スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies
HSS500I1(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 500)スポーツメンタルトレーニング演習Seminar in Sports Mental Training
中澤 史Tadashi NAKAZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学研究科Graduate School of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S8070 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリー | 展開科目(スポーツコーチング科目群) |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire the fundamental theory and methods to contribute to psychological support of athletes and sport teams.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
アスリートやスポーツチームのメンタルサポートに資する理論と方法の習得。
到達目標Goal
1.アスリートが抱える心理的諸問題の改善に資するメンタルサポート(スポーツメンタルトレーニング、スポーツカウンセリング等)の理論と方法を習得する。
2.チームビルディングに資するメンタルサポートの理論と方法を習得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業では、まずスポーツフィールドで実践される種々のメンタルサポートや心理アセスメントの理論と方法に関する国内外の動向について概説する。次に、1)スポーツメンタルトレーニングならびにスポーツカウンセリングの諸技法の学習、2)心理アセスメントの体験的学習に取り組む。また受講生は、当該領域にまつわる国内外の文献を精読し、その内容を抄録にまとめたうえで発表し、全体で討議する。なお、授業で取り組むレポートやリアクションペーパー等に対する講評やフィードバックは、次回授業時に行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション、他己紹介
学習目標、単位認定の方法、履修上の注意ならびにアスリートの心理支援について概説する。他己紹介を行う。
2:メンタルサポートの方法
アスリートのメンタルサポートをめぐる諸理論を概観する
3:心理アセスメント
心理アセスメントによる測定・評価について学ぶ
4:スポーツメンタルトレーニング
スポーツメンタルトレーニングをめぐる諸理論を概観する
5:スポーツカウンセリング
スポーツカウンセリングをめぐる諸理論を概観する
6:動機づけの理論と方法
動機づけに関する抄録発表および討議
7:目標設定の理論と方法
目標設定に関する抄録発表および討議
8:リラクセーションの理論と方法
リラクセーションに関する抄録発表および討議
9:認知療法の理論と方法
認知療法に関する抄録発表および討議
10:行動療法の理論と方法
行動療法に関する抄録発表および討議
11:事例研究Ⅰ
アスリートの実力発揮に関する事例研究
12:事例研究Ⅱ
アスリートの心理臨床に関する事例研究
13:事例研究Ⅲ
チームビルディングに関する事例研究
14:総括
本授業のまとめを行ない、今後の展望を探る
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間の目安は1回の授業につき4時間以上であり、その具体的な取り組み内容は次の通りです。
1. 授業はプレゼンテーションおよび討議により構成されるため、各自の研究テーマに関連する最新のトピックスに触れておくことが望ましい。
2.指定した文献等がある場合には、事前に精読しておくようにしてください。
3.スポーツ場面や日常生活で感じたこと・気づいたことを日々記録することが望ましい。記録した内容が本授業の理解を深める手がかりとなります。
4.テレビ、新聞、Web等から発信される種々のスポーツ関連の情報に目を向ける習慣をつけてください。その作業により、本講義内容の理解が深まります。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて資料・文献等を配布します。
参考書References
1.中澤 史「アスリートの心理学」日本文化出版 2016
2.日本スポーツ心理学会(編)「スポーツメンタルトレーニング教本三訂版」大修館書店 2016
3.内田 直「スポーツカウンセリング入門」講談社 2011
成績評価の方法と基準Grading criteria
原則として全授業への出席を前提に、次の基準に従い総合評価します。
1.授業への参画状況、リアクションペーパー:50%。
2.各種課題等の提出物:50%。
※原則として、欠席3回までを評価の対象とします。
※授業への参画状況とは、単に出席していることを意味するのではなく、ディスカッションや各種授業運営に主体的に関わることを評価の対象とするという意味です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
1.多様な体験型実習やグループワークを取り入れ、より実践的な授業を展開します。
2.本授業では、社会的スキルの一つとみなされる「ホウ・レン・ソウ(報告、連絡、相談)」の実施を求めます。そのため、欠席する場合は必ず事前に連絡してください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題を作成・提出するためのパソコン、マイクロソフト・オフィス(ワード、エクセル、パワーポイント)を準備してください。
その他の重要事項Others
1.原則として対面授業を実施する予定です。ただし、感染症の影響などにより、Zoomなどによるオンライン授業などに変更される場合があります。そのため、都度、学習支援システムなどをチェックするようにしてください。
2.やむを得ず欠席する場合は、可能な限り事前にその旨を連絡してください。
3.上記の授業計画は、受講者の人数や要望に応じて変更する場合もあります。