現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
CMF300JB(その他の複合領域 / Complex systems(Others) 300)コミュニティアートCommunity Art Management
吉野 裕之Hiroyuki YOSHINO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N1201,N1223 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 専門教育科目 専門展開科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Through many cases, we will understand that art is a powerful way to revitalize the community, learn methods for practicing it, and think about the way of community design in the future.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
多くの事例を通して、アートは単に芸術作品のことではなく、まち=コミュニティを豊かに耕す日常的な実践であることを理解し、その実践のための方法を学ぶとともに、これからのまちづくりのあり方を考えていく。
到達目標Goal
まち=コミュニティは最も身近な社会であり、私たちの生活の現場であることの意味を理解し、コミュニティアートとは住民がそれぞれの立場でまち=コミュニティの価値を高めていく行為であるという視点から、こうした実践の分析や評価、企画を行うことができるようになることが目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業でいうアートとは、いわゆる美術だけでなく、文芸、音楽、演劇など、さらに暮らしに根づいた生活文化をも含めたもの/ことを指し、こうしたアートをまちづくりにおいてどのように活用するかについて学ぶ。前半では「まちづくりとは何か」「アートとは何か」について、後半では「まちづくりにおけるよりよいアートの活用のしかた」について学ぶ。
方法としては、講義形式が中心にはなるが、ワークシートを活用した思考のトレーニングやグループでのディスカッションなども取り入れていく。また、リアクションペーパーなどにおける優れたコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かしていく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
講義内容全般の説明。
第2回:まちづくりの意味
まちづくりの意味や意義についての説明。(授業の展開によって、若干の変更があり得る。以下同)
第3回:NPO・市民活動の意義
NPO・市民活動の意義の説明。
第4回:市民主体のまちづくりの事例(1)
NPO・市民活動によるまちづくりの事例(先進地域における活動の変遷の事例)の紹介と解説。
第5回:市民主体のまちづくりの事例(2)
NPO・市民活動によるまちづくりの事例(学生が主体となった活動の事例)の紹介と解説。
第6回:市民主体のまちづくりの事例(3)
NPO・市民活動によるまちづくりの事例(中高齢者が主体となった活動の事例)の紹介と解説。
第7回:アートの意味
アートの意味(意味の歴史的変遷や芸術家のことばなど)の説明。
第8回:コミュニティアートの要件と機能
コミュニティアートの要件と機能の説明。
第9回:都市空間・まちなかのアートの変遷
都市空間・まちなかのアート(パブリックアートやコミュニティアートなど)の変遷の説明。
第10回:コミュニティアートの事例(1)
コミュニティアートの事例(大都市/拠点型)の紹介と解説。
第11回:コミュニティアートの事例(2)
コミュニティアートの事例(大都市/まちなか展開型)の紹介と解説。
第12回:コミュニティアートの事例(3)
コミュニティアートの事例(地方都市/地域密着型)の紹介と解説。
第13回:コミュニティアートの事例(4)
コミュニティアートの事例(地方都市/地域交流型)の紹介と解説。
第14回:これからのまちづくりとアート
これからのまちづくりとアートの関係のあり方についての解説。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、授業の復習をすること。また、授業に関連する新聞記事や文献などに関心をもつとともに、日々の生活のさまざまなもの/ことを、授業との関連で捉え直していくように心掛けること。さらには、まちづくりやアートに関わるイベントなどには積極的に参加することが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない。(必要に応じて適宜配布する。)
参考書References
必要に応じて適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(リアクションペーパーなど):30点 中間レポート:20点 期末レポート:50点
平常点におけるリアクションペーパーなどでは、1回~数回の授業の内容の理解度を確認する。中間レポートでは、NPO・市民活動によるまちづくりについての理解度を確認する。期末レポートでは、コミュニティアートの意義の理解度や分析・評価などについての習得度を確認する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
これまでと同様だが、応用力、思考力がついた、新しい発見があったなどの感想をもつ学生が多い。自分が大きく変化できたということだろう。今年度も引き続きこうした授業を展開していきたい。