法務研究科Law School
LAW500A2（法学 / law 500）税法Tax Law
石井 亮Ryo ISHII
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法務研究科Law School |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | V5111 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～ |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 選択 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
展開・先端科目群 先端 |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to enable students to understand the fundamentals common to tax law and to systematically grasp the structure of Income Tax Act and Corporate Tax Act so that they can interpret laws and regulations and draw conclusions in individual cases by themselves.
Students are expected to read the relevant sections of the textbook in advance while referring to the articles.
Ordinary points are 30%: Attitudes toward the class, such as participation in the class through responses and remarks during the class, will be evaluated. If a student is absent from class, one point will be deducted from the normal score for each absence.
Regular examination at the end of the term: 70%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義は、租税法に共通する基礎的な事項を理解し、所得税法及び法人税法の構造を体系的に把握することによって、個別の事案において法令解釈を行って自身の頭で帰結を導けるようになることを目的としている。
到達目標Goal
学生が、個別の事案において、所得税法及び法人税法の条文操作を行って帰結を導けるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「ＤＰ６」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で進めることを予定している。講義時には実際の条文に当たることを想定しているので、各授業の該当箇所に関係する法令が掲載された六法を持参されたい。また、必要に応じて、適宜、質疑等を行う。
課題等に関するフィードバックは、毎回の授業においてその都度、行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：租税法の基礎
租税法律主義など、租税法に共通する事項について学習する。
【教科書の該当箇所】
第１編 第２章〜第５章
第2回[対面/face to face]：所得の概念と納税義務者
所得税・法人税の基本概念である所得と納税義務者について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第１章、第２章
第3回[対面/face to face]：所得の帰属と所得税の計算構造
実務上も問題となりやすい所得の帰属と所得税の計算構造について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第３章、第４章 第１節
第4回[対面/face to face]：譲渡所得
譲渡所得について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第４章 第２節 ８
第5回[対面/face to face]：給与所得と退職所得
給与所得、退職所得について学習する。
第３編 第４章 第２節 ５、６
第6回[対面/face to face]：事業所得・不動産所得・山林所得
事業所得、不動産所得、山林所得について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第４章 第２節 ３、４、７
第7回[対面/face to face]：利子所得・配当所得・一時所得・雑所得
利子所得、配当所得、一時所得、雑所得について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第４章 第２節 １、２、９、１０
第8回[対面/face to face]：収入金額と必要経費
収入金額と必要経費について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第４章 第３節、第４節
第9回[対面/face to face]：収入金額と必要経費の年度帰属、損益通算と損失の繰越控除、所得控除
収入金額と必要経費の年度帰属、損益通算と損失の繰越控除について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第４章 第５節〜第７節
第10回[対面/face to face]：法人税の基本構造、資本等取引、公正処理基準
法人税の基本構造と重要な概念である資本等取引、公正処理基準について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第５章 第１節、第２節 1 (1)(2)、４
第11回[対面/face to face]：無償取引、寄附金、配当益金不算入
法人税の特徴的な取扱いである無償取引、寄附金、配当益金不算入について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第５章 第２節 1 (3)〜(6)、第３節１、第４節４
第12回[対面/face to face]：減価償却・評価損益、役員給与、繰越欠損金
法人税の理解するために必要な減価償却、評価損益、役員給与、繰越欠損金について学習する。
【教科書の該当箇所】
第３編 第５章 第４節１〜３、９
第13回[対面/face to face]：税額確定手続
実務上も重要な税額確定手続について学習する。
【教科書の該当箇所】
第２編 第２章
第14回[対面/face to face]：租税争訟手続
行政争訟の一分野である租税争訟手続について学習する。
【教科書の該当箇所】
第２編 第３章・第４章
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前にテキスト（教科書）の関連箇所を条文に当たりながら読んでおくこと。
テキスト（教科書）Textbooks
谷口勢津夫『税法基本講義（第７版）』
参考書References
金子宏『租税法（第24版）』
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点は３０％：各人の授業中の応答・発言等を通じた授業への参加などの受講態度を評価対象とする。なお、授業を欠席した場合には，1回につき，平常点から1点減点する。
期末におけるレポート７０％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。