法学研究科Graduate School of Law
LAW700A1（法学 / law 700）社会法特研演習ⅥSelected Topics on Social Law VI
沼田 雅之
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学研究科Graduate School of Law |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X4448 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | |
| 曜日・時限Day/Period | |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 修士「労働法論文指導Ⅱ,Ⅳ」と合同開講 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
1. Course Outline
This seminar is for students at second and/or third grade of doctor course. Students will analyze some famous theses in the field of social security law and some cases of social security law.
2. Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the followings:
－A. Advanced necessary for setting the theme of a doctoral dissertation and writing a dissertation on a specific theme while acquiring accurate understanding of the latest major problems of social security law and labor law, problem-seeking, application of theory, and problem-solving ability. To acquire the methods and techniques of. Particular emphasis is placed on comparative law research.
－B. Students who participated in this class will write their own thoughts on various issues related to social security law as a dissertation by acquiring a high level of understanding and application of the basic theory of social security law and labor law.
3. Learning Activities Outside of Classroom
Lecture/Exercise（two-credits）
Before/after each class meeting, students will be expected to spend five hours to understand the course content.
4.Grading Criteria /Policies
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
－a. Quality of student reports: 50%
－b. Learning results for problems pointed out by the instructor: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
リサーチワーク科目である本授業では、博士後期課程における社会保障法の博士論文作成の指導を行う。同時に、指導に際して、社会保障法判例や、比較法研究など、特定テーマについても研究する。
到達目標Goal
最新の社会保障法の主要問題の正確な理解と課題探求・理論の応用・問題解決能力を獲得させながら、博士論文のテーマ設定の仕方や特定テーマについての論文作成に必要な、高度の方法・技術等を身につけさせる。とくに比較法研究を重視する。
この授業に参加した学生は、社会保障法・労働法の基本理論の理解とその応用力を高レベルで習得することを通じて、社会保障法・労働法上の諸問題について、柔軟かつ論理的に思考し、自らの考えを博士論文という形で完成させることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」のすべてに強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
・この授業は、原則としてオンラインで実施します。
・Zoomのミーティングアドレス等は、学習支援システムで確認すること。
・受講生の設定した論文テーマについて発表を行ってもらう。
・これに対して教員が問題点の指摘を行い、新たな課題を設定する。
・新たな課題について、次回までに研究してくる。
・報告者及び参加者からの質問等には、その場でフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス
・長期休業中の課題の進捗状況に関する報告。
・報告を受けての課題の確認。
第2回[オンライン/online]：研究発表
・第1回で確認された課題に関する調査、研究報告（1回目）。
・報告を受けての課題の確認。
第3回[オンライン/online]：研究発表
・第1回で確認された課題に関する調査、研究報告（2回目）。
・報告を受けての課題の確認。
第4回[オンライン/online]：研究発表
・第1回で確認された課題に関する調査、研究報告（3回目）。
・報告を受けての課題の確認。
第5回[オンライン/online]：研究発表
・第1回で確認された課題に関する調査、研究報告（4回目）。
・報告を受けての課題の確認。
第6回[オンライン/online]：研究発表
・中間整理（論文執筆上の全体的な課題の再確認）
第7回[オンライン/online]：研究発表
・第6回で確認された課題に関する調査、研究報告（1回目）。
・報告を受けての課題の確認。
第8回[オンライン/online]：研究発表
・第6回で確認された課題に関する調査、研究報告（2回目）。
・報告を受けての課題の確認。
第9回[オンライン/online]：研究発表
・第6回で確認された課題に関する調査、研究報告（3回目）。
・報告を受けての課題の確認。
第10回[オンライン/online]：研究発表
・論文全体の構造を意識したレジュメ作成、報告。
・報告を受けての課題確認。
第11回[オンライン/online]：研究発表
・執筆した部分の評価（1回目）。
・評価部分の課題の確認。
第12回[オンライン/online]：研究発表
・執筆した部分の評価（2回目）。
・評価部分の課題の確認。
第13回[オンライン/online]：研究発表
・執筆した部分の評価（3回目）。
・評価部分の課題の確認。
第14回[オンライン/online]：研究発表
・長期休業中の課題の確認および指示。
・あるいは完成論文の最終評価
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・設定した博士論文課題についての調査、研究
・本授業の準備学習・復習時間は各5時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しない。
参考書References
設定された課題による。
成績評価の方法と基準Grading criteria
１．報告の内容（50％）
２．担当教員から指摘された問題点に対する学習成果（50％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・インターネットに接続できる環境とZoomを利用可能な端末。
・レジュメ等の作成に必要な端末。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 社会法（社会保障法・労働法）
＜研究テーマ＞ 非正規労働者の社会保障法、労働法上の課題
＜主要研究業績＞
沼田雅之ほか編著『労働法における最高裁判例の再検討』（旬報社、2022年）、沼田雅之ほか編著『ファーストステップ労働法』（エイデル研究所、2020年）、「労働契約申込みみなし制度における偽装請負と「免れる目的」」法律時報94巻9号（2022年）、「プラットフォームワーカーの自由と保障―「新しい働き方」のため、社会が準備すべきこと」世界960号（2022年）、「プラットフォームワークと社会保障」日本労働法学会誌135号（2022年）、「派遣労働者の「同一労働同一賃金」の課題－派遣先均等・均衡方式を中心として－」季刊労働法272号（2021年）ほか