スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS300IA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300)専門演習ⅡSeminar II
木下 訓光Norimitsu KINOSHITA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | M5116 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | 演習 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
専門教育科目 専門演習 |
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Outline (in English)
The lecture intends to provide basic knowledge and skills of scientific investigation, statistical analysis, and presentation of data.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「読む・分析する・評価する」から「調べる・発表する」へ
到達目標Goal
春学期終了までに卒業研究テーマを確定し、遅くとも夏期休暇までに研究活動を開始する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」「DP6」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
研究テーマに沿って調査活動を行う。
研究活動の報告を行う。論理的思考に基づく議論、論文作成の技術などに関して、文献抄読やレポート提出、プレゼンテーションなどを通じて学習する。英語によるプレゼンテーション、文章作成の指導を行う。
各学生の研究に必要な実験・測定を行う。
ヒューマンカロリメーターを用いた測定を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
本専門演習の理念、各学生の目標設定、長期的な学習計画について。課題図書の提示。
2:プレゼンテーション・スキル①
[演習] 2年生の自己紹介(英語)。3年生による評価。
3:プレゼンテーション・スキル②
[講義] プレゼンテーションの方法論に関する講義
4:プレゼンテーション・スキル③
[演習] 3年生による課題報告(英語)
5:Book Club ①
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。3年生は英語図書。
6:研究報告会①
[演習] 3年生による研究発表会-1
7:体組成①:体組成測定の精度
[講義] 各種体組成測定方法の原理、compornent modelについて理解する。
8:体組成②:インピーダンス法
[実習] インピーダンス法による体組成評価を行う。
インピーダンス法の原理について学ぶ。
9:体組成③:骨密度
[実習] DXA法による実際に体組成評価を行う。
DXA法および骨密度について理解する。
10:Book Club ②
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。3年生は英語図書。
11:持久力①:最大酸素摂取量の測定①
[実習] 最大酸素摂取量の測定を行う。
12:持久力②:最大酸素摂取量の測定②
[実習] 最大酸素摂取量の測定を行う。
13:持久力③:最大酸素摂取量の測定③
[演習] 測定データをもとに、各人の最大酸素摂取量等を検証する。
14:持久力④:最大酸素摂取量の測定④
[演習] 測定データをもとに、各人の最大酸素摂取量等を検証する。
15:Book Club ③
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。3年生は英語図書。
16:LTの測定①
[実習] LTを測定する。
17:LTの測定②
[実習] LTを測定する。
18:LTの測定③
[演習] 測定データをもとに、被検者のLT等を検証する。
19:Book Club ④
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。3年生は英語図書。
20:ヒューマンカロリメーター ①
運動や身体活動に伴うエネルギー消費を様々な条件下で測定・分析する。
21:ヒューマンカロリメーター ②
運動や身体活動に伴うエネルギー消費を様々な条件下で測定・分析する。
22:ヒューマンカロリメーター ③
運動や身体活動に伴うエネルギー消費を様々な条件下で測定・分析する。
23:ヒューマンカロリメーター ④
運動や身体活動に伴うエネルギー消費を様々な条件下で測定・分析する。
24:研究報告会②
[演習] 3年生による研究発表会-2
25:Book Club ⑤
モデレーターを決めて、課題図書について討議する。3年生は英語図書。
26:スポーツ栄養①
[講義] 栄養調査の方法論、エネルギーバランス、減量・バルクアップの機序について正確に理解する。
27:スポーツ栄養②
[実習] 栄養調査・分析を行う。
28:スポーツ栄養③
[演習] 栄養調査・分析の結果発表。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
① 課題図書・文献のレビュー作成
② データ解析
③ 学外研究会への参加本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
【注意】専門演習Ⅲで取り組む卒業研究に関して、年度末の2月上旬までに具体的で実現可能な研究計画書を提出すること。研究計画書の作成は原則的に個別指導となるので、授業時間以外に積極的に担当教員と相談をする時間を設けること。相談の時間は事前に調整して決めること。提出締め切り直前に慌てて準備しても決して成就しないため、十分に準備を行うこと。
テキスト(教科書)Textbooks
・近藤克則.『研究の育て方: ゴールとプロセスの「見える化」』医学書院.(2018)※資料室収蔵:3冊あり。ゼミ生においては専門演習Ⅰ・Ⅱを通して本書を読破することを強く勧める
・Benardot D. "ACSM's Nutrition for Exercise Science" (Wolters Kluwer, 2018) ※アスリートのエネルギー代謝に関する最重要テキストである。資料室収蔵
参考書References
・Powers S, Howley E. "Exercise Physiology: Theory and Application to Fitness and Performance." McGraw-Hill Humanities; 11th ed. (2020) ※研究室収蔵、ただし旧版および10版の翻訳本(『パワーズ運動生理学 体力と競技力向上のための理論と応用』)は資料室にあり
・Wilmore JH, Costill D, Kenney WL. "Physiology of Sport and Exercise" Human Kinetics ; 7th ed. (2019) ※研究室収蔵、ただし旧版は資料室にあり
・McArdle WD, Katch FI, Katch VL. "Sports and Exercise Nutrition" Lippincott Williams & Wilkins; 5th ed (2019) ※研究室収蔵、ただし第3版は資料室にあり
・Jeukendrup A, Gleeson M. "Sport Nutrition" Human Kinetics; 3rd ed. (2018) ※資料室収蔵
・ACSM's Nutrition for Exercise Science. (2018)※資料室収蔵
成績評価の方法と基準Grading criteria
① 【到達目標】にあるように「卒業研究テーマを確定し、遅くとも夏期休暇までに研究活動を開始する」ことが出来たか否か(60%)。
② 専門演習Ⅲで取り組む卒業研究に関して、年度末の2月上旬までに具体的で実現可能な研究計画書を提出すること。提出できなかった場合は専門演習Ⅱの成績はD判定となる可能性があり、かつ専門演習Ⅲの履修を認めない。
③ 参加の仕方・姿勢(5%):一つのテーマに関する一貫性のある参加と成果。発言、質問、議論を自ら進んで行った場合のみ「参加」と認める。成果はレポートなどで評価する。
④ 抄読会・Book Club(5%):評論・レビューの妥当性。論理的考察の有無。
⑤ プレゼンテーション(10%):発表のstructure、論理性。スライドの質。Non verbal communication skillの水準。
⑥ 実習参加(10%):実習参加、レポート作成を評価する。
⑦ 演習およびレポート作成(10%):科学的分析能力。
⑧ 授業外セミナー、研究会への参加(optional):各種セミナーや研究会への参加を追加的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特に改善を求める意見を得ていない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
実習によって得られたデータを授業支援システムにアップロードし、その分析を課題として課す場合がある。
その他の重要事項Others
授業の展開によって、若干の変更があり得る。
【実務の経験】臨床経験および医学研究歴を有する医師(日本スポーツ協会認定スポーツドクター、日本医師会健康認定スポーツ医)が授業を行う。
【どのように実務経験が授業に反映されるか】上記経験に基づき、「人を対象とする医学系研究」の最適な指導ができる。