現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
MAN100JC（経営学 / Management 100）企業と労働Human Resource Management
澤木 朋子Tomoko SAWAKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | N0121 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2021年度以前）Category (~2021) |
臨床心理学科 総合教育科目 視野形成科目（社会系） |
| カテゴリー（福祉コミュニティ）Category (Department of Community Development) | |
| カテゴリー（臨床心理）Category (Department of Clinical Psychology) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2020年度以前入学者）Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
| カテゴリー福祉コミュニティ学科（2021年度以降入学者）Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2020年度以前入学者）Category臨床心理学科 (~2020) | |
| カテゴリー臨床心理学科（2021年度以降入学者）Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
This Lecture is going to deal with many topics concerning "corporations and labor" such as wage systems, working hours, the labor market and so on. An example of the contents in this lecture is as follows.
Wage differentials in Japan have been argued in the context of the Japanese payment system, which is based on workers’ attributes such as seniority, age, and capability rather than their jobs. They have been also discussed in light of the peculiarities of the Japanese appraisal system, such as the practice of not announcing appraisal results to workers and the lack of labor union regulations and the option for workers to voice their discontent with appraisal results. Previous studies have suggested two primary approaches to correcting these wage differentials. First, wage differentials should be corrected by strengthening regulations against the appraisal system. Second, they should be improved by changing the Japanese payment system to one based on jobs. By focusing on the latter, this lecture attempts to clarify wage differentials under a payment system based on “roles,” which is regarded as a payment system closer to one based on jobs.
In summary, the results of this lecture show that switching to a payment system based on jobs cannot correct wage differentials instantly; however, other types of wage differentials can be possibly introduced by changing jobs, and request new regulations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
企業で「働く」ということはどのようなことであるのか、個人レベル、組織レベル、社会レベルの３つのレベルで検討を行います。
私たちは企業で「働く」ことを通じて、もちろん賃金を得ますが、「働く」ということは、それに留まりません。「働く」という現場は、生計費を得る場のみならず、能力を形成・発揮する場であり、仕事を通じて社会貢献をする場でもあります。さらに社会全体で見れば、労働力を確保するだけでなく、個人レベル、あるいは世代間レベルで労働力を再生産する必要があり、労働力が枯渇しないように労働力を保護し、陶冶することも求められます。
「働く」ということは、今日の企業において、あるいは社会全体において、どのような意味があるのか、社会政策、労働経済学、経営学などを交え、できるだけ多面的に、学際的に講義を行います。
到達目標Goal
① 企業とは社会的に如何なる存在であるのか、そこで働くということはどのようなことであるのか、基礎的な理解力を身につける。
② 企業における人事労務管理は、どのような位置にあり、その機能は、どのようなものであるのか、将来、大学を卒業し、「働く」ことを念頭におきながら、自分なりの意見や考えを導き出す。
③ 社会全体で見たときに、「働く」ということはどのような意味があり、労働政策としてどのような対応が求められるのか、今日の現状を踏まえ、ありうべき対策について検討を加えられるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
①本講義は、理論的な内容も取り上げるが、理論と現実の往復を重視する。
②時事問題を取り上げる他、視聴覚教材を用い、現実に生じている問題としての視点を大切にする。
③課題に対するフィードバックは特にしませんが、出席しているかどうか、成績評価の対象になります。質問等ある方はメール等で受け付けます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第一回：ガイダンス
・授業の概要、目的
・評価方法
・講義の進め方
・本講義の対象領域
第二回：働く動機①
・人間モデル
第三回：働く動機②
・モチベーション論
第四回：企業の人的資源管理①
・雇用管理
第五回：企業の人的資源管理②
・人材育成
・人材評価
第六回：企業の人的資源管理③
・賃金制度
第七回：企業の人的資源管理④
・最低賃金
・春闘
第八回：非正規労働者①
・パートタイム
第九回：非正規労働者②
・派遣労働者
・請負労働者
・偽装請負
第十回：雇用されていない労働者
・個人事業主
・フリータンス
第十一回：ジェンダーとは
・性差とジェンダー
第十二回：女性の働き方
・配偶者控除
・配偶者特別控除
第十三回：テレワークという働き方
・テレワークの現状
第十四回：外国人労働者
・外国人技能実習制度
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・講義内で指示された論文・文献・資料等について必ず読んだ上で
出席すること
・講義のテーマに関する文献、資料や事例などについて、主体的に学
習すること本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は指定しない。毎回レジュメ、資料等を配布する。
参考書References
講義の中で適宜、紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・毎回講義後の課題10%
・期末試験：90％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
視聴覚教材についても、学生の理解を促進する上で効果的であり、講義のなかで、視聴覚教材を適宜、活用していきたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
・受講生の人数、授業の進度によって、講義計画を若干、変更・調整することもあり得る。
・授業時間内に必ず講義を聴くこと