デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
DES300NC(デザイン学 / Design science 300)デザインスタジオ2(都市)(2018年度以前入学生)Design studio 2
高見 公雄、袴田 喜夫、福井 恒明、椿 真吾、OLIMPIA NIGLIOKimio TAKAMI, Yoshio HAKAMADA, Tsuneaki FUKUI, Shingo TSUBAKI, Olimpia NIGLIO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2530 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4,金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) | 都市環境デザイン工学科 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 都市 |
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Outline (in English)
As the only compulsory course in this program, students will locate problems in their target field and make suggestions for improvements using plan views, sectional views and models.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
都市プランニング系の演習科目で唯一の必修である。都市整備に係わる法令や基礎知識を活かし、エンジニアリング・デザインの観点から具体的な地区を捉え、条件に応じた課題に応えていくことで都市プランニングの考え方と技法を学ぶ。
到達目標Goal
与えられた場所の特性を現地調査や各種計画や地図等、また歴史的経緯から読みとくことができるようになる。その場において解決すべき課題を自ら設定することができ、これについて合理的な解決案の提案とその表現ができる。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- (A)歴史・文化・自然の理解・尊重:
- (B)技術者倫理:
- (C)工学基礎学力:
- (D)専門基礎学力:30%
- (E)専門知識の活用・応用能力:50%
- (F)総合デザイン能力:20%
- (G)コミュニケーション能力:
- (H)継続的学習能力:
- (I)業務遂行能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は図面上での作業、図面・模型の制作、それらのプレゼンテーションからなる。前半の全体模型づくりはチームでの対応となる。エスキスは手書きを主に教員と議論を行い、個人課題の成果品フィニッシュは模型並びにデジタルツールを用いた図と説明からなるプレゼンテーション・シートとする。図面と模型の制作に関しては、その作業量から授業時間外での対応が必要になる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:課題説明、課題検討の視点
計画課題を説明する。この課題を考える上で留意すべき点を各教員より説明する。
2:チーム編成、現地調査準備
チームを編成し現地調査において何を確認すべきかを討論し、調査事項をまとめる。
3:現地調査
現地調査を行う。その結果は各人レポートとしてまとめる。
4:エスキス(整備方針)
対象地域の課題と今後の市街地像について検討する。
5:模型制作の基礎
模型づくりの基礎を学ぶ。全体模型に着手する。
6:全体模型の制作・その2
全体模型の制作を進める。
7:建築物に関する基礎知識
建築物の用途ごとの形態、配置、規模に関する基礎知識を得る。
8:道路設計に関する基礎知識
道路など基盤施設設計の条件、基礎知識を得る。
9:整備課題と再編テーマ
対象地の整備課題を整理し、各自再編のテーマを設定する。
10:エスキス(再編の方向)
再編テーマに即した整備方針について検討し指導を受ける。
11:エスキス(計画図)
計画図の下書きについて検討し指導を受ける。
12:エスキス(個人模型)
個人模型の方針・方法などについて指導を受ける。
13:個人課題提出、講評会
個人課題である図面、模型を完成させ提出する。講評を始める。
14:講評会・その2
講評をつづけ、総評を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
私たちが暮らす都市空間がどのようにできているか興味を持ち、町を見る。道路の幅員、橋の高さ、建物の大きさなどを寸法として考えてみる。好きな場所、嫌いな場所の要因を考える。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要な資料を配布する。
参考書References
アーバンデザインの現代的展望(渡辺定夫、鹿島出版会)
日本の都市環境デザイン85-95、日本の美しい町並み事例(都市づくりパブリックデザインセンター)
コンパクト建築設計資料集成[都市再生](日本建築学会編、丸善)
世界のSSD100-都市持続再生のツボ(東京大学cSUR-SSD研究会、彰国社) など
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間提出物、エスキス対応(30%)、最終成果物(70%)
欠席4回以上は単位取得を認めない(評価D)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
最終提出物のイメージを意識して作業するよう指導する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
図面の仕上げにおいて、貸与PCを用いてCADまたはドロー系ソフトにより作図する必要がある。
三角定規、三角スケール、色鉛筆などの製図機器が必要となる(1年次のデザインスタジオ用に購入したものがあれば可。)模型制作にあたっては、カッターなどの道具の他、模型材料を自ら調達する必要がある。
その他の重要事項Others
都市計画コンサルタントとして都市デザインや都市政策立案の実務に就いていた専任教員、またわが国の第一線で建築、都市整備の実務に就いている兼任教員が、都市デザインの現場状況を含めて講義し、指導を行う。