアクセスできるようになった。またスマホやタブレットの普及は、人々に「検索」という行為を身近なものにさせた。と同時に、インターネット上の情報は溢れかえるようになり、情報の洪水を引き起こした。さらにフェイクニュースに見られる様な悪意ある情報も混在し、玉石混交の状態となっている。この様な状況の中で、情報のプロフェッショナルである図書館司書は、適切な情報源を用いて信頼性の高い情報を入手することが益々求められるようになった。
この授業の目的は、各種の情報サービスの概要を学び、情報サービス演習における必要な基礎知識を身につけることである。
到達目標Goal
①図書館における情報サービスの意義を理解すること
②ICTを活用した発信型情報サービスなどの概要を理解すること
③レファレンスサービスについての基礎的知識、技術を身につけること
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストをもとにした講義形態で行う。授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。リアクションペーパーは毎回配布する。
また授業内容の性質から、一部演習も含まれる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
情報社会と図書館
ガイダンス
・情報社会とは何か
・図書館の果たす役割
第2回:図書館による情報サービスの意義と実際
・情報サービス機関による情報サービス
・図書館による情報・サービスの意義と構成要素
・情報サービスを構成するさまざまなサービス
・各種図書館と情報サービス
第3回:レファレンスサービスの理論と実際①
1.利用者の情報ニーズとレファレンスサービス
2.レファレンスプロセスの各段階
3.レファレンスインタビュー
第4回:レファレンスサービスの理論と実際②
1.情報サービスの企画と設計
4.情報サービスの運営
5.情報サービスの評価
6.情報サービスの課題と展望
第5回:情報検索サービスの理論と方法①
1.情報検索の意味
2.データベースの定義と種類
第6回:情報検索サービスの理論と方法②
3.レファレンスデータベースの構造と索引作業4.情報検索の理論
第7回:情報検索サービスの理論と方法③
5.情報検索の種類
6.ウェブサイトの構造とウェブ検索の仕組み
第8回:情報検索サービスの理論と方法④
7.情報検索プロセス
8.情報検索結果の評価
9.検索技術と情報専門家の役割
第9回:発信型情報サービスの展開
1.発信型情報サービスとは何か
2.発信型情報サービスの先駆的事例
3.発信型情報サービスの課題と展望
第10回:各種情報資源の特徴と利用法①
1.情報サービスにおける情報資源の変遷と多様化
2.情報資源とレファレンスコレクション
第11回:各種情報資源の特徴と利用法②
3.課題解決型サービスにみる各種情報資源の利用事例
4.図書館の種類と情報資源
5.情報資源の多様化とこれからの課題
第12回:利用教育の現状と展望①
1.情報環境の変化と利用教育の必要性
2.利用教育とは
3.各種図書館と利用教育
第13回:利用教育の現状と展望②
4.利用教育の企画と実施
5.利用教育の課題と展望
第14回:総まとめ、総合演習
総合演習に取り組みます
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習として、テキストを事前に読み込むことが必須です。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
情報サービス論 改訂 (現代図書館情報学シリーズ) 山崎 久道(編著)/ 原田 智子(編著) 樹村房 2019 ISBN978-4-88367-295-0
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点30% 期末試験70%で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
司書課程の授業支援システムHulic)を用います
その他の重要事項Others
情報サービス演習の前提となる科目です。
COVID-19(新型コロナウイルス)の状況によっては、上記内容に変更が生じる場合があります。その際には学習支援システムなどにより変更を周知します。