イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN510F2(経営学 / Management 500)プロジェクト・デザインマネジメント ⅠProject Design Management Ⅰ
大塚 有希子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | W0104 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 月6/Mon.6,月7/Mon.7 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 専門科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory | 専門科目 |
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Outline (in English)
A project is a value-creating enterprise that takes a specific mission and aims to achieve it in a specific period of time and under specific constraints.
A project is characterized by (1) being an activity that achieves an objective, (2) having a specified beginning and end point, (3) having constraints on the resources available, and (4) being unique and risky compared to routine work. Project management is the application of the most appropriate knowledge, skills, tools, and techniques to successfully complete a project, meeting or exceeding the requirements and expectations of the various stakeholders. In this course, students will gain an understanding of project management knowledge and skills in the classroom through exercises on their own projects.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
プロジェクトとは、特定の使命を受けて、特定期間に、資源、状況など特定の制約条件の下で達成を目指す、将来に向けた価値創造事業である。プロジェクトの特徴は、①目的を達成する活動である、②特定された始まりと終了の時点がある、③使用できる資源の制約がある、④ある特定の成果を出すあるいは特定の問題や課題を解決するので何を達成するのか明確であり成否がはっきりわかる。プロジェクトマネジメントは、プロジェクトを成功に導くために、事業主体や他のステークホルダーの要求事項や期待を充足する、またはそれ以上の成果を上げるために、最適な知識、技術、ツールそして技法を適用することである。本授業は、座学でプロジェクトマネジメントに関する知識、スキルを理解し、チーム演習を通じて、プロジェクトマネジメントの適用を体得する。
到達目標Goal
①知識・思考:プロジェクトマネジメントに関する基礎的な考え方や知識、求められるスキルを理解できる。
②技能・表現:具体的に課題を通じてプロジェクトマネジメントの知識やスキルを自業務にテーラリングできる。
③意欲・関心・態度等:チーム演習を通じて、プロジェクトマネジメントに関心を持ち、自己のプロジェクトに活用することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
座学で、プロジェクトマネジメントに関する体系、知識、プロセス、ツールと技法を説明し、プロジェクト推進に求められるスキルを伝える。各自の論文またはビジネスの実プロジェクトを題材にグループ演習と個人演習を行う。講義部分についてはビデオ教材を利用する場合もある。
オンラインによる参加も認めるが、指示がある場合は対面にて参加のこと。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第01回[オンライン/online]:はじめに、プロジェクトとは
プロジェクトとは、プロジェクトマネジメントとは、組織とプロジェクト、プログラムマネジメントとプロジェクトマネジメントについて説明する
第02回[オンライン/online]:プロジェクト、プロジェクトマネジメントに関するチーム演習
プロジェクト、プロジェクトマネジメントに関するチーム演習を行う。
第03回[オンライン/online]:ステークホルダーの要求分析とスコープマネジメント
スコープマネジメントとステークホルダーの要求分析について説明する。
第04回[オンライン/online]:ステークホルダーの要求とスコープマネジメント演習
ステークホルダーの要求引き出しと構造化演習
第05回[オンライン/online]:チーム・マネジメント
人的資源、チム・コミュニケーションについて説明し、演習する。
第06回[オンライン/online]:リスクと変更管理
問題発生時の対応について説明し、演習する。
第07回[オンライン/online]:ステークホルダー・マネジメント
ステークホルダー特定、マネジメント計画、エンゲージマネジメント、エンゲージ・コントロールについて説明する。
第08回[オンライン/online]:スコープ&スケジュールマネジメント
スコープ&スケジュールその他のマネジメントに関して説明する
第09回[オンライン/online]:スコープ&スケジュールマネジメント
スコープ定義、WBS、スケジュールについて説明する。
第10回[オンライン/online]:モニタリング&コントロール
プロジェクトの進捗管理について説明する。
第11回[オンライン/online]:プロジェクトマネジメントの実務事例
外部講師による講演
第12回[オンライン/online]:プロジェクトマネジメントの実務事例
外部講師による講演
第13回[オンライン/online]:その他のマネジメント
その他のマネジメント項目について説明する。
第14回[オンライン/online]:前回のまとめ
まとめおよび事例紹介、テスト
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
当該授業に関するテーマについて、文献調査等を通じて準備学習をしておく。
復習・宿題等
授業スケジュール(各回の授業テーマと内容)に基づいて、演習を行うので整理すべき点や不明な点を復習する。それでも不明な点については、文献調査を行うまたは講師に質問する。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは、講師がPowerpoint等を使った資料を提示する。
参考書References
授業中に講師が指示する
「プロジェクトマネジメントの教科書」(著者 山戸昭三 出版社 大学教育出版)ISBN978-4-86692-222-5 C3034
成績評価の方法と基準Grading criteria
・講義・演習への参加姿勢(40%)、提出物(60%)
・座学で学んだ知識および自分で調べた情報を使ってチーム演習やレポート作成を行う。
・ビデオ学習を行った場合はクイズにて理解確認を行う。
・参加度合いが75%(21コマ=2100分=35時間)以上に満たない場合には、評価の対象としない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
経営情報戦略科目およびITCケース研修との関連や必要なツールと技法を紹介する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学生は、PC持参のこと(講義および自プロジェクトなどの資料の閲覧、演習、発表に際に利用)。
その他の重要事項Others
・単独での受講も可能であるが「プロジェクトデザインマネジメント(秋学期後半)」の受講も推奨する。
・ITプロジェクトに興味がある場合は、「経営情報戦略」「ITCケース研修」にてマネジメントすべきITプロジェクトの設定を学ぶことができる。
・講師はシステムデザイン・マネジメントの学位を持ち、プロジェクトマネジメンントとソリューションデザインに関する研究およびコンサルティング、教育、制度設計などの実務経験がある。PMP、ITコーディネータ、CBAPの資格も有する。
・質問・相談がある場合には、
1.メールで講師に、質問・相談内容(日時、質問事項など)、希望日時などを伝えてください。
2.講師からの連絡をお待ちください。