キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies
EDU500M1－1302（教育学 / Education 500）教育経営論Educational Management and Administration
仲田 康一Koichi NAKATA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学研究科Graduate School of Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X8010 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6,月7/Mon.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
プログラム科目 キャリア教育・発達プログラム |
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Outline (in English)
【授業の概要（Course outline）】
The objective of this class is to learn the theories, concepts, and perspectives that relate to educational management, taking into account macro-factors such as social change, educational policy, and legislation, as well as micro practices at the chalkface.
【到達目標（Learning Objectives）】
Students are expected to understand the theories, concepts, and perspectives
necessary for research on school management.
Students are expected to be able to read and understand literature deeply and critically.
【授業時間外の学習（Learning activities outside of classroom）】
Students will be required to read the literature assigned for each session and prepare their own comment sheets. Students will also be required to prepare for the mid-term and final presentations on their own topics. The standard preparation and review time for this class is two hours each.
【成績評価の方法と基準（Grading Criteria /Policy）】
Contribution to discussion: 50%, Mid- and final-term report: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
学校組織や経営管理に関する研究に必要となる概念、視角、方法を習得するため、文献検討やディスカッションを行う。
その際には、社会変動や教育政策・法制といったマクロな要因や、よりミクロな現場での実践との相互関係も視野に入れる。
到達目標Goal
学校組織や経営管理に関する研究に必要となる概念、視角、方法を理解し、それを用いて論述ができる。
単にこれまでの研究を知るだけでなく、自らが修士論文を執筆するという目的意識に沿って、例えば、調査法や論証法の参考として、表現の手本として、論敵として・・・といった様々な角度から文献を読み解けるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち，「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
初日（第1・2回目）はZoomで行う（URLは学習支援システムで連絡する）。それ以降については、対面形式で行う。
文献購読においては、報告主担当を設定するが、主担当だけでなく全員がコメントシートを作成して臨むものとする。
コメントシートの配布・共有方法については、初回の授業で連絡する。
各自が設定した小テーマに基づくミニ研究を文献購読とは別に行い、中間・最終報告を求める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション
授業の進行、内容、成績評価等についての説明と合意
第2回[オンライン/online]：自己紹介
自己紹介、各々の問題関心の交流
第3回[対面/face to face]：研究をするということ
研究をするプロセスの概略
第4回[対面/face to face]：論文を書くということ
論文を書くプロセスを概略
第5回[対面/face to face]：教育改革の構造(1)
教育改革の国際的潮流
第6回[対面/face to face]：教育改革の構造(2)
日本における教育政策過程の構造と変容の動向
第7回[対面/face to face]：教育改革の構造(3)
学校の自律性向上についての政策動向
第8回[対面/face to face]：教育改革の構造(4)
今日の改革動向についての批判的検討
第9回[対面/face to face]：教育経営のマクロ要件(1)
教育政策形成過程
第10回[対面/face to face]：教育経営のマクロ要件(2)
教育政策決定過程
第11回[対面/face to face]：改革下の教育組織(1)
英米の学校教育動向
第12回[対面/face to face]：改革下の教育組織(2)
英米の学校教育動向
第13回[対面/face to face]：改革下の教育組織(3)
意思決定とミクロ・ポリティクス
第14回[対面/face to face]：改革下の教育組織(4)
学校組織の中での意味の生成
第15回[対面/face to face]：中間レポートの発表
自らが設定したテーマについての中間レポートの発表とディスカッション
第16回[対面/face to face]：中間レポートの発表
自らが設定したテーマについての中間レポートの発表とディスカッション
第17回[対面/face to face]：改革下の教育組織(5)
学校の自律化とソーシャル・キャピタル
第18回[対面/face to face]：改革下の教育組織(6)
学校の自律化と協働・熟議
第19回[対面/face to face]：改革下の教育組織(7)
学校と他・多分野連携
第20回[対面/face to face]：改革下の教育組織(8)
教育と福祉領域との連携
第21回[対面/face to face]：改革下の教育組織(9)
教育リーダーシップ
第22回[対面/face to face]：改革下の教育組織(10)
ミドルアップダウンマネジメント
第23回[対面/face to face]：改めて教育改革を問う(1)
教育改革とは何で、いつまで続くのか
第24回[対面/face to face]：改めて教育改革を問う(2)
教育には何ができないか
第25回[対面/face to face]：他者の研究から学ぶ(1)
論文の表舞台と舞台裏
第26回[対面/face to face]：他者の研究から学ぶ(2)
研究のキャリア
第27回[対面/face to face]：まとめと内省(1)
授業内容全体の総括
第28回[対面/face to face]：まとめと内省(2)
共同でのリフレクション
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の課題文献を読み、各自がコメントシートを作成することを予習として求める。また、各自が立てたテーマに即した中間報告と最終報告に向けた事前準備も必要になる。本授業の準備学習・復習時間は、1回につき各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは特に指定せず、参照すべき文献・資料については、その都度示す。
参考書References
参照すべき文献・資料については、その都度示す。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の発表を50％、中間・最終報告を50％として評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンラインで配布物を共有するため、インターネットに接続したPCまたはタブレットが必要である（持参できない場合は相談してほしい）。
その他の重要事項Others
受講生の研究課題を踏まえ、トピックや文献の選定に反映させる。研究をする、論文を書く準備として文献を読むということの練習になるよう配慮する。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
教育政策・法制研究、教育経営論
＜研究テーマ＞
国・地方の教育政策形成と実施の分析、学校経営（特に、学校と地域社会や福祉領域との協働）
＜主要研究業績＞
『コミュニティ・スクールのポリティクス』（勁草書房、単著、2015年）、
『学力工場の社会学』（Christy Kulz著、監訳、明石書店、2020年）
『教育にこだわるということ』（Gert Biesta著、分担訳、東京大学出版会、2021年）