デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
PRI200ND(情報学基礎 / Principles of informatics 200)モデリングとシミュレーション(2019年度以降入学生)モデリングとシミュレーション(2019年度以降入学生)
日比野 浩典Hironori HIBINO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2727 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1,土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to learn modelling and simulation. Especially manufacturing systems in relation to material and information flow are focused on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代の複雑なシステムを最適にデザインし、運用、改善することが益々重要となりつつある。本講義では、システムを設計、構築、検証するための手順、モデル化、シミュレーション手法を理解する。特に、現代の複雑なシステムの代表の一つとして、生産システムを取り上げる。工業的に生産されるものの仕組みや工場を設計し、管理する場合に必要なモデル化,および,シミュレーションの知識を獲得することを目的にする。
到達目標Goal
1.システムを設計、構築、検証するための手順、モデル化、シミュレーション手法を理解する。
2.特に、工業的に生産されるものの仕組みや工場を設計し、管理する場合に必要なモデル化,および,シミュレーションの知識を獲得する
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は、講義,および,演習により行う。演習は毎回実施する.
講義は、オンラインでZOOMを使用する同期講義で実施する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の概要と目的、到達目標、授業の進め方と方法、授業計画、成績評価の方法と基準等を説明する
2:システムとは (事例:通販企業等を例に)
現代の複雑なシステムの最適化デザイン、運用等について、通販企業等を例に説明する
3:システムとは (事例:ファストフード企業等を例に)
現代の複雑なシステムの最適化デザイン、運用等について、ファストフード企業等を例に説明する
4:生産システムとは(事例:自動車その1)
自動車の製造について事例的に学び、生産システムにおけるものの流れと情報の流れを理解する。また、生産システムの代表的な要素技術について理解する。
5:生産システムとは(事例:自動車その2)
自動車の製造について事例的に学び、生産システムにおけるものの流れと情報の流れを理解する。また、生産システムの代表的な要素技術について理解する。
6:モデル化とシミュレーション
システムのモデル化、および、シミュレーションについて、概要を説明する。
シミュレーションの必要性について説明する。
7:シミュレーションによる流れの滞りの評価
シミュレーションによるものの流れの滞りとその対応評価方法について説明する
8:シミュレーションの分類
シミュレーションの分類について説明する
9:シミュレーションの目的に応じたモデル化
概念モデルについて説明する。計算機モデルについて説明する。
10:シミュレーション実施の流れ
シミュレーション実施の流れについて、説明する。
11:シミュレーションの処理アルゴリズム
離散系シミュレーションの基本要素であるトランザクション、ストレージ、ファシリティについて説明する。
離散事象処理について説明する。
12:シミュレーションによる評価
シミュレーションの評価項目について説明する。
シミュレーションの入力変数について、説明する。
設備の代表的な状態について説明する。
ボトルネックについて、説明する。
13:シミュレーションの確率的処理について
乱数について、説明する。
離散系シミュレーションの確率的モデルでの乱数の割り当てについて説明する。
疑似乱数について、説明する。
14:シミュレーションの実施例
2機械並列シミュレーションの計算を説明する。
生産システムの最新シミュレーション例を説明する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
シラバス内容の事前確認
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使わない
授業に必要な資料は配布する。
参考書References
・圓川隆夫・伊藤謙治「生産マネジメントの手法」 朝倉書店
・機械工学便覧「生産システム」 日本機械学会2005年
・人見勝人「入門編 生産システム工学 第2版」、共立出版2000
成績評価の方法と基準Grading criteria
小テスト(50%)、レポート(25%)、平常点(25%)をもとに総合的に評価する。
90点以上をA+,80~89点をB,70~79点をB,60~69点をCで合格とする。59点以下はDとし不合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できる限り事例を多く紹介して、演習問題により理解を深めるようにする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
特になし