デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
CST300NC（土木工学 / Civil engineering 300）RC構造デザイン実習RC Structure Design and Drafting
溝渕 利明、伊東 賢、山本 佳士、林 佑起MIZOBUCHI TOSHIAKI, Satoshi ITOH, Yoshihito YAMAMOTO, Yuki HAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | B2540 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4,月5/Mon.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
2018年度以前入学者は選択必修科目 都市：建築士 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 専門科目 展開科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | 都市 |
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Outline (in English)
The purpose of this subject is to cultivate capability of stereoscopic vision by calculations of reinforced concrete structure, drafting considering construction, and making models using reduced scale reinforcing bars based on drawings.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
鉄筋コンクリート構造物の設計計算を行い，施工を考慮した配筋及び製図作成を行うこと及び作製した図面から縮尺鉄筋を用いて鉄筋模型を製作することで，立体視能力を養うことが本授業のテーマである。
到達目標Goal
橋梁下部工の設計計算を行い，その結果を基に施工を考慮した配筋及び製図作成を行い、設計手法・設計図の読み方を習得する。また，作成した図面を基に鉄筋模型の製作を行い，完成させることを目標とする
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- （Ａ）歴史・文化・自然の理解・尊重:
- （Ｂ）技術者倫理:
- （Ｃ）工学基礎学力:
- （Ｄ）専門基礎学力:
- （Ｅ）専門知識の活用・応用能力:10％
- （Ｆ）総合デザイン能力:40％
- （Ｇ）コミュニケーション能力:20％
- （Ｈ）継続的学習能力:10％
- （Ｉ）業務遂行能力:20％
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP3」、「DP4」、「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この科目は実習科目である。与えられた設計条件に対する設計書の作成と製図を行う。製図はCADで行う。
作成した図面を基に橋梁下部工（フーチング，橋脚，梁）の鉄筋模型を製作する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：ガイダンス・鉄筋コンクリートの設計製図，製作模型に関する概要
ガイダンス 構造物の建設プロセス，CAD操作の基礎
2：鉄筋コンクリート構造物の設計(1)
対象構造物の説明，設計に必要な基礎知識，設計計算のﾌﾛｰ，設計条件，設計に考慮する荷重と荷重の組み合わせ 橋脚の耐震設計法 レポート1（設計条件）
3：鉄筋コンクリート構造物の設計(2)
設計計算の解説 設計計算ﾓﾃﾞﾙ（はり、柱、），鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ断面設計（曲げ、曲げと軸力、せん断力）， レポート2（はり・柱の設計計算）
4：鉄筋コンクリート構造物の設計(3)
設計計算の解説 ，ﾌｰﾁﾝｸﾞ安定計算と断面設計，設計計算書作成演習 レポート3（ﾌｰﾁﾝｸﾞの設計計算）
5：鉄筋コンクリート構造物の設計(4)
鉄筋の名称と役割，土木製図基準，配筋方法の原則と配筋計画書の作成，配筋計画（はり、柱、ﾌｰﾁﾝｸﾞ）の留意点 CADの説明と実習 CAD課題1（構造寸法図）
6：鉄筋コンクリート構造物の設計(5)
橋脚配筋図の説明（はり、柱、ﾌｰﾁﾝｸﾞ），設計図作成・演習
CAD課題2（柱配筋図）←チーム内で分担して作図する方法を予め教えておく。
7：鉄筋コンクリート構造物の設計(6)
設計に関する質疑・応答 CAD課題3（柱配筋図，鉄筋加工図と鉄筋質量表）
8：鉄筋模型製作
縮尺鉄筋の紹介，模型作製事例紹介，設計図提示と模型製作手順，作業計画 制作日誌1
9：縮尺鉄筋の加工 (1)
鉄筋加工図（原寸図）の作成および加工のための治具の製作 制作日誌2
10：縮尺鉄筋の加工 (2)
鉄筋加工図の作成および加工のための治具の製作 制作日誌3
11：縮尺鉄筋の加工(3)
加工図をもとに鉄筋の切断と曲げ加工を行う 制作日誌4
12：縮尺鉄筋の組立(1)
加工した縮尺鉄筋を用いて，鉄筋の組立を行う 制作日誌5
13：縮尺鉄筋の組立(2)
加工した縮尺鉄筋を用いて，鉄筋の組立を行う 制作日誌6
14：作品評価及びレポート作成
作品発表会と評価．総合レポートの作成 総合レポート
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
鉄筋コンクリート工学に関する復習
コンクリート工学に関する復習
構造力学に関する復習
本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
橋梁下部工の設計（テキスト配布）
設計図作成マニュアル（テキスト配布）
模型作製手順書（テキスト配布予定）
参考書References
土木学会コンクリート標準示方書[設計編]，[施工編]
日本道路協会：道路橋示方書（Ⅰ共通編・Ⅲコンクリート橋編）・同解説
日本道路協会：道路橋示方書（Ⅰ共通編・Ⅳ 下部工編）・同解説
日本道路協会：道路橋示方書（Ⅴ 耐震設計編）・同解説
基礎から学ぶ鉄筋コンクリート工学（宮澤ら，朝倉書店）
成績評価の方法と基準Grading criteria
設計計算書（レポート3回・個人）30％
製図（CAD課題3回・個人）30％
鉄筋模型（制作日誌7回・グループ）30％
総合レポート（総合レポート1回・個人）10％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
材料購入の自己負担が大きい⇒材料購入についての自己負担割合を検討
模型製作の時間が少ない⇒設計と模型製作の時間配分
開講時期を秋学期にしてもらいたい
作製途中の模型の保管場所の確保⇒保管できるように場所の確保を行った
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
その他の重要事項Others
鉄筋模型に必要な材料は，支給することを原則とする
模型製作に必要な工具は貸与する