現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
CUM300JB(文化財科学・博物館学 / Cultural assets study and museology 300)地域文化政策論Regional Cultural Policy
須田 英一Eiichi SUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N1105 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
福祉コミュニティ学科 専門教育科目 専門展開科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture learn about the actual state and the way of regional culture policy through case studies. I would like you to learn as part of policy making to realize Well-being Society in the community.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
地域文化政策の実態とあり方を事例を通して学びます。この授業は地域社会にWell-being社会を実現するための政策づくりの一環として学んでほしいと思います。
到達目標Goal
文化活動が人間にとって根源的な欲求であり、Well-being社会を実現する文化活動に対して、行政がどのように関わり、取り組みがなされているのかを理解することを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
文化の捉え方や文化政策を実現させるためのシシテム、文化に関わる法律・条令・行政組織などを述べ、広く文化行政の仕組みを講じます。また、文化政策の重要な一支脈をなす文化財政策に関して、文化財の概要及び文化財の保存と活用について具体例を論じます。さらに、近年における文化財政策の取り組みや新たな視点を論じ、心豊かなWell-being社会を実現するための地域文化政策のあり方を具体的に学びます。授業の展開によって、授業テーマに若干の変更があり得ます。講義形式の授業形態です。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつかを取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業のガイダンス、評価の方法など
第2回:Well-beingと文化政策
Well-being実現のための文化と政策
第3回:文化政策実現のシステム
自治体の基本構想・基本計画策定
第4回:文化に関わる法と行政組織(1)
人間の営為と基本的人権保障の規定
第5回:文化に関わる法と行政組織(2)
文化関係法の体系と内容
第6回:文化に関わる法と行政組織(3)
自治体の文化関係条例・行政組織
第7回:エコミュージアムの機能と地域遺産保護
博物館、エコミュージアム
第8回:文化財の類型と保護の歩み
明治期・大正期・昭和戦前期の文化財保護、文化財保護法の制定
第9回:文化財の保存と活用(1)
史跡の保存と活用の実態
第10回:文化財の保存と活用(2)
伝統的建造物群の保存と活用の実態
第11回:文化財の保存と活用(3)
近代の文化遺産の保存と活用の実態
第12回:文化財の保存と活用(4)
名勝・天然記念物・民俗文化財の保存と活用の実態
第13回:近年の文化財政策の同行
日本遺産事業、文化芸術基本法
第14回:まとめ
課題レポートのフィードバックとまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業はほぼテキストに沿って進めるので、授業計画に示されたテーマ・内容にもとづき予習・復習を行うこと。また、新聞・雑誌などに掲載される地域文化政策に関連する記事に関心を持ってほしい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
馬場憲一『Well-beingと文化環境』(生協で販売)
参考書References
馬場憲一(1998)『地域文化政策の新視点-文化遺産保護から伝統文化の継承へ-』(雄山閣、3000円)、川村恒明監修・著(2002)『文化財政策概論』(東海大学出版会、3500円)を挙げておきますが、その他については、必要に応じて講義の中で適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①成績評価方法
・平常点:毎回リアクションペーパーの提出を求めます。
・試験方法:中間に1回と期末に課題レポート提出。
・評価方法:平常点(リアクションペーパー)30%、課題レポート70%により総合的に評価します。2種類の課題レポート提出は単位の修得に不可欠とします。
②評価基準
・平常点:授業態度、学習への意欲、リアクションペーパーの内容によって評価します。
・レポート:課題に適切に答え、現地を訪れるなど積極的に取り組んだものであるかどうかを評価対象とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
質疑応答を積極的に行い、双方向での授業運営を図ります。
その他の重要事項Others
専門展開科目の「文化環境創造論」は、本授業の「応用編」的な内容も含んでいますので、セットで受講することをお勧めします。特に公務員を目指す皆さんには必ず受講してほしいと思います。
地方自治体での文化財調査・実務経験、大学文化財調査機関での調査・研究経験を活かして、実際の経験にも重きを置きながら授業を展開したいと思います。