法務研究科Law School
LAW500A2(法学 / law 500)倒産法演習Seminar on Insolvency Law
廣尾 勝彰Katsuaki HIROO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法務研究科Law School |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | V5271 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 選択 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
展開・先端科目群 先端 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this class, the important issues of Bankruptcy Act and Civil Rehabilitation Act will be examined by using the specific case questions in the textbook.
The purpose of this class is to develop students with the ability to properly interpret Bankruptcy Act and Civil Rehabilitation Act according to specific cases.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では,テキストに掲載されている具体的な事例問題を素材にして,破産法および民事再生法の重要論点を検討する。
本授業の目的は,破産法および民事再生法の解釈を具体的事例に応じて適切に行うことができる能力を備えた学生の育成である。
到達目標Goal
本授業の到達目標は,具体的事例に応じた破産法および民事再生法の適切な解釈について,書面または口頭で要領よくまとめて報告したり,深く掘り下げた議論ができるようになることである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業はテキストと六法を参照しながら演習形式で実施する。
なお,課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業の概要と目的,到達目標,授業の進め方と方法,授業計画,授業時間外の学習,テキスト,参考文献,成績評価の方法と基準,その他の重要事項について確認する。
第2回:倒産手続の開始
再生手続の開始をめぐる重要論点を検討する。
第3回:手続機関
再生手続の機関および破産管財人をめぐる重要論点を検討する。
第4回:契約関係の取扱い
破産法における双方未履行契約の取扱いをめぐる重要論点を検討する。
第5回:賃借権の取扱い
民事再生法における賃借権の取扱いをめぐる重要論点を検討する。
第6回:担保権者の取扱い
民事再生法における担保権の取扱いをめぐる重要論点を検討する。
第7回:債権の優先順位
民事再生法および破産法における債権の取扱いをめぐる重要論点を検討する。
第8回:否認権(1)
詐害行為の否認をめぐる重要論点を検討する。
第9回:否認権(2)
偏頗行為の否認をめぐる重要論点を検討する。
第10回:相殺権
破産手続における相殺権の行使をめぐる重要論点を検討する。
第11回:破産債権の届出・調査・確定
破産債権をめぐる重要論点を検討する。
第12回:破産財団の管理・換価・配当
破産管財人による破産財団の管理・換価および配当をめぐる重要論点を検討する。
第13回:再生計画の成立・変更・履行確保
再生計画(案)をめぐる重要論点を検討する。
第14回:消費者破産と個人再生
消費者の倒産手続をめぐる重要論点を検討する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業準備としては,テキストを読みながら各回のテーマをめぐる重要論点についてしっかりと予習する。
復習・宿題としては,受講した授業内容について簡単な「まとめ」を作成する。
なお、本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
三木浩一・山本和彦編『ロースクール倒産法〔第3版〕』(有斐閣,2014)
参考書References
青山善充・伊藤眞・松下淳一編『倒産判例百選〔第5版〕』(有斐閣,2013)
山本和彦編著『倒産法演習ノート〔第3版〕』(弘文堂,2016)
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点100%
内訳は,授業時間内の発言・質疑応答の評価(60%),授業時間外の学習の評価(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし