人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
MAN500J1(経営学 / Management 500)地域経営特論ⅠCommunity and Regional Management I
土肥 将敦Masaatsu DOI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S0057 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6,月7/Mon.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 隔週開講 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 専門展開科目(コミュニティ・デザイン系) |
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Outline (in English)
Leading companies recognize the long-term value of integrating corporate social responsibility/ sustainability into their core business strategies. The coursework of this class is as follows; ethical entrepreneurship, human rights and business, corporate social responsibility, social entrepreneurship, social innovation.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、主として地域社会とビジネスの関係性を理解するために、「社会的に責任ある企業経営(CSR経営)」の理論と現状について、基本文献を読み、国内外の事例を参考にしつつ検討していく。講義では、企業と社会に関する基礎理論、CSR経営にかかわる議論、ソーシャル・ビジネスにかかわる議論ついて理解していく。
到達目標Goal
CSR経営、ソーシャル・ビジネス、NPO/NGOのグローバル/ローカルな潮流を理解し、それらの関係性(結びつきや対抗関係など)についても理解することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義では、CSR経営やソーシャル・ビジネス、NPO/NGOにかかわる文献を輪読し、議論を通して理解を深める。またそれぞれの受講生が各回のテーマに関連する国内外の事例資料を持ち寄り、事例研究の報告も行う。秋学期はオンラインまたは対面での開講となります。それに伴う各回の授業計画の変更については、学習支援システムでその都度提示します。リアクションペーパーやミニレポート等における優れたコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かしていく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業の目的・進め方について
第2回:企業と社会の関係を理解する①
さまざまな社会的課題を理解するとともに、企業と社会の関係性を捉える。
第3回:企業と社会の関係を理解する②
さまざまな社会的課題を理解するとともに、企業と社会の関係性を捉える。
第4回:輪読とディスカッション①(ソーシャル・ビジネスの基礎)
ソーシャル・ビジネスにかかわる文献を読みディスカッションを行う①
第5回:輪読とディスカッション②(ソーシャル・ビジネスの基礎)
ソーシャル・ビジネスにかかわる文献を読みディスカッションを行う②
第6回:輪読とディスカッション③(ソーシャル・ビジネスの基礎)
ソーシャル・ビジネスにかかわる文献を読みディスカッションを行う③
第7回:輪読とディスカッション④(ソーシャル・ビジネスの基礎)
ソーシャル・ビジネスにかかわる文献を読みディスカッションを行う④
第8回:輪読とディスカッション⑤(ソーシャル・ビジネスの基礎)
ソーシャル・ビジネスにかかわる文献を読みディスカッションを行う⑤
第9回:中間とりまとめ
これまでの講義内容の振り返りと今後の計画
第10回:輪読とディスカッション⑥(CSRの基礎)
CSRにかかわる基本文献を読みディスカッションを行う①
第11回:輪読とディスカッション⑦(CSRの基礎)
CSRにかかわる基本文献を読みディスカッションを行う②
第12回:輪読とディスカッション⑧(CSRの基礎)
CSRにかかわる基本文献を読みディスカッションを行う③
第13回:輪読とディスカッション⑨(CSRの基礎)
CSRにかかわる基本文献を読みディスカッションを行う④
第14回:受講生の研究テーマとの接点を探る①
講義全体の振り返りと、各受講生の研究テーマとの接点を探り、全員で議論する①
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
少人数講義であるため、受講生の積極性や自主性が求められます。与えられた課題をこなすだけでなく、各回のテーマに関連する国内外の事例等を調べて、履修者全員が共有できるように資料を事前準備することが求められる。なお、本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
初回のガイダンス時に、いくつかの候補の中から選定する。また、講義中にも適宜指示をする。
参考書References
講義中に、適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義へのコミットメント(能動的参加50%、各回の報告内容50%)により評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
履修者とのコミュニケーションを大切にする。
担当教員の専門分野等
<専門領域> 企業社会論、ソーシャル・イノベーション論、CSR論
<研究テーマ> ソーシャル・イノベーション、CSR
<主要研究業績>
『ソーシャル・ビジネス・ケース』(共著,中央経済社,2015年)
『ソーシャル・エンタプライズ論』(共著、有斐閣、2014年)
『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』(共著、NTT出版、2013年)