人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
PSY500J2（心理学 / Psychology 500）教育心理学特論Educational Psychology
望月 聡Satoshi MOCHIZUKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | S1013 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多現福‐217 |
| 配当年次Grade | 1・2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
臨床心理学専攻 専門展開科目（基礎心理科目） |
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Outline (in English)
[Course outline]
Educational psychology is a discipline that empirically explores the scientific basis of education using psychological methods, and also considers the application of these findings to educational and life situations. It includes the areas of development, teaching-and-learning, cognition, society, personality, clinical practice, special needs, school psychology, and measurement-evaluation-research methods.
In this class, you will learn about the overall picture and trends of educational psychology research and its relationship to practical activities, and think about the application of clinical psychological research and/or practice.
[Learning Objectives]
You will gain an overview of the entire field of educational psychology, including development, teaching-and-learning, cognition, society, personality, clinical psychology, special support, school psychology, measurement-evaluation-research methods, and learn and understand the theories and methods of educational psychology research.
After that, you will learn about the development of practical activities and support for clinical psychology, school psychology, and special needs education in the field of education in particular, so that you can connect research and practical activities.
[Learning activities outside of classroom]
It is necessary to read the designated literature carefully in advance.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
[Grading Criteria /Policies]
Evaluation will be based on a combination of report results (40%) and in-class contribution (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
教育心理学は、心理学の手法を用いて、教育の科学的基礎を実証的に探究し、また、その知見の教育や生活場面への応用まで考える学問です。そこには、発達、教授・学習・認知、社会、人格、臨床、特別支援、学校心理学、測定・評価・研究法などの領域があります。
本授業では、教育心理学研究の全体像と動向、実践活動との関わりについて学び、臨床心理学の研究や実践への応用について考えます。
到達目標Goal
発達、教授・学習・認知、社会、人格、臨床、特別支援、学校心理学、測定・評価・研究法などの教育心理学の全体を俯瞰し、教育心理学研究の理論や手法を学び、理解します。
その後特に、教育分野における臨床心理学・学校心理学・特別支援教育の実践活動・支援の展開に関して学び、研究と実践活動を接続できるようにします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
演習形式です。教育心理学会が発行している『教育心理学年報』に掲載された展望論文、『教育心理学研究』に掲載された実践研究論文を題材として、発表担当者が解説し、受講者全員でディスカッションを行います。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
授業概要を説明します。
第2回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(1)】
乳幼児・児童期の発達に関する研究動向を学びます。
第3回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(2)】
青年期以降の発達に関する研究動向を学びます。
第4回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(3)】
教授・学習・認知に関する研究動向を学びます。
第5回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(4)】
教育社会心理学に関する研究動向を学びます。
第6回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(5)】
パーソナリティに関する研究動向を学びます。
第7回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(6)】
教育臨床心理学に関する研究動向を学びます。
第8回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(7)】
特別支援教育に関する研究動向を学びます。
第9回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(8)】
学校心理学に関する研究動向を学びます。
第10回[対面/face to face]：【教育心理学の研究動向と展望(9)】
測定・評価・研究法に関する研究動向を学びます。
第11回[対面/face to face]：【教育心理学と実践活動(1)】
教育分野における臨床心理学の実践活動・支援の展開を学びます。
第12回[対面/face to face]：【教育心理学と実践活動(2)】
教育分野における学校心理学の実践活動・支援の展開を学びます。
第13回[対面/face to face]：【教育心理学と実践活動(3)】
教育分野における特別支援教育の実践活動・支援の展開を学びます。
第14回[対面/face to face]：まとめ
学習内容を振り返り、教育心理学研究と臨床心理学等の実践活動のつながりについて議論します。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
指定された文献を事前に精読する必要があります。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しません。
参考書References
『教育心理学年報』 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/arepj/-char/ja/
『教育心理学研究』 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjep/-char/ja
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポートの結果（40％）と平常点（60％）を総合して評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
教育心理学は上記の通り間口の広い学問なので、研究動向の全体像を把握しようとするとどうしても“広く浅く”になりがちです。各回の論文解説の後のディスカッションで内容を深めていきたいと考えます。
担当教員の専門分野等
神経心理学、認知行動病理学