経済学部Faculty of Economics
LIT100CA（文学 / Literature 100）日本文学Japanese Literature
黒田 俊太郎Shuntaro KURODA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | K5111 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 経113 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 総合教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 総合教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this class, students will learn the methods to read novels analytically and practice reading some modern Japanese short stories by employing these methods. Through these practices, students are also expected to learn about the modernization of Japan and consider how people tried to cope with it.
Students are expected to spend about two hours for preparation and review of each class, respectively.
Attendance Policy: In order to pass this course, students should attend at least 10 classes (out of 14). A late attendance = 0.5 attendance.
Grading Policy: assignments (they should be submitted by the deadline) (100%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、日本近代文学というジャンルの小説群から、いくつかの短編小説を取り上げ、読んでいく。
小説を読んで〈おもしろい／つまらない〉と感じることがある。そして、それはテーマや思想といった、内容（何が書かれていたか）に向けられていることが多いだろう。だが、小説の形式（どのように書かれていたか）や小説の書かれた歴史的背景に目を向けるという方法があることも知っておきたい。
それは単に形式や背景の〈おもしろさ〉に気づくためではなく、それらと一心同体の関係にある内容を見つめなおすことでもある。
この授業では、小説を読むための基本的な研究方法・調査方法を学び、それらの方法論を用いながら分析的に読むことを実践してもらう。またそうした実践を通して、日本の近代（化）についても考えてもらいたい。
到達目標Goal
・短編小説に内在していた「問い」を再発見し、現代的な課題として問い直そうとする。（態度目標［本単元で育成したい学習者の態度］）
・短編小説に内在する「問い」についての学習者同士や教員との対話を通して、私たちが人生において向き合わねばならない本質的問題について知る。（価値目標［本単元で考えさせたい内容や価値観］）
・小説を分析的に読むための基本的な研究方法・調査方法を学び、小説を分析することができる。（技能目標［本単元で習得させたい知識や言語能力］）
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
指示された短編小説や関連する先行研究を読んでくること。授業では、各短編小説や研究方法・調査方法に関する講義を行うが、それに関連する課題にも必ず取り組んでもらう。また課題についてグループで話し合ったり、グループ内の意見を全体に対しプレゼンしたりしてもらう。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
授業の概要と目的
第2回[対面/face to face]：作品・テクスト
研究史
第3回[対面/face to face]：森鷗外の文学/「舞姫」
同時代評
第4回[対面/face to face]：森鷗外の文学/「舞姫」
読者論
第5回[対面/face to face]：森鷗外の文学/「舞姫」
評価史
第6回[対面/face to face]：国木田独歩の文学/「鎌倉婦人」
視点・視点人物
第7回[対面/face to face]：国木田独歩の文学/「鎌倉婦人」
焦点化
第8回[対面/face to face]：国木田独歩の文学/「鎌倉婦人」
同時代言説
第9回[対面/face to face]：芥川龍之介の文学/「南京の基督」
語り手
第10回[対面/face to face]：芥川龍之介の文学/「南京の基督」
語りの構造
第11回[対面/face to face]：芥川龍之介の文学/「南京の基督」
近代観
第12回[対面/face to face]：太宰治の文学/「女生徒」
本文校異
第13回[対面/face to face]：太宰治の文学/「女生徒」
典拠研究
第14回[対面/face to face]：まとめ
半期のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学習者には、事前課題や復習課題に取り組んでもらうことがある。また、課題の有無に関わらず、準備学習・復習はそれぞれ2時間を目安に取り組むこと。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
参考書References
特になし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・出席は毎回取る。
・全14回中10回以上の出席を単位修得の最低条件とする。
・遅刻は欠席0.5回とカウントする。
・課題提出は締め切り順守（基本は授業内の提出）。
・事前課題等を指示する場合は必ず取り組むこと。
・提出物100％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業に際しては、インターネット回線とパソコン、カメラ、マイクを用意してください。パソコンがない場合は、スマホやタブレットを代用してもかまいません。
また授業中も、それらのデバイスを積極的に用いて情報収集を行いながら、課題等に取り組んでください。