デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
ADE400NB(建築学 / Architecture and building engineering 400)卒業研究1(建築)Graduation Thesis 1, Architecture
出口 清孝Deguchi KIYOTAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B3470 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 専門科目 展開科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 建築 |
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Outline (in English)
In the culmination of 4 years of study, under guidance from supervisors students will complete and submit their thesis and designs in order to graduate. Topics will be decided through discussion with supervisors.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
4 年間の集大成として、指導教員からの指示を受けながら、卒業論文と卒業設計をまとめあげる。
到達目標Goal
各自のテーマに沿って、独自の調査、実験、分析、研究などに基づき論を構成し、論文にまとめる。幅広い観点から問題を捉え、解を自主的かつ継続的に見出す力を養う。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:◎
- 文化性:
- 倫理観:
- 建築の公理:
- 芸術性:
- 教養力:
- 表現力:◎
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
概要と方法は、各指導教員からの指示に従う。
卒業論文の提出は10月末日を予定。
卒業設計の提出は1月末日を予定。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:テーマ発表
卒業論文のテーマを発表しディスカッションを行う
2:資料検索(1)
図書館及びオンラインデータベースの利用方法について指導する
3:資料検索(2)
自身のテーマと関係のある書籍や論文の検索の方法について指導する
4:研究企画の立案
テーマや仮説に対して、研究の手法や理論枠組、先行研究について発表しディスカッションを行う
5:論文の構成(1)
論文の構成の仕方の基礎を指導する
6:論文の構成(2)
学術論文を通じて論文の構成の仕方を学ぶ
7:フィールド調査の基礎
論文作成時、人の話を聞いたり資料提供を依頼する際のフィールド調査の基礎につい
て指導する
8:研究の企画推進
立案した仮説の研究の状況を発表しディスカッションを行う
9:先行研究のフォロー
先行研究の見つけ方、整理の仕方について指導する
10:先行研究の整理
出来る範囲で先行研究を整理したものを示してもらい、指導を行う
11:研究テーマ設定上の悩みの解決
それぞれの学生が持っている研究テーマ設定・推進上の悩みを聞き、解決の方策を考える
12:論文の理論枠組の設定
どのような枠組みで論文を書こうとしているか発表しディスカッションを行う
13:論文の基本ルール
註の付け方や参考文献表の作り方などについて一通り指導を行う
14:研究企画の展望
研究作業について発表してもらい、今後の展望について考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1. 卒業論文のテーマを考える
2. 実際に参考文献を探し、読んでおく
3. 実際に参考文献を探し、読んでおく
4. ディスカッションのための準備
5. 論文の構成を検討する
6. 学術論文を講読する。構成を検討する
7. フィールド調査、実験を行う
8. 発表及びディスカッションのための準備
9. 先行研究を見つける
10. 先行研究の整理
11. 実験やフィールド調査を行う
12. 実験やフィールド調査を行う
13. ディスカッションのための準備
14. 論文執筆のための作業
15. ディスカッションのための準備
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
各ゼミの教員から指示がある
参考書References
各ゼミの教員から指示がある
成績評価の方法と基準Grading criteria
自己学習成果や研究への取り組み状況から総合的に判断する
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
その他の重要事項Others
研究論文とは
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●一般に,論文は複数の章・節・項から構成される。論文は「はじめに/目的/序」などの章から書き始め、最後に「まとめ/結論/結び」などの章で終わる。
● 1 章(はじめに/目的/序など)では、明確な問題/仮説の設定を行い、なぜその問題/仮説を設定するのかについて、その理由や動機や背景などについてを書く。また、関連する既往研究/先行研究について述べる。
● 2 章以降では、その問題/仮説に基づく答えを導く論述を展開する。問題/仮説に対する答えを求めていく過程は、何らかの調査・実験・試作に基づくものでなければならない。調査・実験・試作の概要と方法と結果を明記すること。個人として行ったものか、何らかの組織に参加して行ったものなのか、調査・実験・試作の対象、年月、場所、方法も明示しなければならない。
●終章(まとめ/結論/結び)では、冒頭の問題/仮説に対応する結論を明確に書く。
●本文の後ろに、注および参考文献のリストを付す。
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以下,「Collaborative Institutional Training Initiative, e トレーニング・プログラム」より引用(抜粋):
●科学論文は通常、仮説、実験・観察結果、理論、実験手法などから構成されています。
●研究とは、過去から積み重ねられてきた知識・見解のうちで間違えているものをより分けながら、さらに知識を蓄積していくプロセスです。
●研究の目標は、既存の知識の中に感じた疑問点を拾い上げ、それに対して科学的な実験を行い、その結果を踏まえて新たな知見を得る、というものです。卒業論文は、その内容が学術的であると共に、その書式および構成が論文の形式に適合するものでなければならない。
以下,「盗用」という行為について,「Collaborative Institutional Training Initiative, e トレーニング・プログラム」より引用(抜粋)する:
●最もよくある形態は学生が1つないし複数の出典先から文章を写して作成していながら、それが自分のオリジナルである、と装うものです。
●盗用は細かな違いからすれば、多様な形で起こり得るのです。例えば、誰かの特徴的な表現を引用符でくくらずにそのまま自分のレポートや論文に埋め込むやり方です。それが盗用とされるのは、出典を参考文献として挙げたとしても、引用符でくくらずにその表現が文章化されてしまうと、その文章については誰のオリジナルであるか不明になるからです。
●典型的な「盗用」のもう1つは、原本の文章中の単語をここかしこ表面的にいじって、出典は記載するものの、出来上がった文章自体は十分にオリジナルなものである、と読者に思い込ませる(また著者本人もそう思い込む)類のものです。
●米国においては、学生が盗用を行った場合、科せられるペナルティーは大変重く、その悪質さの程度によって「その科目の単位を与えない」から「退学」という処分がとられます。
●出典は最大限の明瞭さをもって示すべきもので、どの部分が著者自身から出たもので、どの部分が他の資料からの引用なのかが読者にとって完全に明確でなければなりません。
●著作に当たっては、アイデア、理論、およびデータに関して、著者自身のものか、それともそれ以外の人物のものかを、明確に、一点の不明瞭さも残さずに、区別するようにしなければなりません。
●もし、別の著者がこの中の段落を一言一句違わずそのまま使おうとする場合は、それを引用符でくくるか、本文よりも一段下げること(インデント)をした上で、出典を記載しておくことが標準的なやり方です。
●例えば、単位修了に当たって、まとめとなるレポートの宿題を与えられた際に、いろいろな記事を抜き書きして組み立てたものを自分のレポートとして提出した場合です。このレポートはあくまで他人の作品であり、盗用に当たります。一般的に、これは不適切な執筆方法で、他の著者の文章の引用の仕方に関する基本的な知識に欠けるか、自分の言葉として言い換える能力に欠けると見なしてよいものです。