経済学部Faculty of Economics
CUA100CA（文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 100）民俗学ＢFolklore B
西村 敏也Toshiya NISHIMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K5174 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | オンライン/online |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 【本授業コードは経済学科生用】 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 総合教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 総合教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
（Course outline）
Folklore are the Bunka when the family, a clan and a social group of the small unit of the village stuck to handing and a life of maintained food, clothing and shelter, ceremonial occasion and bread-and-butter job. After it achieves economic growth in particular after the modern times, it's standardized or folklore are being lost by a national policy and influence of media. It's being explained about folklore from the various angles in this lecture. I'd like also to think of Japan about Japanese culture and Japanese history by leading with folklore at the same time.
（Learning Objectives）
A folkloric summary, understanding and the acquisition of the term. To life, folk culture is interested.
（Learning activities outside of classroom）
Prepare for tomorrow's lesson using a reference book. In addition, reading a book about the folklore appropriately. Usually observing a phenomenon thought to be life, the folk culture. At the preparations for this class learning, review time, I assume for each two hours a standard.
（Grading Criteria /Policy）
Problem 50%, term paper 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
私たちは、古くから続く現象の中で、価値あると判断したものを伝統・文化と考え、次世代に守り伝えていこうとする習性を持つ。ただし、私たちは、伝統・文化というと、多くは国家・民族などの大きな単位の社会集団が共有する、いわゆるハイカルチャーをイメージしている場合が多い。例えば、歌舞伎、能、落語などの芸能や寿司などの日本食の類いである。しかし、私たちは、これらとは異なる生活に密着した文化、すなわち民俗文化も、やはり価値あるものと考え、語りやしぐさといった伝達方法を中心に次世代に伝承してきた。それは、具体的には、家族や一族、村などといった小さな単位の社会集団が伝承母体となり保持してきた衣食住、冠婚葬祭、生業などの民俗文化である。ただ、近代以後、特に高度経済成長以後、国の政策やメディアの影響で民俗文化は、画一化し、衰退してきていることも事実である。本講義では様々な民俗文化に関し、伝承母体、種類、生成・伝播・変容・消滅などを切り口とし、解説していきたい。同時に、その学びを以て、日本、日本文化、日本歴史についても考えたいと思う。民俗学Ｂでは、主に民俗宗教をテーマに取り扱う。
到達目標Goal
民俗学の概要、特に民俗宗教に関する用語の理解と習得。生活・民俗文化への関心を持つ。特に民俗宗教に関して関心を持つ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
毎週、Hoppii上に、パワーポイント、解説、関連資料等を配信する。学習成果を確認するため、毎回リアクションペーパーを提出してもらう。リアクションペーパーから、皆で共有すべき問題点を発見し、授業にフィードバックしていく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：ガイダンス
講義内容・進め方の紹介
2[オンライン/online]：先祖祭祀と葬送儀礼1
先祖祭祀と葬送儀礼概説
3[オンライン/online]：先祖祭祀と葬送儀礼2
他界観・死生観
4[オンライン/online]：先祖祭祀と葬送儀礼3
葬送儀礼の視聴覚資料視聴
5[オンライン/online]：祭りの民俗1
村落の祭り
6[オンライン/online]：祭りの民俗2
都市の祭り
7[オンライン/online]：年中行事の民俗
暦と人々の暮らし
8[オンライン/online]：口承文芸と民俗
昔話・伝説・世間話
9[オンライン/online]：シャーマニズムー巫女の文化ー
民間宗教者
10[オンライン/online]：寺社参詣・巡礼の民俗1
寺社参詣・巡礼概説
11[オンライン/online]：寺社参詣・巡礼の民俗2
四国八十八ヶ所・観音霊場
12[オンライン/online]：寺社参詣・巡礼の民俗3
山岳霊場
13[オンライン/online]：現代の民俗宗教
新宗教・パワースポット・スピリチュアル
14[オンライン/online]：まとめ
総論
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
参考図書を利用して予習すること。その他、民俗学、特に民俗宗教に関する書籍を、適宜読んでみること。日頃から、民俗文化と考えられる事象を観察してみること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは指定しない。毎回プリントをHoppiiにアップロードする。
参考書References
谷口貢・松崎憲三編著『民俗学講義』（八千代出版）2000円＋税
宮本袈裟雄・谷口貢編著『日本の民俗信仰』（八千代出版）2300円＋税
福田アジオ他編『図説 日本民俗学』（吉川弘文館）2600円＋税
福田アジオ他編『図解案内 日本の民俗』（吉川弘文館）3300年＋税
市川秀之他編『はじめて学ぶ民俗学』（ミネルヴァ書房）2800円＋税
宮田登『民俗学への招待』（筑摩書房）800円＋税
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題50％、期末レポート50％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
質問に出来うる限り対応し、わかりやすい講義になるよう心がけたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
動画を視聴するための機器
その他の重要事項Others
質問は、Hoppiiの「授業内掲示板」で受け付ける。
民俗学Ａと併せて履修することが望ましい。