スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS400IA（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 400）専門演習ⅢSeminar III
伊藤 真紀Maki ITOH
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | M5230 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Student decide research theme based on the contents learned through the lectures of the specialized exercises I and II, find the direction from the research of the previous research on the research theme chosen by the student himself/herself. Student conduct the research in a systematic manner and aim at considering, summarizing research results, writing graduation thesis, and presenting it.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
専門演習 I ・II の講義を通して学んだ内容から研究課題を決定し、学生自身が選んだ研究テーマについて先行研究のレビューから研究の方向性を見いだし、計画的に研究を実施し、テータ収集・分析、考察を行い、研究成果をまとめ卒業論文を執筆し、発表することを目的とします。
到達目標Goal
本演習の到達目標は以下のとおりとする：
1.研究テーマの設定
2.先行研究の検討
3.研究の目的、重要性、要因の定義、仮説の設定
4.研究方法を適切に設定し、データを収集
5.データを分析し、標本の特性と仮説の検証
6.結果、考察、結論の作成
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
自らの興味に沿って研究テーマを設定し、1年をとおして計画的に卒業論文の執筆を進める。毎週、受講者は事前に支持された点について準備し、記述・分析内容について演習で添削を受ける。各自の研究計画にあわせて、全体・個別に学指導を受ける。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回：オリエンテーションおよび卒業論文の説明
本演習の目的および授業計画や実践内容などについて理解するとともに、卒業研究の内容と構成、意義、執筆をとおして高められる能力について学ぶ。
2回：研究計画の設定
研究遂行に関する講義、併せて再度論文の構成に関する講義を受け、各自1年を通して取り組む研究計画を立てる。
3回：研究テーマの設定
スポーツマネジメントに関して理解が深まるような研究テーマを設定する。
4回：序論:研究の背景
これまでの研究背景をもとに研究課題を設定し、卒業研究の目的を設定する。
5回：序論:研究の目的および重要性
これまでの研究背景をもとに研究課題を設定し、卒業研究の目的を設定する。自身の研究の必要性・意義・従来の研究との差（独創性）について明確にする。
6回：序論:概念的枠組み
卒業論文のデータを収集する卒業研究で扱う重要概念や分析において測定する主な要因をすべて定義し、概念的枠組みを明確にする。
7回：仮説の設定
仮説を理論的根拠とともに導出する。
8回：方法:研究環境および対象
卒業論文のデータを収集する研究環境を設定し、対象とする母集団と標本抽出方法を特定する。
9回：方法：調査票の作成
調査対象者の基本的属性、心理的要因を測定するための調査票を作成する。
10回：方法：記述統計
標本の特性を示すために必要な記述統計について学習し、本文にその分析方法を記述する。
11回：方法：推計統計
研究の目的および仮説に応じて必要とされる記述統計と推計統計を見極め、記述する。
12回：調査計画の発表準備（抄録）
卒業論文の緒言と方法を要約し、研究計画をまとめた抄録を作成する。
13回：調査計画の発表準備（スライド）
卒業論文の緒言と方法に関して発表するためのスライド資料を作成する。
14回：調査計画の発表
パワーポイントスライドを用いて卒業論文の緒言と方法を発表し、他の受講生と議論する。発表後は指摘された点を踏まえ、緒言および方法を修正する。
15回：オリエンテーションおよび後期の概要の説明
卒業研究の進捗状況を確認するとともに、完成に向けた流れを理解する。
16回：調査データの入力およびデータクリーニング
データ入力、欠損値や異常値のクリーニング、変数の定義、カテゴリー変数の作成などを行う。
17回：結果：基本的属性と行動的特性の集計
対象者の基本的属性と行動的特性を集計した結果を図表で示し、それらを説明する文章を記述する。
18回：結果：心理的特性の分析
対象者の心理的特性を分析した結果を図表で示し、それらを説明する文章を記述する。
19回：卒業論文の中間発表
研究計画に基づいてデータを収集し、基本属性を集計した結果を発表する。
20回：結果：仮説の検証（基本的な統計分析）
推計統計を用いて仮説を検証し、その結果を説明する文章を記述する。
21回：結果：仮説の検証（発展的な統計分析）
必要に応じて二元配置の分散分析や重回帰分析などを行い、その結果を説明する文章を記述する。
22回：考察：全体の考察
分析結果を考察するとともに、仮説の検証が示す意味を客観的に解釈し、そこから引き出した知見について記述する。仮説に対する答え、先行研究との比較検討、問題点を記述する。
23回：考察:実践的貢献
研究テーマの実践に関わる実務担当者の業務の遂行をさらに促進するための提案を行う。
24回：結論
考察から言えること、仮説への答え、この研究で示されたことを結論として記述する。
25回：考察：研究の限界と今後の展望
実施した卒業研究では明らかにできなかった点や研究方法における問題点を記述するとともに、今後の研究が取り組むべき研究課題や改善点についても言及する。
26回：引用文献、巻末資料
引用文献や巻末資料を整え、卒業論文を完成させる。
27回：最終発表の準備
卒業論文を発表するためのパワーポイントスライドを作成するとともに、卒業論文の要約を抄録としてまとめる。
28回：最終発表
パワーポイントスライドを用いて卒業論文を発表し、他の受講生と議論する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業時間外の学習として毎週与えられる課題に取り組み、それを事前に記述・分析してきてください。演習ではその内容を添削するとともに、次の課題を説明します。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しません。必要に応じて適宜資料の配付,書籍・文献の紹介をします。
参考書References
各学生の研究テーマに関連する過去の卒業論文や一般の論文
成績評価の方法と基準Grading criteria
テーマ発表：10点
調査計画の発表：10点
中間発表：10点
最終発表：20点
卒業論文（①緒言、②方法、③結果、④考察、⑤結論、⑥その他文章力、論理性、書式など）：50点
合計：100点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各自の卒論テーマに合わせて、自主的に卒論を進めていく準備ができるように授業を進めていきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
論文の執筆やデータ分析を行うためのパソコン、マイクロソフト・オフィス（ワード、エクセル、パワーポイント）
その他の重要事項Others
１年を通じて各自積極的にかつ計画的に取り組んでください。