法務研究科Law School
LAW500A2（法学 / law 500）経済法演習Seminar on Anti-Trust Law
若林 亜理砂Arisa WAKABAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法務研究科Law School |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | V4221 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 選択 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
展開・先端科目群 展開 |
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Outline (in English)
【授業の概要（Course outline）】
This course will explore important legal issues in Japanese Antimonopoly law through case study. Basic understanding of the Antimonopoly Act required.
【到達目標（Learning Objectives）】
At the end of this course, students are expected to have profound understanding of Japanese Antitrust Act and an ability to prepare documents in practice.
【授業時間外の学習（Learning activities outside of classroom）】
Students are required to write a paper on selected issues for each class.
【成績評価の方法と基準（Grading Criteria /Policy）】
In the case of having less than 4 students in a class;
(1) Preparatory paper. 60％
(2) Class participation (not just attendance) 40％
In the case of having more than 3 students in a class;
(1) Preparatory paper 30％
(2) Class participation 20％
(3) Final exam 50％
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本演習では、独占禁止法について基本的な内容を理解していることを前提として、独占禁止法について重要な論点を掘り下げた事例研究を行う。
到達目標Goal
独占禁止法に対する総合的な理解を深め、具体的な事案の解決能力を向上させる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「ＤＰ６」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
事前に指定した事案について各自が検討及び起案することを前提とする。各自がお互いの起案を読んだ上で授業に参加し、各論点につき議論、検討を行う。提出された課題等に対して、授業内で講評した上で、添削・返却する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：不当な取引制限①
不当な取引制限（ハードコアカルテル）に関する事例 （相互拘束） につき検討する。
第2回[対面/face to face]：不当な取引制限②
不当な取引制限（ハードコアカルテル）に関する事例 （事業者） について検討する。
第3回[対面/face to face]：不当な取引制限③
不当な取引制限（ハードコアカルテル）に関する事例（競争の実質的制限）について検討する。
第4回[対面/face to face]：不当な取引制限④
不当な取引制限（非ハードコアカルテル）に関する事例 （競争促進効果との衡量）について検討する。
第5回[対面/face to face]：不当な取引制限⑤
不当な取引制限（非ハードコアカルテル）に関する事例（公共目的のカルテル）について検討する。
第6回[対面/face to face]：事業者団体の禁止行為
事業者団体による8条違反行為に関する事例について検討する
第7回[対面/face to face]：企業結合
企業結合に関する事例につき検討する。
第8回[対面/face to face]：私的独占及び不公正な取引方法①
共同の取引拒絶等に関する事例につき検討する。
第9回[対面/face to face]：不公正な取引方法②
不当廉売に関する事例につき検討する。
第10回[対面/face to face]：不公正な取引方法③
抱き合わせに関する事例につき検討する。
第11回[対面/face to face]：不公正な取引方法④
拘束条件付取引に関する事例（地域制限）につき検討する。
第12回[対面/face to face]：不公正な取引方法⑤
拘束条件付取引に関する事例（販売方法の制限）につき検討する。
第13回[対面/face to face]：不公正な取引方法⑥
フランチャイズに関する事例につき検討する。
第14回[対面/face to face]：まとめ
全体のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に指定する事案につき、各自検討し起案を行う。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しない。授業開始後、参照文献については受講生と相談したい。
参考書References
・金井貴嗣ほか編著『独占禁止法（第6版）』(弘文堂 2018)
・金井貴嗣ほか編著『経済法判例・審決百選（第2版）』別冊ジュリスト234号(有斐閣 2017)
成績評価の方法と基準Grading criteria
基本は以下のように評価する予定であるが、状況に応じて、学生と相談の上変更する可能性もある。
1. 履修者が3名以下の場合
平常点により評価する。
(1) 起案の内容 60％
(2) 授業貢献度 40％
2. 履修者が4名以上の場合
(1) 平常点
・起案の内容 30％
・授業貢献度 20％
(2) 期末試験 50％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
現在の授業形態は学生の方から一応好評をいただいているので、今年度も修正を加えつつ、基本的には従来の方法を継続したい。