経済学研究科Graduate School of Economics
ECN512C1-2（経済学 / Economics 500）経済史ＢEconomic History B
進藤 理香子Rikako SHINDO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学研究科Graduate School of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X3006 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture studies the economic, social and political relationships between East Asia and Europe from the 19th century to the 21st century with a special focus on Japanese-German relations.
Lecture (two-credits): Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria/Policies: Your overall grade in the class will be decided based on the following performances: in-class contribution (50%) and a term-end report (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
19世紀半ばから現代に至るアジアとヨーロッパの相互関係について、とりわけ日本とドイツの関係に焦点をあてつつ、社会経済史的に考察する。日本の近代化と帝国主義化における欧州の影響、二度の世界大戦、冷戦体制、高度経済成長、そして21世紀の現代に至る日欧の相互関係、そのアジア諸国への影響などについて学習する。
到達目標Goal
・文献や史料を解読し、自ら考え理解し、論証する力を養う。
・日本とドイツ間の問題に限定せず、アジア・ヨーロッパ間というより大きな枠組と比較しながら考察できるようにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面授業とオンライン（Zoom）授業を行う。教員による講義、学生によるテキスト輪読、史料解読、研究報告から構成される。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：秋学期の導入
講義計画に関する説明と学生の報告順などを調整する。
第2回[オンライン/online]：19世紀後半の日本とドイツ①
日本・プロイセン修好通商条約について文献・史料を読み、討論。
第3回[対面/face to face]：19世紀後半の日本とドイツ②
岩倉遣欧使節団、殖産興業、富国強兵について文献・史料を読み、討論。
第4回[対面/face to face]：19世紀後半の日本とドイツ③
日本とドイツの憲法制定、社会制度に関する文献・史料を読み、討論。
第5回[対面/face to face]：帝国主義と植民地進出①
欧州諸国のアジア進出について文献・史料を読み、討論。
第6回[対面/face to face]：帝国主義と植民地進出②
日本による東アジア進出について文献・史料を読み、討論。
第7回[対面/face to face]：第一次世界大戦
日独間の青島をめぐる戦い、俘虜収容所などについて文献・史料を読み、討論。
第8回[対面/face to face]：戦間期から第二次世界大戦①
日独の接近と東アジアをめぐる諸問題について文献・史料を読み、討論①。
第9回[対面/face to face]：戦間期から第二次世界大戦②
日独の接近と東アジアをめぐる諸問題について文献・史料を読み、討論②。
第10回[オンライン/online]：終戦と連合国占領政策
日本とドイツの敗戦、占領政策、復興について文献・史料を読み、討論。
第11回[オンライン/online]：冷戦体制と高度経済成長
日本と西ドイツの高度経済成長期の関係について文献・史料を読み、討論。
第12回[オンライン/online]：冷戦下の東側陣営との関係
日本と東ドイツの関係について文献・史料を読み、討論。
第13回[オンライン/online]：東西ドイツ再統一から現代まで①
日本と再統一後のドイツとの関係について文献・史料を読み、討論。
第14回[オンライン/online]：東西ドイツ再統一から現代まで②
現代の日本・EU関係が直面する諸問題について文献・史料を読み、討論。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは授業内および学習支援システム上で指示・配布する。
参考書References
工藤章・田嶋信雄 編『日独関係史 : 一八九〇-一九四五 』（第１巻：総説東アジアにおける邂逅；第２巻：枢軸形成の多元的力学；第３巻：体制変動の社会的衝撃）、東京大学出版会、2008年
工藤章・田嶋信雄 編『戦後日独関係史』東京大学出版会、2014年
熊野直樹・田嶋信雄・工藤章編『ドイツ=東アジア関係史一八九〇-一九四五 ： 財・人間・情報』九州大学出版会、2021年
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（50％）、期末レポート（50％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業が受けれるように、パソコンとインターネット接続が確保できることを前提とする。また学習支援システム上で連絡や資料を配布する。
担当教員の専門分野等
担当教員の分野・業績については以下参照。https://kenkyu-web.hosei.ac.jp/Profiles/102/0010191/profile.html?lang=ja