イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN510F2(経営学 / Management 500)プロジェクト・デザインマネジメントⅡProject Design Management Ⅱ
大塚 有希子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | W0105 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6,月7/Mon.7 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 専門科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory | 専門科目 |
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Outline (in English)
A project is a value-creating enterprise that takes a specific mission and aims to achieve it in a specific period of time and under specific constraints.
There are various types of projects such as business, product/service creation, research, and invent, etc. In order to create innovative and valuable deliverables, the following three systems and methods are studied.(1) Design Thinking (2) Systems thinking and systems engineering (3) Business Analysis (a system for analyzing requirements to create solutions from the business perspective and the customer perspective)
In addition, students will learn how to create an organizational culture that fosters innovative thinking and avoids stereotyping.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
プロジェクトとは、特定の使命を受けて、特定期間に、資源、状況など特定の制約条件の下で達成を目指す、将来に向けた価値創造事業である。ビジネスや製品・サービスの創造、研究、インベントなど様々なプロジェクトがあるが、イノベーティブで価値ある成果物を創造するために、以下の3つ体系と手法を学ぶ。①デザイン思考(新しい視点でイノべーティブなデザインを発想する思考法)②システム思考とシステムエンジアリング(アイデアを論理的に構造化し、全体と部分の整合性を明確にするための体系)③ビジネス・アナリシス(ビジネス視点と顧客視点の要求からソリューション=解決策を創出するための要求分析体系)また、イノベーティブや発想やステレオタイプに陥らない組織風土づくりについても学ぶ。
到達目標Goal
①知識・思考:プロジェクトマネジメントとビジネスや製品・サービスなどのアイデア創出にに関する基礎的な考え方や知識、求められるスキルを理解できる。
②技能・表現:具体的に課題を通じてプロジェクトマネジメントやシステム×デザイン思考の知識やスキルを自業務にテーラリングできる。
③意欲・関心・態度等:演習を通じて、プロジェクト・デザインに関心を持ち、プロジェクトに活用することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
座学で、プロジェクトマネジメントやシステム×デザイン思考に関する体系、知識、プロセス、ツールやフレームワークなどを説明し、プロジェクト・デザインに求められるスキルを伝える。各自の論文またはビジネスの実プロジェクトを題材にグループ演習と個人演習を行う。講義部分についてはビデオ教材を利用する場合もある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第01回[オンライン/online]:はじめに、プロジェクト・デザインとは
プロジェクトおよび成果のデザイン、それらを検討する体系
第02回[オンライン/online]:プロジェクトおよび成果のデザイン、それらを検討する体系
イノベーティブで価値のある成果を創出するためのプロジェクトマネジメント
第03回[オンライン/online]:システム×デザイン思考
既存のステレイタイプな視点をブレークスルーする手法やツールの紹介
第04回[オンライン/online]:システム×デザイン思考
既存のステレイタイプな視点をブレークスルーする手法やツールの適用
第05回[オンライン/online]:システム×デザイン思考
既存のステレイタイプな視点をブレークスルーする手法やツールの紹介
第06回[オンライン/online]:システム×デザイン思考
既存のステレイタイプな視点をブレークスルーする手法やツールの適用
第07回[オンライン/online]:要求分析とビジネスアナリシス
ビジネス・アナリシス体系とビジネス・顧客とソリューションのトレーサビリティ、および要求分析の説明
第08回[オンライン/online]:要求分析とビジネスアナリシス
要求分析およびトレーサビリティの演習
第09回[オンライン/online]:要求の妥当性確認とシステムエンジニアリング
システムエンジアリング体系の紹介と要求の妥当性確認についての説明
第10回[オンライン/online]:要求の妥当性確認とシステムエンジニアリング
要求妥当性確認の演習
第11回[オンライン/online]:プロジェクトデザインの事例
外部講師による講演
第12回[オンライン/online]:プロジェクトデザインの事例
外部講師による講演
第13回[オンライン/online]:まとめと最終発表
まとめ・発表および事例紹介、テスト
第14回[オンライン/online]:まとめと胚珠発表
まとめ・発表および事例紹介、テスト
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
当該授業に関するテーマについて、文献調査等を通じて準備学習をしておく。
復習・宿題等
授業スケジュール(各回の授業テーマと内容)に基づいて、演習を行うので整理すべき点や不明な点を復習する。それでも不明な点については、文献調査を行うまたは講師に質問する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは、講師がPowerpoint等を使った資料を提示する。
参考書References
授業中に講師が指示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
・講義・演習への参加姿勢(40%)、提出物(60%)
・座学で学んだ知識および自分で調べた情報を使ってチーム演習やレポート作成を行う。
・ビデオ学習を行った場合はクイズにて理解確認を行う。
・参加度合いが75%(21コマ=2100分=35時間)以上に満たない場合には、評価の対象としない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
経営情報戦略科目およびITCケース研修との関連や必要なツールと技法を紹介する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学生は、PC持参のこと(講義および自プロジェクトなどの資料の閲覧、演習、発表に際に利用)。
その他の重要事項Others
・単独での受講も可能であるが「プロジェクトデザインマネジメント(秋学期前半)」の受講も推奨する。
・ITを利用したイノベーティブ・プロジェクトに興味がある場合は「経営情報戦略」においてビジネスモデルのデザインを体系的に経験することができる。
・講師はシステムデザイン・マネジメントの学位を持ち、プロジェクトマネジメンントとソリューションデザインに関する研究およびコンサルティング、教育、制度設計などの実務経験がある。PMP、ITコーディネータ、CBAPの資格も有する。
・質問・相談がある場合には、
1.メールで講師に、質問・相談内容(日時、質問事項など)、希望日時などを伝えてください。
2.講師からの連絡をお待ちください。