人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
PSY500J2（心理学 / Psychology 500）グループ・アプローチ特論Group Psychotherapy
大竹 直子Naoko OTAKE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | S1024 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多現福‐202 |
| 配当年次Grade | 1・2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
臨床心理学専攻 専門展開科目（専門技能科目） |
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Outline (in English)
After reviewing the development of group approaches and the meaning, forms, application and theory of group approaches, we will learn the significance and practicality of group approaches and deepen understanding experientially.
【Learning Objectives】
The goals of this course are to deepen the understanding of the theory of group approach, to deepen self-understanding and human understanding, and to acquire attitude as a group facilitator.
【Learning activities outside of classroom】
It is advisable to join an intensive group such as the Basic Encounter Group. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
【Grading Criteria /Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end report: 50%、in class contribution: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
グループ・アプローチの発展、グループ・アプローチの意味、形態、適用、理論を概観した上で、臨床場面における治療的グループ・アプローチ、教育的グループ・アプローチ、成長傾向のグループ・アプローチの意義と実際を学習するとともに、体験的に理解を深めます。
到達目標Goal
グループ・アプローチへの理解を深めるとともに、あらためて自己理解を深め、人間理解を深め、グループ・ファシリテーターとして必要な視点や態度を習得することを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP3」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
概要
グループ・アプローチの理論
グループ・アプローチの実際
グループ体験
グループ・ファシリテーターの役割
方法
講義
演習（グループ体験）
実習（ファシリテーター体験）
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：オリエンテーション
授業の計画、ねらい、進め方など
演習①
2[対面/face to face]：グループアプローチの理論（１）発展、形態、適応
講義①
ディスカッション①
3[対面/face to face]：ベーシック・エンカウンター・グループ
ＶＴＲ
ディスカッション②
4[対面/face to face]：グループ体験（１）構成的グループエンカウンター
演習①
5[対面/face to face]：教育的グループ・アプローチの理論と実際
講義②
ディスカッション③
6[対面/face to face]：グループ体験（２）非言語のグループワーク
演習②
7[対面/face to face]：治療的グループ・アプローチの理論と実際
講義③
ディスカッション④
8[対面/face to face]：グループ体験（３）非構成的グループ
演習③
9[対面/face to face]：グループ体験（４）成長傾向のグループ
演習④
10[対面/face to face]：グループアプローチの理論（２）対象・構造・内容
講義④
ディスカッション⑤
11[対面/face to face]：グループ体験（４）ファンタジーグループ
演習⑤
12[対面/face to face]：グループ体験（５）サイコドラマ
演習⑥
13[対面/face to face]：グループ・アプローチの理論（３）ファシリテーターの役割
講義⑤
ディスカッション⑥
14[対面/face to face]：まとめ
講義⑥
ディスカッション⑦
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ベーシック・エンカウンター・グループなどの集中的グループに参加することが望ましいです。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
必要に応じて適宜紹介します。
参考書References
講義の中で提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート５０％、討論への参加５０％、
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業では、グループアプローチを体験的に理解するために、グループワーク、ディスカッションなどを多く取り入れています。「グループで話し合うことで、さまざまな視点で理解することができた」「自分と向き合う機会になった」などのフィードバックをいただきました。
授業内の限られた時間と空間の中ですが、皆さんに安心してグループ体験をしていただけるよう、また体験をとおして自己理解の機会となるよう工夫をしていきたいと考えております。
担当教員の専門分野等
<専門領域> カウンセリング、グループ・アプローチ
<研究テーマ> 主体性の回復、自己表現支援、教師・保育士のサポートグループなど
<主要研究業績>
①「カウンセリングの理論①来談者中心療法」『カウンセリングの理論と方法』（北樹出版，2021年9月）
②「『教師を支える会』の役割と教師の立ち直りのプロセス」『教師が悩んだときに読む本』（図書文化社，2021年3月）
③「教師対象のサポートグループ『教師を支える会』における教師の変容過程とサポートグループが果たした機能－メンタルヘルス不調に陥った数名の教師に焦点を当てて－」（日本心理臨床学会大会ポスター発表，2020年８月）
④「祈りと心理療法」『最新トランスパーソナル心理技法』（コスモスライブラリー、2015）
⑤『やさしく学べる保育カウンセリング』（金子書房、2014年8月）
⑥『自己表現ワークシート』『自己表現ワークシート２』（図書文化社、2005年3月、2008年6月） ほか
オフィスアワー
授業の開始前または授業後に教室で質問・相談を受け付けます。