経済学研究科Graduate School of Economics
ECN501C1-2（経済学 / Economics 500）経済学基礎ＢBasic Economics B
倪 彬Ni BIN
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学研究科Graduate School of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | X3002 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期後半/Spring(2nd half) |
| 曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3,土4/Sat.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
We will learn the basic knowledge and frameworks of macroeconomics.
The goal of this course is as follows:
1. Tell the difference between nominal and real indicators,flow and stock, etc.
2. Explain the fiscal and financial policies made by the government.
3. Understand the important happenings in Japanese and world economy.
4. Understand Solow Model and its policy implications.
5. Understand the basice concepts in macroeconomics.
Work to be done outside of class:
It is highly recommended that students prepare in advance and review the contents after the class. Students are encouraged to read newspapers and references that are related to the topics included in the course schedule.
It is also important that students review the basic mathematics that is used in economics. Estimated time of study: 4 hours each time.
Grading criteria:
The final written exam will cover 70% of the total score. Two homeworks will cover the rest 30%. The final exam will be based on homeworks and quiz problems given in the class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
マクロ経済学では、一国の経済状況の重要な指標である総生産（GDP）や物価水準、利子率といった概念を学び、それらが決定されていく仕組みについて考えます。本講義では、マクロ経済学の基礎的な概念、理論的枠組みを学ぶことを通じて、経済学的なものの見方や考え方を身につけていきます。ひいては、経済社会に対する洞察力、判断力を養うことを目指します。
到達目標Goal
1. 名目と実質、フローとストック、長期と短期の違いや三面等価の原則について説明できる。
2. 総生産や物価水準、利子率が決定される仕組みについて理解するとともに、経済学の基礎的な 知見に基づき、政府による財政政策や金融政策の効果を分析し、説明することができる。
3. 最近の日本・世界経済における重要な出来事を理解する。
4. 長期にわたる持続的経済成長の実現について、経済成長理論の基本モデルであるソロー・モデ ルから得られる含意を理解できる。
5. 上記 1～4 をはじめとして、マクロ経済学の基礎的な概念を理解し、重要な専門用語を適切に用 いることができるとともに、適切な計算方法と関連付けることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
スライドを使って、講義形式により、言葉による直観的説明を重視しながら、基礎的な経済理論を解説します。
授業後演習問題を適宜に与えるので、それを通じて学生の理解度を高めてもらいます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロ
講義の概要、マクロ経済学とは
第2回[オンライン/online]：基本概念(1)
名目と実質GDP、三面等価の原則
第3回[オンライン/online]：基本概念(2)
各種マクロ経済指標とグラフの読み方
第4回[オンライン/online]：マクロ経済モデル入門
長期モデル
第5回[オンライン/online]：財市場の役割
45度線分析、IS曲線
第6回[オンライン/online]：貨幣市場の役割
貨幣・金融の機能、LM曲線
第7回[オンライン/online]：財政・金融政策の効果
流動性の罠
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前学習： 日頃から意識的に経済ニュースに触れるように努めてください。取っ掛かりとしては、以下で参考書として掲げる新書のような、一般向けに書かれた経済学の啓蒙書を手にとってみることもお勧めです。
事後学習： 前回までの講義内容を復習したうえで各回の講義に臨むようにしてください。
また、経済学に使う経済数学の演習（や復習）もしっかりやって貰いたいです。
必要な学習時間：目安として、4時間/回。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし
参考書References
斎藤誠他 (2016) 『マクロ経済学 新版』、有斐閣
古澤泰治・塩路悦朗 (2012) 『ベーシック経済学 -- 次につながる基礎固め』、有斐閣
（※ 本講義で扱うのは第 II 部のみ）
マンキュー マクロ経済学（第3版）1入門篇、東洋経済新報社
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内試験*（70点相当）、授業期間中に 2 回実施する宿題（15 点＋ 15 点＝計 30 点）によって評価します。
*補講日がもし必要であれば学生と相談して決めます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし