スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
OTR600I1(その他 / Others 600)スポーツ健康学演習ⅠSeminar in Sports and Health Studies Ⅰ
鬼頭 英明Hideaki KITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S9014 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリー | 研究指導 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is for students to heighten the problem setting ability and clarify own research questions, and to understand research process of this field through reading research papers for school health and health education.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
①課題設定能力を高め、自らの研究テーマを整理し明確にする。
②研究とは何か、研究計画はどのように組み立て、進めるのかについて、学校保健や健康教育の領域を題材として、理解を深める。
到達目標Goal
①9月に実施予定の研究構想発表会の準備ができる力を身に付けることを目標とする。
②学校保健、健康教育の領域において、児童生徒学生における様々な現代的健康課題を踏まえ、研究テーマを設定する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学校保健、健康教育の領域において、児童生徒学生にかかわる様々な健康課題があることを認識した上で、どのような先行研究がどのような方法で進められてきたかについて説明する。その上で、受講者が学校保健,健康教育に関する調査報告や研究論文を読み、それらがどのように構成されているのかを理解できるようにする。その都度、レポートまたはプレゼンテーションにより発表する。なお、研究テーマの質の向上を目指すため受講者間での積極的な意見交流を実施する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回:学校保健、健康教育領域に関する概論
学校保健、健康教育領域における研究の概要について児童生徒学生の直面する健康課題を交えて紹介し、研究テーマに関する意見交換を行う。
2回:研究テーマの意見交換
関心のある研究テーマについて意見交換を行い、その意義と実施可能性についてディスカッションする。
3回:先行研究の検索法
研究テーマに即した文献の検索方法について指導する。
4回:テーマと関連する先行研究の収集
研究テーマに関連する先行研究をもとに、論文構成を理解するとともに、方法、結果、考察について要約する。
5回:テーマと関連する総説の読み合わせと課題の抽出
研究テーマに関連する総説の読み合わせにより研究課題の抽出と仮設設定の進め方について議論する。
6回:様々な研究方法について理解を深める
研究の進め方、質的研究、量的研究について先行研究の論文を踏まえて理解を進める。
7回:様々な分析方法について理解を深める
様々な分析方法、統計解析の進め方について、進めようとする研究テーマを踏まえ、先行研究をもとに理解を深める。
8回:結果の書き方について理解を深める
論文における「結果」の記述について、進めようとする研究テーマを踏まえ、先行研究をもとに理解を深める。
9回:考察の進め方について理解を深める。
考察の進め方、記述法について、進めようとする研究テーマを踏まえ、先行研究をもとに理解を深める。
10回:研究テーマを抽出する。
進めようとする研究テーマを抽出し、研究計画の概要をまとめる。
11回:研究テーマの目的と仮説設定進める上での計画立案
研究テーマの目的及び仮説設定とともに、予備調査、本調査に向けての内容の検討を行う。
12回:研究テーマの分析方法の検討
統計手法を含め、分析方法について適用の可能性について理解を深める。
13回:研究計画で予測される仮説及び新規性の検討
先行研究と比較検討し、仮説と新規性の検討を行う。
14回:研究方法の確立
調査内容から導き出される結果をもとに、仮説の立証が可能であるか意見交換の上、検討する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学校保健、健康教育について日頃から関心をもち、進めたい研究テーマを模索する。
テキスト(教科書)Textbooks
文献や調査報告を適宜配付
参考書References
必要に応じて適宜紹介
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参画状況及びレポート(60%)、プレゼンテーション(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新規科目のため特になし。
その他の重要事項Others
特になし。