キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies
MAN500M1－1403（経営学 / Management 500）経営組織マネジメント論Business Organization Management
木村 琢磨Takuma KIMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X8016 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1,土2/Sat.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
プログラム科目 ビジネスキャリアプログラム |
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Outline (in English)
Course outline
This course covers basic constructs and theories of organizational behavior, focusing on individual and group levels.
Learning objectives
1. Can explain constructs and theories of individuals' attribute, attitudes, and behavior
2. Can explain constructs and theories of group behavior
Learning activities outside of classroom
1. Read the textbook and write up short essays.
2. Prepare the final exam
Grading Criteria
1. Short essays: 30%
2. Final exam: 70%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
※本授業はZOOMを用いたリアルタイムオンライン授業により行う予定です。ZOOMのURL等は学習支援システムの連絡事項を読んでください。
概要：
本授業では、組織行動（Organizatinal Behavior）の研究の主なトピックを取り上げ、企業組織・人材のマネジメントに関する基礎的な理論を学びます。
目的：
人材のマネジメント、キャリア開発について企業経営の視点から実証研究を行うための、基礎的な理論的知識・思考力を養うことを目的とします。
到達目標Goal
・個人の特性・心理・態度・行動に関する基礎的な概念・理論を説明できる。
・集団の行動に関する基礎的な概念・理論を説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち，「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
土曜日の１・２限で14週（計28回）に行います。実施形態は下記の通りです。
・１限：テキスト・提出課題の内容に関する解説
・２限：テキスト・提出課題の内容に基づく質疑・ディスカッション
質疑とディスカッションの時間は授業時間内に十分に取りますので、質問は授業時間中に出してください。時間が足りない場合はオフィスアワーを使ってください。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
本講義の概要と目的、到達目標、学習方法
第2回[対面/face to face]：学術研究の基礎
経営組織・組織行動に関する学術研究の基本的な考え方・方法
第3回[対面/face to face]：個人の行動の基礎（１）
価値観、態度
第4回[対面/face to face]：個人の行動の基礎（２）
認知、学習
第5回[対面/face to face]：パーソナリティと感情（１）
パーソナリティ
第6回[対面/face to face]：パーソナリティと感情（２）
感情
第7回[対面/face to face]：動機づけの基本的なコンセプト（１）
初期の動機づけ理論
第8回[対面/face to face]：動機づけの基本的なコンセプト（２）
現代の動機づけ理論
第9回[対面/face to face]：動機づけ：コンセプトから応用へ（１）
目標による管理、行動修正法、従業員認知プログラム、従業員の巻き込みプログラム
第10回[対面/face to face]：動機づけ：コンセプトから応用へ（２）
職務再設計と勤務形態の選択、変動給与制、能力給
第11回[対面/face to face]：個人の意思決定（１）
意思決定はどのように行われるか
第12回[対面/face to face]：個人の意思決定（２）
意思決定の実際、意思決定における倫理
第13回[対面/face to face]：集団行動の基礎（１）
集団の定義と分類、集団の基本的概念
第14回[対面/face to face]：集団行動の基礎（２）
集団の意思決定
第15回[対面/face to face]：チームを理解する（１）
チームが多用される理由、チームとグループの違い、チームのタイプ
第16回[対面/face to face]：チームを理解する（２）
チーム・ビルディング、チームプレイヤー
第17回[対面/face to face]：コミュニケーション（１）
コミュニケーションの機能・プロセス・方向
第18回[対面/face to face]：コミュニケーション（２）
コミュニケーションの阻害要因、異文化コミュニケーション
第19回[対面/face to face]：リーダーシップ（１）
リーダーシップの定義、特性理論、行動理論、条件適合理論
第20回[対面/face to face]：リーダーシップ（２）
カリスマ的リーダーシップ、信頼とリーダーシップ
第21回[対面/face to face]：パワーと政治（１）
パワーの定義、パワーの源泉、パワーと依存
第22回[対面/face to face]：パワーと政治（２）
連帯形成、社内政治
第23回[対面/face to face]：コンフリクトと交渉（１）
コンフリクトの定義と分類
第24回[対面/face to face]：コンフリクトと交渉（２）
コンフリクトのプロセス、交渉
第25回[対面/face to face]：質疑とディスカッション（１）
個人レベルのトピックに関する質疑とディスカッション
第26回[対面/face to face]：質疑とディスカッション（２）
集団レベルのトピックに関する質疑とディスカッション
第27回[対面/face to face]：総括（１）
全体のまとめと理解度確認
第28回[対面/face to face]：総括（２）
理解度が不足している事項に関する補足
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・毎週、テキストの該当章を読み、考察をまとめたレポートを授業の前々日までに提出
・各回の授業内容の復習
・上記２点の準備学習は３時間、授業後の復習時間は１時間を標準とする
テキスト（教科書）Textbooks
・スティーブン・Ｐ・ロビンス著、髙木晴夫訳（2009）『組織行動のマネジメント（新版）』ダイヤモンド社
参考書References
適宜紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
１．レポート（30％）
・テキストの内容を十分に読み込んで考察ができているかどうかを問う。
・レポートの段階では概念と理解の正確さを問うというよりは、テキストの説明を読み込んで現実の問題と関連づけて考えているかどうかを問う。
２．最終試験（70％）
・基礎的な概念・理論を正確に理解しているか、類似の概念や理論との違いを説明できるかを問う。
・個人的な見解を問うものではなく、先行研究の内容を知識として習得できているかを問う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・学習した内容を定着させるため成績評価は知識の習得度を問う試験を主として行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
指定テキスト
その他の重要事項Others
提出課題に基づく質疑やディスカッションを中心とした少人数での実施を前提としています。そのため、キャリアデザイン学研究科および科目履修生の受講者数が合計で10名に達した場合、他研究科の履修を制限することがあります。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
組織行動（organizational behavior）
ビジネス・アナリティクス（business analytics）
＜主要研究業績＞
・How and when corporate social responsibility affects salespeople's organizational citizenship behaviors?: The moderating role of ethics and justice. Corporate Social Responsibility and Environmental Management, 2019, 26(3), 548-558.
・The roles of political skill and intrinsic motivation in performance prediction of adaptive selling. Industrial Marketing Management, 2019, 77, 198-208.
・Work overload and intimidation: The moderating role of resilience. European Management Journal, 2018, 36(6), 736-745.
・Ethical Leadership and Its Cultural and Institutional Context: An Empirical Study in Japan. Journal of Business Ethics, 2018, 151(3), 707-724.
・A Review of Political Skill: Current Research Trend and Directions for Future Research. International Journal of Management Reviews, 2015, 17(3), 312-332.