デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
DES200ND(デザイン学 / Design science 200)プロダクトデザイン3(2019年度以降入学生)プロダクトデザイン3(2019年度以降入学生)
梶本 博司、佐藤 康三、宮沢 哲、谷口 武司Hiroshi KAJIMOTO, Kozo SATO, Tetsu MIYAZAWA, Takeshi TANIGUCHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2717 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1,火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 基礎科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
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Outline (in English)
In this course students will learn the basics of model design development process in product design. They will study three-dimensional shapes used in product design development technology and methods to advance design development and usability including prototyping (study mock) techniques.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
演習教室はSDスタジオと、都市スタジオまたは建築スタジオで対面で実習制作します。各スタジオの学生配分、主担当教員はガイダンスの時にお知らせします。
プロダクトデザイン(製品デザイン)の造形デザインの開発プロセスの基本を学べる。課題となる製品デザイン開発の対象物 (課題)の立体形状を「理解し実験開発対象物の造形、使用性の完成度を上げるプロトタイプ(スタディーモック)という手法でデザインの開発を進める技術、手法を 演習を通して学ぶことができます。
到達目標Goal
製品デザイン開発の基本として、基礎的なデザインコンセプトの立案方法、アイディアの展開方法、基礎的なデザイン製品制作方法をデザインモックアップ(模型)をスチレンボードやスタイロを使ってプロトタイプ(デザイン形態の試作)制作方法等製品のデザインを進める考え方、プロトタイプ制作方法を 学ぶことが出来る。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習教室はSDスタジオと、都市または建築スタジオで対面で実習制作します。各スタジオの学生配分、主担当教員はガイダンスの時にお知らせします。
各スタジオに教員2名配置されます。
この授業は、インダストリアルデザイン領域の中のプロダクトデザイン(製品デザイン)の機器・設備デザイン開発プロセスを実習を通して学習します。課題1〜3の実習で重要なことは、立体形状を「手」で理解し実験開発対象物のフォルムのトライ&エラーを繰り返しは,発想の柔軟性を重視した造形と機能の関係を探る制作を行います.デザイン開発する対象物はガイダンスのときに指示します。対象物 の現状調査(ここでは基本構造)を行うことより現在の対象製品の実態を理解できます。対象物の改善点を洞察し、自己のコンセプト(考え方)からラフスケッチから完成予想デザインと機能に関係を学ぶことができます。 各開発ステップは記録しておくと役に立ちます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:1演習教室、教室分け、
座席確認、主担当教員
この演習授業概要説明
課題説明
この授業での制作プロセスをよく 理解し積極的にデザインする準備 を行います。
2:ガイダンス
PD3第1課題
課題1「テープカッターデザイン」説明
構造体の調査方法
制作プロセス概要
演習授業概要説明
課題1説明
この授業での制作プロセスの説明。
テープカッター基本構造体の調査方法がわかる。
3:「テープカッターデザイン」基本構造体調査まとめ
基本構造体調査をスッケチで表現できるようになる。
4:モックアップ(模型)制作材料スチレンボードについて モックアップ(模型)制作道具の使い方
スチレンボードモックアップ制作事例でスチレンボードの使い方がわかるようになる。
スチレンボードで構造制作、カット方法説明。基本デザインアイディアスケッチについてわかるようになる。
必要な道具の使い方がわか流ようになる。
5:機構モデル制作(スチレンボード)
機構モデルの制作
6:機構モデル制作
各自制作物評価
スチレンボードで制作したテープカッターの基本構造体を説明し評価をもらい指摘されたところを直し完成度を高めることができます。
7:課題1提出、プレゼン、評価
課題1提出、デザインプレゼンの仕方がわかるようになる。評価基準がわかるようになる。
8:課題1プレゼン、評価
課題2:制作材料2、スタイロモックアップ説明
評価の後の課題2の説明。
課題2:フィレット、カット面による造形変化:ジグの使用方法、基本制作造形の説明
9:課題2用材料の準備
(スタイロの切り出:各自で行う)
ヒートカッターの使用方法がわかるようになる。
10:モデル制作治具について
フィレットC面での造形制作
ジグの説明。
ジグを使った制作デモ、フィレットC面取り方デモを見ることで制作方法がわかる。
11:課題2提出
プロトタイプ2の制作進捗を見ながら随時個別に具体的な製作手法を学ぶことができる。
12:課題3:テープカッターデザイン2
スチレンボードとスタイロとで「テープカッター」プロトタイプの制作 アイデアスケッチから始める。
13:課題3デザインモックアップ制作
プレゼンテーション
デザインモックアップ制作
プレゼンテーション
14:課題3
プレゼンテーション,講評
プレゼンテーション,講評からプロトタイプ(モックアップ)の制作までの考え方がわかるようよになる。評価基準よりモックアップの完成度で重要なことがわかる。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1. この授業での制作プロセスをよく理解し積極的にデザインする準備を行えるようにする。主担当教員を割り当てます。 デザインコンセプトをワードで文章化し、提出し、チェックを受け ます。 プロトタイプ(モックアップ・スタディーモック)制作は、製品を生み出す基本の考え方をしっかりと自分の中で確立しとく必要があることがわかるようになります。自主的に複数のプロトタイプを制作し造形検証をするとより良い造形が生まれてくることがわかってきます。 自分の制作プロセスは、プレゼンで使用しますので、必ずドキュメントを画像で撮影しておくとプデザインのプロトタイプ発表の時にとても役に立つことがわかってきます。
テキスト(教科書)Textbooks
授業支援システム「教材」にアップロードします。
参考書References
「アイデア&プロセスの法則」IDSA,リン・ハラー、チェルリ・ダングル・カレン編
出版:毎日コミニケーションズ、2005年初版、¥3480
成績評価の方法と基準Grading criteria
より優れた完成度の高い各課題の成果を評価します。(評価基準を説明します)
課題の提出 :(100%)
課題1(15%)
課題2(15%)
課題3(70%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
制作プロセスの説明強化。制作プロセスチャート作成の方法論指導 強化します。
洞察、観察レベルの指導強化。
その他の重要事項Others
■イタリア、日本でプロダクトデザイン実務経験のある教員が、その経験を生かしてプロダクトデザイン全般の基礎知識・手法を指導する。