人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
PSY500J3(心理学 / Psychology 500)臨床心理系(病理・発達)特殊講義ⅡAdvanced Study on Clinical Psychology and Community Psychology Ⅱ
長山 恵一Keiichi NAGAYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
人間福祉専攻 選択・必修科目 |
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Outline (in English)
In this course, students will explore, present and discuss about norm consciousness from a perspective of depth pshychology and Max Weber's theory.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
博士後期課程の研究に必要な人間理解について、深層心理や精神療法、さらにはヴェーバーの理解社会学をもとに人間の規範意識や社会秩序の形成原理を理解していく。
到達目標Goal
人間の規範意識や社会秩序の形成原理を深層心理学やヴェーバーの理解社会学から説明することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
受講者の研究テーマに沿う形で、専門書や論文を参照しつつ精神分析理論とヴェーバーの諒解概念の関連を講義していく。
オンラインでの開講となった場合、それに伴う各回の授業計画の変更等については、学習支援システムでその都度お知らせします。
課題等のフィードバックは学習支援システムを通して行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:受講者と講義内容や進め方について話し合う。
受講者の研究テーマに沿う形で講義を行うために、最初に研究テーマと講義内容の刷りあわせ、微調整を行う。
第2回:精神分析理論についての学習1
精神分析療法の概要の説明。
第3回:精神分析理論についての学習2
精神分析理論、とりわけ内的規範・心的秩序装置としての超自我論を中心とした精神分析の心的構造論の講義。
第4回:精神分析理論についての学習3
精神分析の理論とヤスパースの精神病理学(=了解心理学)の違いについて講義。
第5回:精神分析理論についての学習4
防衛理論の発展について講義する。
第6回:ヴェーバー理論についての学習1
ヴェーバーの社会学の位置づけについて、ヤスパース、クレペリン、フロイト、ニーチェの関係について。
第7回:ヴェーバー理論についての学習2
ヴェーバーの行為論的社会学の方法論的特徴について講義。
第8回:ヴェーバー理論についての学習3
『経済と社会』(ヴェーバー)の方法論について解説。
第9回:ヴェーバー理論についての学習4
「社会学の基礎概念」と「理解社会学のカテゴリー」の説明と両者の方法論的スタンスの違いについて。
第10回:諒解概念についての学習1
ヴェーバーの諒解概念と社会的秩序
第11回:諒解概念についての学習2
ヴェーバーの諒解概念についての諸家の議論
第12回:諒解概念についての学習3
ヴェーバーの諒解概念の理論的問題について。
第13回:社会秩序と諒解の様式についての学習1
諒解という社会的相互行為現象と社会秩序の本質的関係について
第14回:社会秩序と諒解の様式についての学習2
諒解と法学的「承認論」の関係について
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
必要に応じて紹介する文献を事前に熟読しておくこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
その都度、必要に応じて適宜紹介します。
参考書References
その都度、必要に応じて適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
日常の学習態度によって成績を評価します(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の興味関心に基づいて、講義内容や講義の進め方を修正・工夫していきたいと思います。
その他の重要事項Others
授業の展開によって、上記の授業計画は若干の変更があり得ます。
担当教員の専門分野
比較精神療法、精神医学