イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN510F2（経営学 / Management 500）中小企業政策論Small Business Policy
松本 敦則Atsunori MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | W0201 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | 専門講義 |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1・2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 専門科目、MBA特別必修 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 専門科目 |
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Outline (in English)
We mainly consider policies related to ventures and small and medium enterprises, so that they can be utilized for actual consulting. We will examine these policies especially from the standpoint of supporting small and medium enterprises. I will also touch the subjects about the roles of the surrounding public small and medium enterprises supporting organizations and financial institutions, subsidies and grants of administration, and contact services…etc.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
主にベンチャーや中小企業に関する政策を考察し、それを実際のコンサルティングに生かせるようにする。特に中小企業を支援する立場から検討する。また、それらを取り巻く公的な中小企業支援機関や金融機関の役割、さらに行政の補助金や助成金、窓口業務等についても触れていく。
到達目標Goal
これから創業する人や既存の中小企業に対する様々な中小企業政策を理解する。また行政における支援の役割を理解する。さらにそれ踏まえたうえで、実践的な指導・支援・アドバイスができるスキルを取得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義の他、中小企業を支援している政策担当者などのゲストスピーカーとの討議を行う。毎回、テーマに応じた簡単なレポートを提出してもらう。
さらに、2013年度より地域の行政機関（市役所・区役所、中小企業支援機関等）の行政課題についての演習を始めた。本年度も継続して実施したいと考えている。
なお、中小企業政策に関する新しい動向や理論なども随意取り入れるとともに、実務に即して授業を構成する方針である。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス。ベンチャー・中小企業支援を取り巻く現状１
ガイダンスと日本における現状と問題点を考察する。
第2回[対面/face to face]：ベンチャー・中小企業支援を取り巻く現状２
日本における現状と問題点を考察する。
第3回[対面/face to face]：中小企業政策史１
中小企業基本法を理解する。
第4回[対面/face to face]：中小企業政策史２
中小企業政策の変遷を理解する。
第5回[対面/face to face]：商店街調査１
任意で選んだ商店街の現地調査やグループ・ワークを行う。
第6回[対面/face to face]：商店街調査２
任意で選んだ商店街の現地調査やグループ・ワークを行う。
第7回[対面/face to face]：中小企業支援機関１
地域中小企業支援センターの役割を理解する。
第8回[対面/face to face]：中小企業支援機関２
商工会議所、商工会の役割やインキュベーション・マネージャーの役割を理解する。ゲストスピーカーを交えて議論する。
第9回[対面/face to face]：中小企業と金融機関１
中小企業やベンチャー企業を取りまく金融機関の役割と現状を理解する。
第10回[対面/face to face]：中小企業と金融機関２
信用保証協会等の役割と現状を理解する。ゲストスピーカーを交えて議論する。
第11回[対面/face to face]：イタリアの中小企業政策１
イタリアの中小企業政策についての歴史や変遷を学ぶ。
第12回[対面/face to face]：海外の中小企業政策２
他国の中小企業政策についての歴史や変遷を学ぶ。
第13回[対面/face to face]：商店街等の調査研究の発表
学生による発表会
担当教員によるまとめ。
第14回[対面/face to face]：商店街の調査研究の発表
学生による発表会
担当教員によるまとめ。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自分が住んでいる地域の中小企業支援機関や商工会議所等に関心を持ち、ベンチャーや中小企業支援に関する政策を理解しておくことが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし
参考書References
清成忠男（2009）『日本中小企業政策史』有斐閣
清成忠男（1996）『ベンチャー・中小企業優位の時代』東洋経済新報社
中小企業庁『中小企業政策利用ガイドブック』（毎年度発行）
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート課題（60％）、平常点（20％）、グループワークでの貢献度（20％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
体系的・継続的・実践的な講義を行いたい。
その他の重要事項Others
2014年度は三鷹市役所、みたか都市観光協会から「商店街振興」、「フィルムコミッション」、「地域ブランド」に関する課題をいただき、三鷹ネットワーク大学にて報告会を行った。
2015年度は墨田区役所から「商店街振興」、「インバウンド（観光）」、「地域ブランド」に関する課題をいただき、同役所にて報告会を行った。
2016、2019、2020年度は「商店街振興」について課題をもとに調査・発表を行った。
2021年度は千代田区の商店街（神田すずらん通り商店街や秋葉原など）、2022年度は千代田区の東京大神宮通り・飯田橋西口通り商業連合会に関する調査・発表を行った。なお授業スケジュールは演習先行政機関の都合により変更する場合がある。
オフィスアワー「木曜日の３時限目」