デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
CST300NC(土木工学 / Civil engineering 300)流域水文学Watershed Hydrology
鈴木 善晴Yoshiharu SUZUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B3663 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 専門科目 展開科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
In order to create measures for disaster prevention and mitigation that are necessary to protect civic lives from water-related disasters, it is essential to deeply understand phenomena relating with atmosphere, precipitation, river, ocean and so on and also to learn engineering techniques and mathematical methods for analysis, prediction and evaluation of such phenomena. This course is designed to acquire fundamental knowledge of watershed hydrology, that is a foundation of water engineering relating with river, water resources, water supply and sewerage, and also to learn some application examples.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
水災害から人々の暮らしを守るための防災・減災対策を構築するため,あるいは,大気・海洋汚染をはじめとする環境問題の解決策を探るためには,大気,降水,河川,海洋等に関連した物理現象をよく理解し,それらを解析・予測・評価するための工学的・数学的手法を習得することが不可欠である.本授業では,河川,水資源,上下水道等に関わる水工学の基盤分野として,流域水文学に関する基礎的な知識・技術の習得を目指すとともに,具体的な応用事例について学習する.
到達目標Goal
都市環境デザイン工学科の「学習・教育到達目標(JABEE)」における割合は,D(専門基礎学力):20%,E(専門知識の活用・応用能力):60%,F(総合デザイン能力):20%である.具体的には,①様々な水文現象に対する具体的なイメージを身に付けるとともに,より高度な専門学習に耐えうる十分な基礎知識を習得する(D),②水工学分野の技術者として問題解決に必要な知識や技術を適切に選び取ることができる応用力・思考力を身に付ける(E,F),などが本授業における到達目標となる.
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- (A)歴史・文化・自然の理解・尊重:
- (B)技術者倫理:
- (C)工学基礎学力:
- (D)専門基礎学力:20%
- (E)専門知識の活用・応用能力:60%
- (F)総合デザイン能力:20%
- (G)コミュニケーション能力:
- (H)継続的学習能力:
- (I)業務遂行能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
〔オンライン授業の実施にともない,授業の進め方・授業計画・時間外学習の内容を適宜変更する(授業開始前にメール配信される,学習支援システムからのお知らせに注意すること)〕
〔課題等に対するフィードバックは,学習支援システムからの配信またはZoomによるリアルタイム配信により行う予定〕
配付資料を用いた講義および問題演習を行う.水循環と水文過程(水文学の定義と体系),流域平均雨量の把握(点から面への展開),水文統計・水工計画(確率水文量の推定),流域水収支と流出成分(有効雨量と流出成分の分離),流出モデルと流出解析(流出モデルの分類と特徴)を主要なテーマとし,それらに関する演習課題への取り組みを通じて理解を深める.
はじめに配付資料に基づいて各テーマに関する物理現象や専門知識について解説したうえで,いくつかの例題を取り上げてその考え方や解法について説明する.また,講義内容への理解を深めるため,授業の後半は毎回演習課題に取り組むとともに(予定),第14回に講義内容のまとめ・復習として確認テストを実施する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①:水循環と水文過程(1)
水文学の定義と体系,地球上の水循環,様々な水文過程
②:水循環と水文過程(2)
第1回の講義内容に関する問題演習
③:流域平均雨量の把握(1)
水循環系の状況変化,流域平均雨量(点から面への展開)
④:流域平均雨量の把握(2)
第3回の講義内容に関する問題演習
⑤:水文統計・水工計画(1)
確率水文量の推定,確率分布,超過・非超過確率,再現期間
⑥:水文統計・水工計画(2)
第5回の講義内容に関する問題演習
⑦:流域水収支と流出成分(1)
流出と蒸発散,有効雨量・損失雨量,有効雨量と流出成分の分離
⑧:流域水収支と流出成分(2)
第7回の講義内容に関する問題演習
⑨:流出モデルと流出解析(1)
流出モデルの分類と特徴,単位図法(ユニットハイドログラフ)
⑩:流出モデルと流出解析(2)
第9回の講義内容に関する問題演習
⑪:流出モデルと流出解析(3)
合理式によるピーク流量の推算,タンクモデルと貯留関数法
⑫:流出モデルと流出解析(4)
第11回の講義内容に関する問題演習
⑬:まとめ・復習(1)
第1回から第12回までの補足説明
⑭:まとめ・復習(2)
第1回から第12回までの確認テスト
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習課題の復習,宿題への取り組みなど(演習課題の一部は自宅での宿題となる).本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする.
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて授業の際にプリントを配付する.
参考書References
必要に応じて授業の際に参考文献を紹介する.
成績評価の方法と基準Grading criteria
〔オンライン授業の実施にともない,成績評価の方法およびその基準を適宜変更する(授業開始前にメール配信される,学習支援システムからのお知らせに注意すること)〕
課題点(演習課題および宿題への取り組み状況)50%,期末試験(全範囲から出題)50%として,その合計点により評価を行う.原則として,合計点が60点以上70点未満はC(C-,C+を含む),70点以上80点未満はB(B-,B+を含む),80点以上90点未満はA(A-,A+を含む),90点以上はSとして評価する.
ただし,全14コマの講義のうち欠席回数が3コマを超えた場合,あるいは期末試験を欠席した場合は単位取得を認めない(評価DまたはEとする).また,遅刻2回ごとに欠席1コマの扱いとする.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
問題演習を行う際に「ノートPC」「関数電卓」「定規」を使用することがあるので,教員からの指示があった場合は必ず持参すること(持参し忘れにより課題を提出できなくても配慮はしない).
その他の重要事項Others
交通機関の遅延による遅刻,学生証の持参忘れやタッチ忘れについては,それぞれ原則1回のみ配慮する(2回目以降の申し出は特別な事情がない限り無効とし,遅刻または欠席扱い).