人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
PSY600J2（心理学 / Psychology 600）論文研究指導Master's Thesis Research
丹羽 郁夫Ikuo NIWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | S1106 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多多他-その他 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
臨床心理学専攻 研究指導科目 |
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Outline (in English)
Course outline
This subject aims to allow students to create a master's thesis with originality and high clinical value.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to complete a master's thesis
Learning activities outside of classroom
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria /Policies
Final grade will be decided based on the approach to master's thesis making(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この科目はオリジナリティがあり、臨床的価値が高い修士論文を学生が作成できるのを目指す。
到達目標Goal
修士論文の完成。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP3」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
修士論文を作成するため、先行研究の検索、研究テーマの設定、データ解析の方法、調査結果の解釈、論文の構成などについて個別に指導する。また課題などのフィードバックは学習支援システムなどを通じて行う予定である。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
修士論文の作成の進め方とタイムテーブル
第2回[対面/face to face]：文献検索と収集の仕方①
文献の検索と収集の仕方
第3回[対面/face to face]：文献検索と収集の仕方②
文献検索と収集の実践
第4回[対面/face to face]：研究テーマの絞り込み①
関心の報告
第5回[対面/face to face]：研究テーマの絞り込み②
関心を絞り込む
第6回[対面/face to face]：研究テーマの絞り込み③
明確にされた関心に関連する先行研究の探索
第7回[対面/face to face]：研究テーマの絞り込み④
関連する先行研究から関心の絞り込み
第8回[対面/face to face]：研究テーマの決定
研究テーマの決定
第9回[対面/face to face]：調査方法の検討①
研究テーマに合った調査方法の検討
第10回[対面/face to face]：調査方法の検討②
研究テーマに関する先行研究の調査方法を探索
第11回[対面/face to face]：調査方法の検討③
研究テーマに合った先行研究の調査方法を検討
第12回[対面/face to face]：調査方法の検討④
研究テーマに合った先行研究の調査方法の絞り込み
第13回[対面/face to face]：調査方法の検討⑤
研究テーマに合った調査方法の決定
第14回[対面/face to face]：調査の実施
調査の実施の指導
第15回[対面/face to face]：調査データの解析方法の検討①
調査で得たデータの解析方法の検討
第16回[対面/face to face]：調査データの解析方法の検討②
解析方法を絞り込む
第17回[対面/face to face]：解析結果①
基本的な統計結果を出す
第18回[対面/face to face]：解析結果②
必要な解析をほぼ全て行う
第19回[対面/face to face]：解析結果の解釈①
結果の解釈を行う
第20回[対面/face to face]：解析結果の解釈②
結果全体を説明できる物語の構築
第21回[対面/face to face]：論文執筆①
論文執筆の開始
第22回[対面/face to face]：論文執筆②
先行研究の再検討の執筆
第23回[対面/face to face]：論文執筆③
目的と方法の執筆
第24回[対面/face to face]：論文執筆④
調査結果の執筆
第25回[対面/face to face]：論文執筆⑤
調査結果の修正
第26回[対面/face to face]：論文執筆⑥
考察の執筆
第27回[対面/face to face]：論文執筆⑦
考察の修正
第28回[対面/face to face]：論文の最終チェック
完成した修士論文の最終チェック
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
指導前は、修士論文の作成を進め、その進行状況と疑問点などを報告できるように準備をすることが求められます。指導の後は、教員からの助言やコメントを修士論文の作成に反映させる改善が求められます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しない。
参考書References
研究テーマと研究方法に応じて重要な参考図書を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
修士論文作成への取り組み(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
現状を維持します。
その他の重要事項Others
研究の進み具合に応じて変更することがある。
担当教員の専門分野
臨床心理学（子どもの心理療法、D.W.ウィニコット、移行対象など）とコミュニティ心理学（コンサルテーション、ストレス、ソーシャルサポートなど）
＜主要研究業績＞
『コンサルテーションとコラボレーション』（共編著、金子書房、2022年）
『ジェラルド・キャプランのメンタルへルスコンサルテーションの概観』（単著、コミュニティ心理学研究18(2)、2015年）
『最初の児童分析家ヘルミーネ・フーク－ヘルムートの児童分析の技法について』（単著、現代福祉研究14、 2014年）主な研究業績>
『中国帰国者におけるソーシャル・サポート利用の精神健康への影響』（単著、コミュニティ心理学研究）2(2)、1999年）