デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design
SES500N4(環境創成学 / Sustainable and environmental system development 500)インダストリアルデザイン論Industrial Design
佐藤 康三Kozo SATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学研究科Graduate School of Engineering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | U3101 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2,金2/Fri.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory |
修士課程 システムデザイン専攻 専門科目 |
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Outline (in English)
From the source of industrial design (ID) below, we can learn about today's ID development situation and future direction.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
インダストリアルデザイン(以下ID)の源泉より今日のID開発の状況、今後のあり方までを学べます。講義内容は、ID学問を理解する上で必ず必要な西洋建築史、西洋美術史、日本美術史、近代デザイン史、を俯瞰し、文化的文脈の理解、工業の発達と他分野への影響等を含めて学び、今日のIDをより深く理解することを目的とする。(講義は週二回に分け行う。)
到達目標Goal
今日のID、IDの源泉からこれからのIDをより深く理解することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義は、B期集中オンライン講義となります。週2回に分け行われる。インダストリアルデザイン(以下ID)の源泉より今日のID開発の状況、今後のあり方までを学んでいく。講義ノートを必ずとる。また、各回の講義内容について、考察しておき、課題レポートを提出する。講義内容は、様々な画像を活用されるが、各自でより多くの参考作品を調べる事。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
製品デザインと文化的文脈1
この授業の要点、注意事項の説明。
ガイダンス後講義
デザインとは、どのような思想、哲学より生まれてきたか。
歴史的認識の重要性を学ぶ。
2:製品デザインと文化的文脈2
ギリシア建築、壁画、彫刻からルネッサンス建築、壁画、絵画、彫刻と欧州でのデザイン運動の関わり、文脈を俯瞰する。
3:コンポジションとは何か1
ギリシア建築、壁画、彫刻からルネッサンス建築、壁画、絵画、彫刻と欧州でのデザイン運動の関わり、文脈を俯瞰する。
4:コンポジションとは何か2
神聖比例、カノン、黄金比について
5:MODERNISM 1
CONSTRUCTIVISM
de Stijl
ロシア構成主義とディ・ステールについて
6:MODERNISM 2
de Stijl
Deutsche Werkbund
ロシア構成主義とディ・ステール,ドイツ工作連盟、バウハウスの思想背景、造形理論について
7:MODERNISM 3
Deutsche Werkbund
Bauhaus
バウハウスの思想背景、造形理論について
8:MODERNISM 4
ITALIAN DESIGN 1
FUTURISMO 1
未来派の思想背景とイタリア現代デザインの関係について1
9:MODERNISM 5
ITALIAN DESIGN 2
FUTURISMO 2
未来派の思想背景とイタリア現代デザインの関係について1
10:MODERNISM 6
FUTURISMO 3
OLIVETTI 1
未来派の思想背景とイタリア現代デザインの関係について2
11:MODERNISM 7
OLIVETTI 2
OLIVETTIの思想と表現
12:MODERNISM 8
経済とデザイン
AMERICAN DESIGN 1
FORD MODEL T
アメリカンデザインの思想背景と工業デザイン意匠表現:
T型フォードと機械科時代
13:MODERNISM 9
AMERICAN DESIGN 2
INDUSTRIAL DESIGNER
RAYMOND LOEWY
アメリカンデザインの思想背景と工業デザイン意匠表現2
レイモンド・ローウィー
14:MODERNISM 10
AMERICAN DESIGN 3
RAYMOND LOEWY
BUCKLIGSTER FULLER
講義まとめ
アメリカンデザインの思想背景と工業デザイン意匠表現3
バックミンスター・フラー
講義総括とこれからの製品デザイン
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
教科書を用いて予習・復習、特に参考資料の確認
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
世界デザイン史(阿部公正=監修:美術出版社)2017第5版:¥2500
参考書References
西洋美術史(高階秀爾=監修:美術出版社)
西洋建築史(堀内正明他=執筆:美術出版社)
成績評価の方法と基準Grading criteria
積極的な授業態度を評価対象とします。
課題:レポート課題(100%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義内容をより理解し易くする為の図像を増やす。全体授業内容を簡潔にする。
その他の重要事項Others
■イタリア、日本でプロダクトデザイン実務経験のある教員が、その経験を生かしてプロダクトデザイン全般の知識を講義する。