人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW600J1(社会福祉学 / Social Welfare 600)実践研究演習ⅠField Study Practicum I
土肥 将敦Masaatsu DOI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S0210 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 演習科目 |
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Outline (in English)
This course aims to introduce graduate students to ethnographic methodology and its main tools; such as field work, participant observation, interview, and so on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
論文研究演習Ⅰと対応させながら、修士論文執筆に必要な定性的な情報を集める技法を学びつつ、データ分析を行っていく。
到達目標Goal
研究テーマに即した調査対象を選定し、質的調査の手法を用いながら、データを分析できるようになることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP3」と「DP4」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
受講生の研究報告・議論に加えて、質的調査にかかわる文献の輪読や議論も行うCOVID-19にともなう各回の授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示する。ミニレポートなどにおける優れた内容は講義内で紹介し、さらなる議論に活かしていく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:研究テーマの確認と調査対象の設定①
研究テーマに即した調査対象を選定する①
第2回:研究テーマの確認と調査対象の設定②
研究テーマに即した調査対象を選定する②
第3回:質的研究メソッド①
「分厚い記述」と「薄い記述」①
第4回:質的研究メソッド②
「分厚い記述」と「薄い記述」②
第5回:質的研究メソッド③
「分厚い記述」と「薄い記述」③
第6回:質的研究メソッド④
「分厚い記述」と「薄い記述」④
第7回:質的研究メソッド⑤
「分厚い記述」と「薄い記述」⑤
第8回:シートの作成①
インタビューシートを作成する①
第9回:シートの作成②
インタビューシートを作成する②
第10回:シートの作成③
インタビューシートを作成する③
第11回:フィールド調査からのデータ分析①
フィールド調査からの1次情報を分析する①
第12回:フィールド調査からのデータ分析②
フィールド調査からの1次情報を分析する②
第13回:フィールド調査からのデータ分析③
フィールド調査からの1次情報を分析する③
第14回:フィールド調査からのデータ分析④
フィールド調査からの1次情報を分析する④
第15回:フィールド調査からのデータ分析⑤
フィールド調査からの1次情報を分析する⑤
第16回:夏期休暇中の研究報告①
進捗状況についての中間報告②
第17回:夏期休暇中の研究報告②
進捗状況についての中間報告①
第18回:データ収集①
データ収集と報告①
第19回:データ収集②
データ収集と報告②
第20回:データ収集③
データ収集と報告③
第21回:データ収集④
データ収集と報告④
第22回:データ収集⑤
データ収集と報告⑤
第23回:データを分析する①
定性的コーディングと概念モデルの構築①
第24回:データを分析する②
定性的コーディングと概念モデルの構築②
第25回:データを分析する③
定性的コーディングと概念モデルの構築③
第26回:データを分析する④
定性的コーディングと概念モデルの構築④
第27回:データを分析する⑤
定性的コーディングと概念モデルの構築⑤
第28回:中間報告書の執筆
論文全体のストーリー化を目指す
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自らの「作品」としての修士論文を執筆するためには、講義時間以外に関連する論文や資料を収集しリサーチ・クエスチョンを洗練させていくことが求められます。また与えられた課題をこなすだけでなく、自分で海外の関連する論文を見つけてくる積極的な姿勢が大切です。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
受講者の研究テーマに応じて、講義中に適宜指示する。
参考書References
受講者の研究テーマに応じて、講義中に適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の研究報告内容(100%)により判断する。具体的な方法と基準は、授業開始日に学習支援システムで提示する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
履修者とのコミュニケーションを大切にする。
担当教員の専門分野等
<専門領域> 企業社会論、ソーシャル・イノベーション論、CSR論
<研究テーマ> ソーシャル・イノベーションの創出と普及のあり方
<主要研究業績>
『ソーシャル・ビジネス・ケース』(共著,中央経済社,2015年)
『ソーシャル・エンタプライズ論』(共著、有斐閣、2014年)
『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』(共著、NTT出版、2013年)