経済学部Faculty of Economics
PHL100CA(哲学 / Philosophy 100)倫理学BEthics B
松本 力Tsutomu MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K5154 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | オンライン/online |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Course outline
The aim of this course is to help students acquire ethics.
Learning Objectives
At the end of the course, students are expected to explain the various ethical thoughts.
Grading Criteria/Policies
Final grade will be calculated according to the following process Short reports(30%), and Term-end examination(70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
倫理学Aで学んだ内容をもとに、シンガーやフランクルによって提示された倫理的な生き方に対して、学生は、自分がどのような立場を取るかを考え、表現できるようになる。
到達目標Goal
倫理的に生きるとはどのようなことなのかを公正に判断し、自らの言葉で適切に表現できるようになることが目標です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
配布資料を、解説の資料を参考にしながら読み進める。また、毎回の授業では、Hoppii上の「課題」に答えることで、授業内容の理解度を確認してもらいます。授業内容に関して質問がある場合も、「課題」の答えの中に(答えとは分けながら)書き込むこと。質問への回答は、質問者に個別に答えることはせずに、Hoppii上の「お知らせ」で示します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:シンガー『私たちはどう生きるべきか』
シンガーの問題意識について。
2[オンライン/online]:究極の選択
私益優先の生き方か倫理優先の生き方か。
3[オンライン/online]:共同体の喪失
「万人の万人に対する戦争」。
4[オンライン/online]:世界を使い果たす
アダム・スミス対ジャン=ジャック・ルソー。
5[オンライン/online]:日本人の生き方
集団のために生きることは可能か?
6[オンライン/online]:お返し戦術
憎しみ合う者同士の協力。
7[オンライン/online]:倫理的に生きる
英雄的行為だけが倫理的に生きることではない。
8[オンライン/online]:倫理の本性
他者におよぼす影響を無視して自分自身の利益だけを気にかけるのは倫理的ではない。
9[オンライン/online]:ある目的のために生きる
私たちの人生は、自分で自由に意味を与えることができるものなのか?
10[オンライン/online]:よい生き方
宇宙の視点をとる。
11[オンライン/online]:フランクル『それでも人生にイエスと言う』
生きる意味と価値。
12[オンライン/online]:人生を意味あるものにする
生きていることに責任を担う。
13[オンライン/online]:どんな状況でも人生にイエスと言う
苦悩に耐え抜くことにも意味がある。
14[オンライン/online]:試験・まとめと解説
シンガー、フランクルの両者の倫理が、どれほど理解されているかを確認する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
配布資料を読み込んでおくことが準備になります。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
配付資料をもちいるため、教科書は使用しない。
参考書References
ピーター・シンガー『私たちはどう生きるべきか』(山内友三郎監訳、ちくま学芸文庫、2013年。)
V・E・フランクル『それでも人生にイエスと言う』(山田邦男・松田美佳訳、春秋社、2016年。)
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の「課題」(30%)と筆記試験(70%)。筆記試験も「課題」によって行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
基本的には授業内容をどれだけ正確に理解できるかだけが求められます。細かな言葉遣いに注意しながら、資料を読み進めてください。