イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN500F2(経営学 / Management 500)経営戦略論Business Strategy and Project Management
玄場 公規Kiminori GEMBA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | W0001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3,土4/Sat.4 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | 基礎科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 基礎科目 |
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Outline (in English)
The management strategy is decision making necessary to achieve company's goal. The purpose of this lecture is systematically learning the basic knowledge and the theory which are necessary for planning management strategy through case study and group discussions.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
企業目標の設定を前提とし、それを達成するのに必要な基本的意思決定である経営戦略のロジックを、講義およびケース討議を通じて体系的に学ぶことを目的としている。
到達目標Goal
本授業の到達目標は2つある。第1は、経営戦略のおもな理論とその体系を理解し、現実の経営現象にそれを適用する力を獲得することである。第2は、各グループにおいて、講義で提示された課題を議論し、その結果の課題発表をおこない、全体で討議することで、グループワークのスキルを養うと共に、プレゼンテーション・スキルを鍛えることである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的知識や理論、具体的なケースなどの講義とともにグループワークの課題を提示する。各グループで課題の議論を行い、成果発表を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:戦略とは何か
講義全体のガイダンスとグループ分けを行う。
企業にとって戦略とは何かについて改めて考察する。そもそも「戦略的」とは何かを具体的に考えていく。
2:経営戦略の概要
経営戦略の全体像と、その主要な構成要素を概説する。
3:経営理念と事業ドメイン
企業理念、事業ドメインの考え方を紹介し、具体的事例に適用する。
4:競争戦略の概要
M.ポーターに代表される競争戦略論の基礎的概念を説明し、具体的事例に適用する。
5:資源戦略の概要
経営資源とは何かから出発し、資源を重視する戦略論の基本的な考え方と分析手法を解説する。
6:学習の重要性
企業戦略における学習の重要性を認識し、企業内部での学習プロセスを具体的に検討する。ゲスト講師を招聘する。
7:ビジネスモデルイノベーション
ビジネスモデルの創出によるイノベーションの具体的事例を理解し、その戦略を検討する。
8:企業間連携のリスク
ビジネスモデル戦略においては、企業間連携が重要であるが、そのリスクを具体的事例により理解する。
9:サービスイノベーションの意義
サービス分野におけるイノベーション、特に高度な技術を用いたサービスの重要性について理解する。
10:デザイン・ブランド戦略の重要性
デザイン・ブランド戦略の意義を具体的なケースにより理解し、具体的な戦略立案を検討する。
11:経営者の能力の意義
戦略の立案・実施のみならず、経営者の能力は特に中小・中堅企業においては重要であり、その重要性を具体的な事例とともに理解する。
12:事業承継と経営戦略の意義
事業承継時に経営理念や経営戦略を見直す重要性を理解する。ゲストスピーカーを招聘する。
13:データの取り扱いとデータ分析
戦略立案のための基礎的なデータ分析手法を具体的なツールを用いて実践・習得する。
14:全体のまとめと総合討議
講義全体のまとめとともに総合討議を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストや参考書を事前に読み込んでおくことが望ましい。また、各回の課題について次回の発表までに成果をまとめる必要がある。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
玄場公規他『後継者及び右腕経営者のための事業承継7つのステップ』同友館
玄場公規他『事業承継支援マニュアル』税務経理協会
参考書References
榊原清則『経営学入門(上)(下)』日経文庫。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加(出席、発言、ケース討議への参加、プレゼンテーション等々)50%、期末レポート50%。60%以上で合格。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
各回でのプレゼンテーションへのコメントを充実させ、より具体的な理解を得ることに注力する。
その他の重要事項Others
オフィスアワー:木曜の3時限目(13:30-15:00)