現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
OTR200JC(その他 / Others 200)専門演習ⅠASeminar 1A
望月 聡Satoshi MOCHIZUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N2023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
臨床心理学科 専門教育科目 演習・実習科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This seminar deals with the basic concepts and principles of psychology related to psychological disorders / problems.
Specifically, research articles with experimental methods in Japanese will be read.
It also enhances the development of students' skill in making oral presentation and self-regulated learning.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
実験や質問紙調査で心理的障害や心理的問題の発生・維持のしくみ・メカニズムをとらえる、心理学研究の知見や方法を学びます。
専門演習ⅠAでは、日本語で書かれた、大学生を対象に実験を行っている研究論文を採りあげて検討していきます。
実証的な心理学研究方法による臨床心理学研究の内容・方法・態度を身につけることを目的とします。
到達目標Goal
1) 心理学の実証的な研究の知見や方法を学び、それらを臨床心理学に関連づけながら理解できる。
2) 心理的障害や心理的問題の発生・維持のしくみについて、概説できる。
3) 研究遂行能力の基礎を身につけることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」と「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習形式で行います。各自担当する論文を決め、担当者に発表してもらいます。その内容に基づき、ディスカッションを行います。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
専門演習の進め方についてのオリエンテーション
第2回:実験や質問紙調査による研究の紹介(1)
担当教員が、どのような研究論文があるかを紹介します。抑うつ性障害、双極性障害などをとりあげます。
第3回:実験や質問紙調査による研究の紹介(2)
担当教員が、どのような研究論文があるかを紹介します。不安症、身体症状症などをとりあげます。
第4回:実験や質問紙調査による研究の紹介(3)
担当教員が、どのような研究論文があるかを紹介します。強迫症、心的外傷後ストレス障害、解離症などをとりあげます。
第5回:実験や質問紙調査による研究の紹介(4)
担当教員が、どのような研究論文があるかを紹介します。摂食障害、統合失調スペクトラム障害、パーソナリティ障害などをとりあげます。
第6回:論文の読み方、研究デザインについて;
各自の発表する論文の決定
実験による研究論文の読み方、研究デザインについて担当教員が概説します。その後、各自の関心のあるテーマを絞り込み、第7回以降の演習で発表する論文の候補を決定します。
第7回:発表と討議(1)
担当学生はレジュメを作成・配布して発表し、全員でディスカッションを行います。(1)
第8回:発表と討議(2)
担当学生はレジュメを作成・配布して発表し、全員でディスカッションを行います。(2)
第9回:発表と討議(3)
担当学生はレジュメを作成・配布して発表し、全員でディスカッションを行います。(3)
第10回:発表と討議(4)
担当学生はレジュメを作成・配布して発表し、全員でディスカッションを行います。(4)
第11回:発表と討議(5)
担当学生はレジュメを作成・配布して発表し、全員でディスカッションを行います。(5)
第12回:発表と討議(6)
担当学生はレジュメを作成・配布して発表し、全員でディスカッションを行います。(6)
第13回:秋学期に向けての準備
秋学期の専門演習ⅠBでのグループ研究に向けた話し合いを行います。
第14回:まとめ
春学期に学んできたことをふりかえります。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
発表担当者は、事前に発表の準備が必要です。
授業後は、論文、レジュメなどをもとに復習することが望まれます。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。
参考書References
適宜指示します。
候補となる論文リストは、以下のサイトに記載します。
http://bit.ly/2jWLsQs
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(60%)、発表(40%)として総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
研究論文を読んで発表していただくことで、内容はもちろんですが、実験/質問紙調査の研究デザインや方法、統計分析の意味などをより深く知ることができるようになり、研究の「方法」面での学習が役立つ、また研究論文を読むことへの抵抗感がなくなるなどの意見がありました。卒業論文作成に向けての「基礎体力」養成になると考えますので、引き続きこのような演習の進め方・方法をとろうと考えています。
その他の重要事項Others
「専門演習ⅠB」と合わせて履修してください。