教職・資格（多摩）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
図書館情報学概論ⅠLibrary and Information Science I
丹 一信Kazunobu TAN
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（多摩）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | C6800 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期 |
| 曜日・時限Day/Period | 金1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
Learn the following points as an introductory lecture on libraries.
(1) basic functions of the library (collection of materials, organization, provision and preservation function
(2) Types of libraries (philosophy, institution, actual condition of national / public / university / special libraries)
(3) Library related laws (library law and related laws)
(4) Role of librarians (expertise and librarian system, freedom of library, code of ethics for librarians etc.)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
図書館に関する入門的講義として次の諸点を学習する。
（１）図書館の基本的機能（資料収集・組織・提供・保存機能）
（２）図書館の種類（国立・公共・大学・専門図書館の理念・制度・実態）
（３）図書館関係法規（図書館法ならびに関連法規）
（４）図書館員の役割（専門性と司書職制度、図書館の自由、図書館員の倫理綱領など）
到達目標Goal
図書館情報学概論Ⅰは、図書館司書課程の学修の入り口となる科目である。「図書館とはなにか」を学習することにより、司書課程の学修の全体像を把握することにもつながる。。
本科目の到達目標は、
①履修者が図書館の機能や社会における意義や役割について理解すること。
②図書館の歴史と現状、
③館種別図書館と利用者のニーズ
④図書館職員の役割と資格
⑤類縁機関との関係などについて
十分な理解を得ることである。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業はテキストを中心に、講義形式で進める。図書館司書課程のe-LearningシステムであるHULiCを活用しながら、図書館情報学に基礎的知識を総合的に理解できるように進める。
なお授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。リアクションペーパーは紙に限らず、電子媒体も使用します。
初回授業のガイダンスは重要です。出席してください。なお、初回授業はリアルタイムのオンライン授業の予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：授業ガイダンス
図書館の現状と動向
授業ガイダンス
現代の図書館の現状について学ぶ
2：図書館の構成要素と機能および図書館サービス
図書館の機能や図書館サービスについて学習する
3：図書館の業務モデル
図書館の業務について、モデルケースをもとに学習する。
4：図書館の社会的意義
図書館の社会的意義について、事例も含めながら学習する。
5：文化を伝承し保存する図書館
図書館の役割の一つである文化の伝承と保存、これらについて事例研究を含めながら学習する
6：公共図書館の成立と展開
欧米を中心とした近代以降の公共図書館の成立の歴史的背景について、学習する。
7：我国における公共図書館の成立と発展
我国における公共図書館の成立過程と発展の経緯を学ぶ。
8：我国における公共図書館政策の展開
我国における公共図書館政策の背景、特に生涯学習社会の成立などを踏まえながら学習する。
9：図書館の歴史
紀元前から現代にいたるまでの図書館の概略史を読み解く
10：図書館の種類と利用者
図書館の類縁機関と図書関連団体
図書館の種類、すなわち館種と対象とする利用者について概観する。
公文書館をはじめとする類縁機関、そして関連団体について、具体事例を踏まえながら学習する。
11：図書館職員とライブラリアンシップ
知的自由と図書館
専門職としての司書とその職業倫理・精神について「図書館員の倫理綱領」を読みながら学習する
現代の図書館と切り離すことが出来ない知的自由について「図書館の自由に関する宣言」を読み学習する
12：知的自由と図書館
知的自由と図書館との関わりについて学習する。特に「図書館の自由宣言」との関連を中心に考える。
13：図書館の課題
図書館の今後の課題について考える
14：総まとめ、今後の展望
総まとめと今後の課題について￥
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
必ずテキストを読み予習の上、授業に参加すること
本授業の準備・復習時間は、各2時間程度を目安とします。
テキスト（教科書）Textbooks
図書館の基礎と展望 二村健著 第2版. 学文社 , 2019.6
ISBN 9784762028885
参考書References
塩見昇. (2015). 図書館概論 (4訂版 版). 日本図書館協会.
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート類100％で採点する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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