デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
CST200NC(土木工学 / Civil engineering 200)コンクリート工学及演習 Y(2019年度以降入学生)Concrete Engineering
石川 嘉崇Yoshitaka ISHIKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B3703 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4,月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | 都市:建築士 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
The main theme of this lecture is to learn about the historical background on basic properties of materials used for concrete and to acquire the basic concept of design of mix proportion considering various properties required for construction or design of the concrete structures. Additionally, students learn the basic knowledge of various properties such as properties of fresh concrete, properties of hardened concrete and durability of concrete after mixing these materials.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
コンクリートに使用される材料の基本的な特性を把握するとともに,その歴史的な背景についても学ぶこと及びそれらの材料を組み合わせたコンクリートのフレッシュ性状,硬化後の性状,耐久性などの諸物性の基本的な事項を学ぶとともに,施工上あるいは構造物の設計上必要な諸物性を付与させるための配合設計についてその基本概念を身につけることを本授業のテーマとする。
到達目標Goal
コンリート構造物の建設に使用される主要材料の歴史的背景を学ぶとともに,それらの材料の物理的・化学的・力学的諸特性について,使用上熟知しておくべき基礎的事項を身につける。さらに,これら諸材料の材料設計に関する基本的な考え方を修得するとともに,コンクリートのフレッシュ・硬化特性の把握,耐久性,劣化現象の把握,コンクリートの配合設計手法の取得を本授業の到達目標とする。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- (A)歴史・文化・自然の理解・尊重:
- (B)技術者倫理:
- (C)工学基礎学力:20%
- (D)専門基礎学力:50%
- (E)専門知識の活用・応用能力:30%
- (F)総合デザイン能力:
- (G)コミュニケーション能力:
- (H)継続的学習能力:
- (I)業務遂行能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
コンクリート構造物を建設する際の主な構成材料は、コンクリートと鋼材である。本科目では、コンクリートや鋼材がどのようなものか、どのような素材で作られているか、用途はどうかなどについて講義するとともに演習課題を出してその理解度を確認する。また、現場においてコンクリート材料がどのように用いられているかについて講義するとともにその理解度の確認を行う。さらに、現代の土木構造物の大半を占める鉄筋コンクリート構造物の主要構成要素であるコンクリートの基本的な性質(フレッシュコンクリート、硬化コンクリート)及びコンクリートの耐久性,その照査法に関する基礎的な知識を習得していくとともに、コンクリートの材料設計である配合設計の最も基本的な示方配合の算定について講義するとともに,演習問題を通してその理解度を確認する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:コンクリート分野から観た土木史
古代から近世までの建設・コンクリート分野の視点から観た土木史について概説する。
2:セメント・コンクリートの歴史
古代コンクリートから現在使われているセメント・コンクリートの歴史について概説する。
3:コンクリート材料(セメントの基本特性)
コンクリート材料であるセメントの種類,化学成分,水和反応などの基本的な特性について概説する。
4:コンクリート材料(セメントの製造)
セメントの製造過程,各種セメントの特徴などを説明する。
5:コンクリート材料(骨材の基本特性)
骨材の種類,基本的な物理特性等を概説する。
6:コンクリート材料(各種骨材の特性)
軽量骨材やスラグ骨材など各種骨材の特性などを説明する。
7:コンクリート材料(混和材料:混和剤)
混和材料である化学混和剤の種類,特徴,用途などを概説する
8:コンクリート材料(混和材料:混和材)
混和材料である混和材の種類,特徴,用途などを概説する。
9:鋼材(鉄の歴史,基本特性)
鉄の歴史,鋼材の基本的な特性,鉄筋の種別,性質などを概説する。
10:建設に用いるその他の材料
建設に用いる木材,石材,新材料について概説する。
11:建設に用いる材料に関する復習
これまで学んできた建設に用いる材料について,重要なポイントについて説明するとともに,復習を行う。
12:建設に用いる材料の総合演習
建設に用いる材料の総合演習を行う。
13:コンクリートの性質(フレッシュコンクリート)
フレッシュコンクリートの基本的な特性について概説する。
14:コンクリートの性質(フレッシュコンクリート)
フレッシュコンクリートの基本的な特性について概説するとともに,フレッシュコンクリートの特性についての演習問題を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前にテキストの該当する箇所を熟読しておく
講義内容の復習
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
コンクリート技術の要点;日本コンクリート工学会
参考書References
コンクリート診断技術;日本コンクリート工学会
コンクリート崩壊;PHP新書(電子書籍)
成績評価の方法と基準Grading criteria
演習問題,中間・期末試験による。指定した回数以上の欠席者については期末試験の受験資格がないものとする。
演習問題(30%),中間試験(30%),期末試験(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
なし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし