キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies
EDU500M1－1305（教育学 / Education 500）生涯学習論Lifelong Learning and Education
久井 英輔Eisuke HISAI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X8013 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火6/Tue.6,火7/Tue.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
プログラム科目 キャリア教育・発達プログラム |
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Outline (in English)
(Course Outline)
The aim of this course is to provide basic knowledge and viewpoints regarding lifelong learning and social education through text reading, presentations, and discussion.
(Learning Objectives)
The goals of this course are to help students to acquire ability to grasp the thoughts, systems, practices of lifelong learning and social education and to understand their historical and social context appropriately.
(Learning Activities Outside of Classroom)
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
(Grading Criteria /Policy)
Final grade will be calculated according to the following process: Presentations(50%), contribution to discussion(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
（授業の概要）
この授業では、生涯学習、社会教育を捉える上で重要な基礎知識や視点について、文献講読とディスカッションを通じて検討する。
（授業の意義と目的）
生涯学習、社会教育に関わる理念、制度、実践やその歴史的・社会的背景について適切に把握できる力を養うことを目的とする。
到達目標Goal
生涯学習、社会教育に関する理念、制度、実践に関する正確な知識の獲得、及び、それらの歴史的、社会的背景に関する適切な理解、そしてこれらを踏まえて学生各自の研究に活用できる生涯学習・社会教育的視点を獲得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち，「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
最初数回のガイダンス的な授業以外は、文献講読とそれを踏まえたディスカッションとする。それぞれの文献について、発表を担当する受講者は、要約とコメント（ディスカッションに資する論点の提示）を中心としたレジュメを作成することとする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：授業内容説明と問題関心の共有
授業の進め方の詳細について説明するとともに、生涯学習に関する教員、受講者の問題関心を共有する。
第2回[対面/face to face]：生涯学習・社会教育に関する基本概念①
生涯学習、社会教育をめぐる諸概念の基礎知識について確認する。
第3回[対面/face to face]：生涯学習・社会教育に関する基本概念②
生涯学習、社会教育をめぐる制度や実践の現状についての基礎知識について確認する。
第4回[対面/face to face]：生涯学習・社会教育に関する基本概念③
生涯学習、社会教育をめぐる社会背景に関する基礎知識について確認する。
第5回[対面/face to face]：生涯学習をめぐる理念①
生涯教育、生涯学習理念の歴史的系譜について、文献講読を基に検討する。
第6回[対面/face to face]：生涯学習をめぐる理念②
リカレント教育理念の展開について、文献講読を基に検討する。
第7回[対面/face to face]：生涯学習をめぐる理念③
学習社会論の展開について、文献講読を基に検討する。
第8回[対面/face to face]：生涯学習をめぐる理念④
生涯学習に関わって国際機関の提唱する理念について、文献講読を基に検討する。
第9回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論①
成人学習理論の展開の概要について、文献講読を基に検討する。
第10回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論②
ノールズのアンドラゴジー論、自己主導型学習理念について文献講読を基に検討する。
第11回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論③
メジローらの変容的学習理論について、文献講読を基に検討する。
第12回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論④
コルブの経験学習の理論について、文献講読を基に検討する。
第13回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論⑤
レイヴ&ウェンガー状況的学習論について、文献講読を基に検討する。
第14回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論⑥
エンゲストロームの拡張的学習の理論について、文献講読を基に検討する。
第15回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論⑦
センゲの「学習する組織」について、文献講読を基に検討する。
第16回[対面/face to face]：成人学習者を捉える理論⑧
格差、学習障壁に関わる成人学習理論について、文献講読を基に検討する。
第17回[対面/face to face]：日本における社会教育の歴史と現状①
社会教育施設経営の現状と課題について、文献講読を基に概観する。
第18回[対面/face to face]：日本における社会教育の歴史と現状②
社会教育施設と住民自治をめぐる課題について、文献講読を基に検討する。
第19回[対面/face to face]：日本における社会教育の歴史と現状③
社会教育行政・施設職員のキャリア形成について、文献講読を基に検討する。
第20回[対面/face to face]：日本における社会教育の歴史と現状④
社会教育行政の歴史的展開と現代における課題について、文献講読を基に検討する。
第21回[対面/face to face]：日本における社会教育の歴史と現状⑤
民間の社会教育事業（営利・非営利）の展開について、文献講読を基に検討する。
第22回[対面/face to face]：日本における社会教育の歴史と現状⑥
公共職業訓練の現状について、文献講読を基に検討する。
第23回[対面/face to face]：地域・学校の連携・協働と社会教育①
地域・学校の連携・協働と社会教育の関係をめぐる歴史的展開について、文献講読を基に検討する。
第24回[対面/face to face]：地域・学校の連携・協働と社会教育②
コミュニティスクールの現状について、文献講読を基に検討する。
第25回[対面/face to face]：地域・学校の連携・協働と社会教育③
地域学校協働活動の現状について、文献講読を基に検討する。
第26回[対面/face to face]：地域・学校の連携・協働と社会教育④
家庭教育支援の現状と課題について、文献講読を基に検討する。
第27回[対面/face to face]：授業の振り返り①
これまでの文献講読の内容に基づいて各受講者が論点を提示し、それを基に討論を行う。
第28回[対面/face to face]：授業の振り返り②
各受講者が自分自身の研究関心とこれまでの文献講読の内容との関連について報告し、それを基に討論を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・各回の授業の前に課題の講読文献を予め読んでおくこと。
・各回の文献発表担当者は、丁寧な要約と、ディスカッションの論点となるコメントを用意すること
・各回の授業後、討論の内容と前回までの文献との関係を踏まえつつ、文献をもう一度読み直すこと。
・本授業の準備学習・復習時間は各2時間以上を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
講読文献は多岐にわたるので、授業内で提示する。文献のマスターコピーまたはPDFファイルは、担当教員が用意する。
参考書References
特に指定しない。
成績評価の方法と基準Grading criteria
文献講読発表 50％
討論への貢献度 50％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
文献発表、コメントの負担が過重とならないよう受講者の状況を随時勘案しつつ、学習効果が低減しないように課題を設定したい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
担当教員の専門分野等
法政大学学術研究データベース
担当教員のページのURL：
https://kenkyu-web.hosei.ac.jp/Profiles/112/0011129/profile.html